快速急行
ナビゲーションに移動
検索に移動
快速急行(かいそくきゅうこう)とは、日本の民鉄の列車種別の1つである。
概要[編集]
京急などを除く大手や地方民鉄で設定される急行より停車駅の少ない列車種別で、立ち位置は『運賃だけで乗れる急行』のないJR等に例えると特別快速、新快速、超快速や追加停車のある会社の最速達の快速。
運賃だけで乗れる特急のある線区では特急より遅い。 西武池袋線や西武新宿線、小田急小田原・江ノ島線、近鉄の大阪線[注 1]・奈良線、南海高野線などでは、有料の電車を除けば最速達種別。
名鉄常滑線のように停車駅は特急と同じで特急との違いは特急車両か通勤車両かの違いだけの快速急行(特別停車は考慮しない)や京阪本線のように停車駅は特急より多いが特急と同じ車両を使用して有料座席も営業する快速急行もある。
地方私鉄の富山地方鉄道にも存在する。
現在快速急行を運行している鉄道会社[編集]
- 東武鉄道
- 過去については下記を参照。
- 西武鉄道
- 小田急電鉄
- 名古屋鉄道
- 2005年〜現在は名古屋本線、常滑線、犬山線で主に栄生、大江通過の急行を対象に設定。
- 1980年代に河和線の太田川 - 知多半田間で設定。この時は通称。
- 1990年代後半に、新名古屋 - 東岡崎間で全車一般席特急を改称し、正式種別で設定。
- 京阪電鉄
- 阪急電鉄
- 阪神電鉄
- 標準停車駅は急行と同じで、特急ともあまり変わらない。しかし、阪神なんば線開業前の1990年頃は、西宮駅を境に大阪口で「特急>快急=急行」、神戸口で「快急>特急=急行」という関係であった。
- 南海電鉄
- 近畿日本鉄道大阪線、奈良線
- かつては近鉄京都線でも設定されていた。
- 富山地方鉄道 本線寺田以西および立山線
- 大井川鉄道大井川本線
- 臨時列車なので、毎日運行されない。
この節はまだ執筆途中です。加筆、訂正して下さる協力者を募集中!
派生種別[編集]
- 通勤快急:京阪で存在。
- 区間快速急行:かつて近鉄大阪線で運行。
その他[編集]
東武鉄道では、1991年6月まで、付加料金を徴収する「快速急行」が伊勢崎・日光線に存在した。この列車は「急行より早い列車」ではなく、JRグループにおける「全車指定席の快速列車」的な位置付けだった。
関連項目[編集]
脚注[編集]
- 注
日本における列車種別 |