JR桜井線
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西日本旅客鉄道 U 桜井線(万葉まほろば線) | |
---|---|
基本情報 | |
通称 | 万葉まほろば線 |
国 | 日本 |
所在地 | 奈良県 |
種類 | 普通鉄道(在来線・地方交通線) |
起点 | 奈良駅[1] |
終点 | 高田駅[1] |
駅数 | 14駅[1] |
電報略号 | サラセ[2] |
路線記号 | U |
開業 | 1893年5月23日 |
全通 | 1899年10月14日[1] |
所有者 | 西日本旅客鉄道 |
運営者 | 西日本旅客鉄道 |
車両基地 | 吹田総合車両所日根野支所新在家派出所ほか |
使用車両 | 使用車両の節を参照 |
路線諸元 | |
路線距離 | 29.4 km[1] |
軌間 | 1,067 mm(狭軌) |
線路数 | 全線単線 |
電化方式 | 直流1,500 V 架空電車線方式 |
閉塞方式 | 自動閉塞式(特殊) |
保安装置 | ATS-SW |
最高速度 | 85 km/h |
桜井線(さくらいせん)は、奈良県奈良市の奈良駅から奈良県大和高田市の高田駅までを結ぶ西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線(地方交通線)である[1]。2010年3月13日から「万葉まほろば線」(まんようまほろばせん)の愛称が使用されており[1][3]、「桜井線」と案内されることはほとんどない。
概要[編集]
奈良盆地の東端・南端の各集落・都市を結ぶローカル線。
桜井以北は奈良、天理の近郊路線として機能するが、桜井以西は和歌山線香芝駅まで近鉄大阪線と並行し、三重県以上にJRが完全劣勢である。
ダイヤ[編集]
平日の日中は毎時片道1本の線内運行中心だが、朝夕に香芝方面への直通列車もある。土休日の日中は桜井以北で本数が毎時片道1本増加する。
過去の運行形態[編集]
1984年9月まで、京都と和歌山を直通する急行「紀ノ川」(更に遡ると急行「しらはま」)が当線を運行していた。また、1980年9月まで、当線を経由する新宮発名古屋行の片道のみの急行「しらはま」も運行されていた。
共に線内の停車駅は天理と桜井[注 1]で、高田で逆編成となっていた。
駅一覧[編集]
駅名 | 駅間 営業キロ |
累計 営業キロ |
接続路線 | 線路 | 所在地 |
---|---|---|---|---|---|
奈良駅 | - | 0.0 | 西日本旅客鉄道:Q 関西本線(大和路線) (JR-Q36)・D 奈良線[* 1] (JR-D21) | ◇ | 奈良市 |
京終駅 | 1.9 | 1.9 | ◇ | ||
帯解駅 | 2.9 | 4.8 | ◇ | ||
櫟本駅 | 2.5 | 7.3 | ◇ | 天理市 | |
天理駅 | 2.3 | 9.6 | 近畿日本鉄道:H 天理線 (H35) | ◇ | |
長柄駅 | 3.0 | 12.6 | | | ||
柳本駅 | 1.7 | 14.3 | ◇ | ||
巻向駅 | 1.6 | 15.9 | | | 桜井市 | |
三輪駅 | 2.1 | 18.0 | ◇ | ||
桜井駅 | 1.7 | 19.7 | 近畿日本鉄道:D 大阪線 (D42) | ◇ | |
香久山駅 | 2.0 | 21.7 | | | 橿原市 | |
畝傍駅 | 3.0 | 24.7 | ◇ | ||
金橋駅 | 2.6 | 27.3 | | | ||
高田駅 | 2.1 | 29.4 | 西日本旅客鉄道:T 和歌山線 | ◇ | 大和高田市 |
有人駅は奈良駅・天理駅・桜井駅・高田駅(桜井駅のみJR西日本交通サービスによる業務委託駅、それ以外はJR西日本直営駅)のみで、そのほかは無人駅である。無人駅ではICカード専用の簡易型自動改札機および、ICカード対応の自動券売機が設置されている。
過去の接続路線[編集]
関連項目[編集]
参考文献[編集]
- 『JR時刻表』各号、交通新聞社。
- 川島令三編著『東海道ライン - 全線・全駅・全配線』(9) 奈良・東大阪、講談社、2009年。ISBN 978-4-06-270019-1。
- 曽根悟(監修) 『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』42号 阪和線・和歌山線・桜井線・湖西線・関西空港線、朝日新聞出版分冊百科編集部、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年5月16日。
脚注[編集]
- 注
- 出典
- ↑ a b c d e f g 『歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』42号 15頁
- ↑ 日本国有鉄道電気局 『鉄道電報略号』、1959年9月17日、22頁。
- ↑ 桜井線の愛称名「万葉まほろば線」に決定!(インターネットアーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2009年12月24日