金沢文庫駅


金沢文庫駅

かなざわぶんこ Kanazawa-bunko
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所在地	横浜市金沢区谷津町384番地
駅番号	KK 49
所属事業者	京浜急行電鉄
所属路線	KK 本線
キロ程	39.5km（品川起点）
駅構造	地上駅（橋上駅）
ホーム	2面4線
開業年月日	1930年（昭和5年）4月1日
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金沢文庫駅（かなざわぶんこえき）は、神奈川県横浜市金沢区にある、京浜急行電鉄（京急）本線の駅。駅番号はKK49。

概要[編集]

横浜市金沢区の中心駅で近隣住民の他にも1970年代から80年代にかけて実施された「金沢地先埋立事業」によって設置された工場への通勤客も利用している。乗り換え路線等はないものの、多くの列車が当駅で増解結や緩急接続をしているため、乗り換え客が多い。運用面でも当駅以南は8両編成が限界となるため列車運行上の拠点にもなっている。

金沢文庫という名前の歴史は、古くは鎌倉時代の武将北条実時が建設した日本最古の武家文庫が発端とされている。現在の同所は歴史博物館となっており、多くの所蔵品が存在している。

駅構造[編集]

12両編成対応の島式ホーム2面4線を有する地上駅。上り線側には横浜方・浦賀方それぞれに複数の引き上げ線があり、始発および連結用車両の待機などに使用される。当駅 - 金沢八景駅間には金沢検車区があり、同所への入出区駅となっている。そのため、当駅が始発・終点となる列車や車両の連結・切り離しやが多数設定されているほか、一部のエアポート急行・普通では車両交換も行われている。

南隣の金沢八景駅との間は京急唯一の複々線区間である。かつてのダイヤでは普通列車同士が同区間で並走することもあった。

のりば[編集]

番線	路線	方向	行先
1・2	KK 本線	下り	横須賀・三浦・逗子方面
3・4	KK 本線	上り	横浜・品川・新橋・日本橋・羽田空港方面

退避・発着[編集]

原則として2・3番線が本線となっており、退避する列車は1・4番線に入線する。現行ダイヤでは日中は上り（品川方面）の快特と普通の緩急接続が行われる。下り（横須賀方面）の接続は隣の金沢八景駅で行われている。

先述の通り、当駅は12両編成が入線できる南限の駅であるため、下りの12両編成の快特は当駅で切り離しを行う。かつては切り離した4両が当駅から普通列車として運行されることも多かったが、現行ダイヤではそのような列車は当駅を境に別列車扱いとなっている。特急は神奈川新町駅下りホームが8両分しかない関係で京急川崎以南は全車が8両で運行される。

上り快特・特急は平日・土曜日の朝を中心に当駅で4両を増結し、12両で運行される列車がある。基本的には前に4両つなげるが、平日朝の快特は後ろに4両つなげる。かつては日中にも多く見られたが、現在は日中時間帯に12両編成で運行する列車は消滅している。

バス路線[編集]

京浜急行バスと大新東バスにより運行されており、新橋駅と品川駅からの深夜急行バスの終点ともなっている。かつては横浜市営バスも乗り入れていた。

西口と東口にバスターミナルを持つほか、国道16号上の金沢文庫停留所がある。