1902年

20世紀

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1902年とは、20世紀2年目の年。日本の元号では明治35年。

日本の出来事[編集]

1月[編集]

1月1日 - 興業師の白井松次郎と大谷竹次郎兄弟が経営する京都の明治座が開場。大阪朝日新聞が二人の組み合わせを「松竹」と書いたことから呼称となる。
1月2日 -
- 日本初の色刷り新聞である報知新聞が発行される。
- 東京の上野動物園にドイツから購入したライオンやダチョウなど13種、23頭が到着する。ダチョウはこれが日本初。
1月12日 - 時事新報が時事漫画の掲載を開始。
1月18日 - イギリス人の力持ち興行が横浜の山手公会堂で開催され、怪力が人気を博す。
1月23日 - 陸軍歩兵第5連隊の将兵210人が、猛吹雪の中で青森県八甲田山中で遭難する。
1月25日 -
- 北海道旭川で日本国内最低気温の氷点下41度を記録する。
- 鳩山春子が新聞で、アメリカ式の手軽なパーティのやり方を紹介する。
1月30日 - 日英同盟が締結される。
1月31日 -
- 福島県郡山の田中工場で、野口遵が設計したカーバイト生産が開始（日本初の電化事業）。
- 横浜の山手公会堂で、オーストラリアとアメリカの選手による拳闘試合が開催。
日不詳 -
- 福岡県で前年度の金融不安から、30円から45円で田地を売却する者が急増。
- 血清薬院が500免疫単位のジフテリア血清を製造する。
- 東京の浅草で、犬相撲の興行が開催。
- 在米日本人の間で、ボーリングが大流行（特にシアトルで）。
- 足尾銅山鉱毒事件で、松木村民が全集落を4万円で古河鉱業に売却し、24戸174名が離散（足尾銅山鉱毒事件による消滅した村の最初の事例）。