快特 (京急)
快特とは、京浜急行電鉄で採用されている列車種別の1つである。
概要[編集]
「快特」は快速特急の略称。 しかし京急では1997年に種別名を快速特急 から 快特に変更した。
京浜急行電鉄は120km運転で有名だが120km運転を行うのはこの快特のみ。特急と急行は最高速度110km。
また、120km運転は品川~横浜の間だけで、横浜から先は最高速度が他の種別同様110km。
運行形態[編集]
早朝~朝、深夜は運転されないがそれ以外の時間帯ではほぼ全ての時間帯で運転している。
昼間は空港線系統が羽田空港発着の快特が20分に1本(ただし2本に1本はエアポート快特)。
本線系統は2扉クロスシート車両2100形使用の泉岳寺~京急久里浜または三崎口間の快特(A快特)が20分に1本運転されている。
ダイヤ改正により日中の都営線、京成線からの直通の快特(SH快特)が全て特急に格下げされた。なお残存している三崎口方面の朝夕直通は9時、10時には2本、16時に1本、19時〜22時に9本のみとなっている。
B快特(通勤快特)[編集]
京急には、始発駅~金沢文庫間特急、金沢文庫~品川間が快特運転の列車が平日朝に存在する。金沢文庫駅で種別変更を行うダイヤで、列車番号がBであることからB快特とも呼ばれる。
全列車が都営線には直通しない品川行きで、金沢文庫駅で増結を行う。
また、この「B快特」は平日朝のみの運転で平日帰宅ラッシュや土休日には運転しない。
B快特の品川寄り先頭車両は京急では珍しく女性専用車両を導入しているため注意が必要。
かつては、通勤快特という種別だった。
停車駅[編集]
- 本線
都営線内-泉岳寺駅-品川駅-京急蒲田駅-京急川崎駅-横浜駅-上大岡駅-金沢文庫駅-金沢八景駅-横須賀中央駅-堀ノ内駅-久里浜線内は各駅停車
- 空港線
都営線内-泉岳寺駅-品川駅-京急蒲田駅(エアポート快特は通過)-羽田空港第3ターミナル駅-羽田空港第1・第2ターミナル駅
過去[編集]
YRP野比と京急長沢は1996年、京急蒲田は1998年、堀ノ内、新大津、北久里浜は1999年、金沢八景は2010年より停車。