直通快速
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直通快速(ちょくつうかいそく)は、2008年3月15日から西日本旅客鉄道(JR西日本)アーバンネットワークにて運行されている列車種別。
運行路線[編集]
阪和線[編集]
- 運行の背景
- 天王寺駅構内の大和路線・阪和連絡線の複線化に伴う運行本数の増が可能になったことによる。
- 運行本数
- 平日朝ラッシュ時間帯に上り10本、下り2本運行。
- 運行区間
- 御坊駅・和歌山駅・関西空港駅・日根野駅・鳳駅---大阪環状線外回り西九条駅、大阪駅、京橋駅経由天王寺駅
- 上りは御坊駅から1本、和歌山駅から5本、関西空港駅から3本、日根野駅から3本運転される。
- 下りは和歌山行きが1本、鳳行きが1本運転される。
- 停車駅
- 御坊駅 - (各駅) - 和歌山駅 - 六十谷駅 - 紀伊駅 - 和泉砂川駅 - 日根野駅及び関西空港駅 - りんくうタウン駅 - 日根野駅 - 熊取駅 - 東岸和田駅 - 和泉府中駅 - 鳳駅 - 三国ヶ丘駅 - 堺市駅 - 天王寺駅 - (大阪環状線内各駅) - 大阪駅 - (各駅) - 京橋駅 - (各駅) - 天王寺駅
大和路線・おおさか東線・片町線(学研都市線)・JR東西線[編集]
2019年3月15日から[編集]
- 運行の背景
- 2019年3月16日のダイヤ改正でおおさか東線の放出駅 - 新大阪駅間が開業したことによりルートが変更され、JR東西線を経由しなくなった一方、新幹線接続列車となった。
- 2023年3月18日より、大阪駅 (うめきたエリア)まで延長。JR淡路駅を停車駅に追加した。
- 運行本数
- 朝ラッシュ時に下り4本、夕ラッシュ時に上り4本。
- 運行区間
- 奈良駅〜大阪駅 (うめきたエリア)間
- 停車駅
- 奈良駅 - 郡山駅 - 大和小泉駅 - 法隆寺駅 - 王寺駅 - 久宝寺駅 - JR河内永和駅 - 高井田中央駅 - 放出駅 - JR淡路駅 - 新大阪駅 - 大阪駅 (うめきたエリア)
- 車両
2019年3月15日まで[編集]
- 運行の背景
- おおさか東線の部分開通により、大和路線~片町線・JR東西線への直通が可能になったことによる。これに伴い、大和路線から大阪駅と運賃計算上同等の扱いをおこなっている北新地駅を通過する列車として設定された。
- 運行区間
- 奈良駅〜尼崎駅間
- 車両
過去[編集]
2011年3月11日に発生した東日本大震災により仙石線が長期間不通となったとき、仙台駅~石巻駅で1日1往復直通快速が運転された。 この直通快速はノンストップだったが遠回りの東北本線・石巻線経由だったため高速バスのほうが優勢だった。
直通快速の登場による影響[編集]
阪和線[編集]
大阪環状線直通列車は増便され利便性が向上する一方、223系0/2500番台というアーバンネットワーク内では最も座席数が少ない車両が採用されるため、座席数は激減する。
なお、大阪環状線内は各駅に止まるため、所要時間がかなり延びると思われがちだが、前身にあたる関空快速/紀州路快速において先行の普通列車の後追い運転であったため、阪和線各駅から大阪駅までの所要時間は1,2分程度しか変わらない。
また、「トラブルにより定時性が損なわれている」と有名な阪和線から1時間に6本も直通することには、通勤時間帯の大阪環状線内のダイヤに大きな影響を与えるのではないかと懸念する声もある。
大和路線、おおさか東線[編集]
おおさか東線への直通により、実質奈良方面からJR難波駅、大阪駅へ直通する列車が減便される。柏原市の広報によると、おおさか東線直通による従来利用者(天王寺、JR難波、大阪方面へ向かう客)の利便性低下の対策として、柏原駅から快速がJR難波駅まで運転されることがわかっている(快速は、現在の区間快速JR難波行きである)。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
日本における列車種別 |