みやこ路快速
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みやこ路快速(みやこじかいそく)とは、JR西日本が京都駅~奈良駅間(奈良線・関西本線経由)で運転している快速列車である。
概要[編集]
JR西日本がアーバンネットワークの奈良線系統で運行する快速列車の一種別である。
もともと奈良線は冷遇された天鉄局を象徴するローカル線であり、国鉄非電化時代は桜井・和歌山線直通の急行「しらはま」→「紀ノ川」の1往復しか優等列車が無く、利用客の多くは並行する近鉄京都線や京阪本線・宇治線に流れていた。
しかし、国鉄民営化後に奈良線がアーバンネットワークに組みこまれて以降は部分複線化や列車の増発など、私鉄から客を奪うための様々なサービス向上がなされた。当列車はその一環として、2001年(平成13年)3月3日に運行が開始された。
かつては停車駅が少なく、京都と奈良を結ぶ役割が強かったが、2003年頃からは宇治など京都府南部と京都・奈良を結ぶ地域輸送の役割も強くなっている。
外国からのジャパンレールパス所持者も奈良観光に多く利用する。
運転概要[編集]
日中はほぼ30分毎に運行されている。 最高速度は複線区間で120km/h、それ以外では95km/hとなっている。
- 所要時間
- 京都~奈良間:約41分
使用車種[編集]
- 全列車で221系を使用。
他の形式はダイヤ乱れや車両の検査などによる代走が起きない限り充当されない。
停車駅[編集]
<>内の稲荷駅は正月ダイヤ時に一部の列車が臨時停車する。
沿革[編集]
- 1991年3月16日 快速列車が、30分間隔で運行開始。当初の停車駅は、宇治、木津のみであった。
- 1992年10月22日 城陽を停車駅に追加。
- 1999年5月10日 六地蔵を停車駅に追加。
- 2001年3月3日 従来の快速を置き換える形で、みやこ路快速が運行開始。
- 2003年3月15日 ダイヤ改正により東福寺駅、玉水駅に停車するようになる。
日本における列車種別 |