そごう横浜店

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そごう横浜店
SOGO Yokohama
Yokohama SOGO Building.jpg
そごう横浜店本館全景
店舗概要
所在地〒220-8510
横浜市西区高島2-18-1
開業日1985年昭和69年)9月30日
施設所有者横浜新都市センター
最寄駅横浜駅
最寄IC横浜駅東口ランプ
外部リンクそごう横浜店

そごう横浜店(そごうよこはまてん)とは、神奈川県横浜市西区に所在するセブン&アイ・ホールディングス傘下の株式会社そごう・西武が運営している百貨店。旧そごうグループの名残として横浜そごうとよばれることが多い。建物の正式名称は横浜新都市ビル

概要[編集]

横浜新都市ビルの核テナントとして1985年9月にグランドオープン。開店当時は「横浜が生んだ、世界最大級の百貨店」として開業し、初年度売り上げは世界一のデパートとなっている。

沿革[編集]

  • 1969年昭和44年)5月21日 : 株式会社横浜そごうが設立
  • 1985年(昭和60年)9月30日 : そごう横浜店開業。
  • 2000年平成12年) : 株式会社横浜そごうが、そごうグループの一社として民事再生法の適用を申請。
  • 2001年(平成13年) : 店舗名をそごう横浜店に改称。
  • 2002年(平成14年) : そごうグループの民事再生法の手続きおよびそごう各社の統合により株式会社そごうへと運営主体が変更される。
  • 2006年(平成18年) : ダイニングパーク横浜が開店。
  • 2008年(平成20年)4月15日 - 22年間運用を続けたからくり時計「世界の人形時計」の運用を終了。
  • 2009年(平成21年)8月1日 - 株式会社そごうが株式会社ミレニアムリテイリングと株式会社西武百貨店を吸収合併し、株式会社そごう・西武に商号を変更する。
  • 2015年(平成27年)5月21日 - 京急横浜駅に副駅名「そごう・ポルタ前」が導入される。

構造[編集]

地上11階・地下3階建てとなっている。このほかに神奈川区内にパーキング館が設置されている。

フロア
RF 太陽の広場
10F ダイニングパーク横浜
スカイビル連絡口
9F 市民フロア
スカイビル連絡口
8F こども服・玩具・ディズニーストア・スポーツ・メガネ・催会場
スカイビル連絡口
7F ロフト紀伊国屋書店無印良品
6F インテリア雑貨・呉服・美術工芸品・そごう美術館
5F 紳士服・ゴルフ
4F 婦人服
3F 婦人服・ハンドバッグ
2F インポートブティック・宝飾・時計
横浜駅・パーキング館・マルイシティ横浜連絡口
1F ビューティーフロア
横浜駅東口バスターミナル
B1F 婦人雑貨・インポートブティック・ビューティサロン・化粧品
B2F 大食品館「エブリデイ」
横浜駅横浜ポルタ・マルイシティ横浜連絡口
B3F 横浜駅東口地下駐車場

エレベーター[編集]

本館に3か所、パーキング間に1か所設置されている。本館のエレベータはかつては特注型アクセルシリーズであったが、2012年から2015年にかけて順次リニューアル工事が行われ、特注型エレモーションプラスとなった。改修前のタイプには同時期の建設された他のそごうのエレベーターと同様にアナンセーターやドア開閉時にピヨピヨ音の鳴動があったものの、リニューアル時にこれらのものは撤去された。ピヨピヨ音はここと呉店のみで使用されていたカモメをイメージしたものが使用されていた。

シースルーエレベーター

22人乗り3台が設置されている。地下2階のボタンは常時押された状態となっており、呼び出しがない場合は3機とも地下2階で扉を開けた状態で待機している。

改修前の一時期は右側(W3号機)にて急行運転が行われていた時期があったらしいが、詳細は不明。

南側エレベーター

27名乗り6台が設置されている。このうち西側の2台は地下3階から5階までの間のみの運行となっている。

1985年に発行された「横浜新都市ビル 1985.9 胎動する21世紀へ向けて誇らかにオープン」という資料には、当時の9階の間取り図が記載されており、その中には南側のエレベーターが6台設置されている旨の記載がされている。これらのことから、かつては6台すべてが屋上まで結んでいた。しかし、1990年代後半に現在のスカイビル連絡口建設に伴う用地確保のため、6階以上の部分は撤去された可能性が高い。また、6台が屋上まで結んでいたころには中央の2台が急行運転を行っていた[1]

改修前は2台ごと×3台の群管理方式となっていたが、改修後は東側4台がオフィス方式の群管理となった。この方式は呼び出しボタンを押す回数を減らすことができたものの、それ以上にエレベーターの居場所がわからなくなったことによる不評が多くみられるようになった。

北側エレベーター

24名乗り5台設置されている。土休日を中心にN1号機は添乗員が乗務していることがある。先述のことから、N1号機のみが単独運転となっており、他の4機で群管理となっている。改修前はすべてが独立運転であり、中央のN3号機は急行運転が行われていた。

利用が少ないことや政府からの節電要請を受けて、2022年7月より平日はN1・N2・N3号機の3台のみで運行されている。

パーキング館

合計3台が設置されている。なぜか到着チャイムが標準のものと異なっている。

施設周辺[編集]

脚注[編集]

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  1. 屋上の乗り場案内より

外部リンク[編集]