京成3700形電車

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青砥駅にて。

京成3700形電車とは、京成電鉄にて1991年から所属している車両。

概要[編集]

イメージアップとバリアフリー対応で生まれた。京成電鉄としては初のVVVFインバーター制御を採用。

増備[編集]

11年間にわたり増備が続き、途中での仕様変更もあり、最終的に8連15本、6連2本の計132両体制となった。

更新[編集]

2012年頃より更新工事が行われた。一部窓の固定化や京成3000形に準じる車内内装となった。更新後の一部は客室ドア付近の固定ガラスが廃止され、軽量化を図った。

2024年頃より、3788Fを筆頭に機器更新が行われている。VVVFインバータを従来のGTO制御からsicと思われるものに換装されたほか、前照灯のLED化、運番表示器の白色LED化などが行われている。

リース[編集]

2003年から北総鉄道に合計4本32両がリースされ、同社の7300形7800番台となった。

うち1本(3748編成→7818編成)は2020年6月に青砥駅で脱線事故を起こし6連化され京成線に復帰。2両は事故廃車された。

更にこれとは別に1本が千葉ニュータウン鉄道にリースされ、同社の9800形となっている。

運用離脱[編集]

先述の2両の廃車後、3788編成が脱線事故を起こしたが、6両化されて何らかの不具合を起こしていた3748編成の上野方2両と差し替えられ、残る6両は廃車陸送された。

更に、新3788編成も駆動方式が異なるせいなのか、何らかの不具合を起こし2023年12月以降運用に入っていなかったが、2024年2月26日より機器更新の為試運転を行っている。