ホリデー快速おくたま
ホリデー快速おくたま(ほりでーかいそくおくたま)とは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が中央快速線・青梅線で運行する特別快速である。なお、本項ではかつて存在していた類似列車についても記述する。
概要[編集]
現在、3往復の列車が下りが朝に新宿発、上りが夕方に東京着で運行されている。この送り込みのため、土休日の上りに新宿止まりの快速が設定されている。
快速を名乗っているが、運用上は特快として扱われる。そのため、中央線(快速経由)内の停車駅は、中央特快の停車駅とかなり類似している点がある。しかし、青梅線内の停車駅は大きく異なる。これについては後述する。
「ホリデー快速鎌倉」が特急格上げとなって「鎌倉」となって以降、日本国内で唯一かつ最後の「ホリデー快速」を名乗る列車である。
歴史[編集]
国鉄時代の1971年に、東京都西部への観光列車として特別快速「おくたま」「あきかわ」「みたけ」が運転を開始した。当時は休日のみの運転で、冬になると減便も行われていた。JR化後の1990年に「ホリデー快速」を冠するようになり、2001年12月に土休日運転の定期列車に昇格した。
2023年3月のJR東日本ダイヤ改正で「あきがわ」の廃止と「おくたま」の青梅以西での臨時格下げが行われ、「おくたま」を名乗るにもかかわらず青梅駅打ち切りの詐欺列車となった。
停車駅[編集]
青梅線内を含め、通過運転を行う。
- おくたま号
※ 下りは新宿始発・上りは東京まで直通
類似列車[編集]
途中の拝島駅まで「おくたま」と併結し、五日市線の武蔵五日市駅まで直通していた列車。五日市線内は各駅に停車していた。こうした分割併合の関係により、ホリデー快速に充当される編成は、4+6両のE233系のH編成もしくは青編成となっており、10両貫通型のT編成と209系1000番台は運用に就かないこととなっていた。2023年3月12日をもって運行を終了したが、代替として五日市線内に「ホリデー快速おくたま」と接続する普通列車が新設された。
その名の通り、新宿駅〜御嶽駅を結んでいた。2往復が運転され、拝島駅まであきがわ号と併結していた。2001年12月に運行を終了した。
関連項目[編集]
日本における列車種別 |