舞子駅
舞子駅* | |
---|---|
まいこ Maiko | |
◄JR-A70 垂水 (2.0km) (1.9km) 朝霧 JR-A72► | |
所在地 | 神戸市垂水区東舞子町3-1 |
駅番号 | JR-A71 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | A 山陽本線(JR神戸線) |
キロ程 | 15.1km(神戸起点) 大阪から48.2km |
電報略号 | マコ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- | 18,856人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1896年(明治29年)7月1日** |
乗換 | 舞子公園駅(山陽電気鉄道本線) |
備考 | 直営駅 みどりの窓口 神 神戸市内駅 * 1899年までの名称は「舞子公園」 |
舞子駅(まいこえき)は、兵庫県神戸市垂水区にある西日本旅客鉄道山陽本線の鉄道駅(旅客駅)である。
概要[編集]
島式ホーム1面2線の地上駅である。明石、神戸方面への近郊列車が主に発車する。
駅構造[編集]
2階に改札口が、1階にホームが設置されている。ホームは1,2番線がある。
- 出入口の一覧
- 出口 - 2階。山陽舞子公園駅との乗換に便利。
- 番線の一覧
- 1番線 - 明石方面
- 2番線 - 神戸方面
発車する列車[編集]
路線・方向順に記す。方向欄の数字は停車駅間距離[km]を表す。
種別 | 方向 | 本数 |
---|---|---|
備考 | 乗場 | |
明石方面 | ||
快速 普通 |
舞子 1.9 朝霧 2.4 明石 3.4 西明石 | 4本/時(大久保方面) 4本/時(西明石行) |
網干行、西明石行など。 大久保方面行の快速と、西明石行普通が半数ずつ発車する。快速は、朝霧のみ通過する。合わせて、一時間あたり8本の運行が基本だが、昼前・夕方・夜と平日朝は12本発車する。 |
1番線 | |
須磨・神戸方面 | ||
快速 | 舞子 2.0 垂水 5.8 須磨 5.5 兵庫 1.8 神戸 | 4本/時 |
米原行、野洲行など。 朝は運行しない。山陽電鉄の直通特急とライバル関係にある。一時間あたり4本の運行が基本だが、平日朝は1本、深夜は3本運行する。 |
2番線 | |
普通 | 舞子 2.0 垂水 2.9 塩屋 2.9 須磨 | 4本/時 |
四条畷行など。 各駅停車。一時間あたり4本の運行が基本だが、朝・夕方・夜は8本、深夜は3本運行する。 |
2番線 |
各方面への本数[編集]
- 高砂方面
- 隣接する山陽電車の駅から山陽電車を利用した方が良い。
- 神戸方面
- ハーバーランドへは、当駅の利用が便利。快速が毎時4本発車する。
- 新開地へは、隣接する山陽電車の駅を利用する方が便利。
- 明石方面
- 魚の棚など明石市街へは、隣接する山陽電車の駅を利用する方が便利。
- 明石公園へは、当駅の利用が便利。快速・普通合わせて毎時8本発車する。
- 須磨方面
- 須磨寺や離宮公園へは、隣接する山陽電車の駅を利用する方が便利。
- 須磨海水浴場へは、当駅の利用が便利。快速が毎時4本、普通が毎時4本発車する。
- 滝の茶屋方面
- 舞子公園駅から山陽電車を利用した方が良い。
時刻毎の本数[編集]
種別 | 行先 | 各時刻帯の時間あたりの本数 | |||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 0 | 1 | 2 | ||
快速 |
網干 加古川,etc |
1 | 4 | 5 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 2 | 2 | |||||
西明石 | 1 | ||||||||||||||||||||||||
普通 | 加古川 西明石 |
2 | 4 | 7 | 10 | 8 | 6 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 7 | 8 | 8 | 8 | 8 | 8 | 7 | 7 | 4 | 1 | |||
快速 |
米原 野洲,etc |
1 | 5 | 1 | 2 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 3 | 3 | ||||||
普通 |
高槻 四条畷,etc |
1 | 7 | 7 | 12 | 9 | 7 | 6 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 9 | 8 | 8 | 8 | 8 | 6 | 3 | 3 |
種別 | 行先 | 各時刻帯の時間あたりの本数 | |||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 0 | 1 | 2 | ||
快速 |
網干 加古川,etc |
1 | 3 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 3 | 2 | 2 | |||||
普通 |
西明石 |
2 | 3 | 5 | 8 | 7 | 7 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 7 | 8 | 8 | 8 | 8 | 8 | 5 | 7 | 4 | 1 | |||
快速 |
米原 野洲,etc |
1 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 3 | 3 | 3 | ||||||
普通 |
高槻 四条畷,etc |
1 | 5 | 8 | 8 | 8 | 7 | 6 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 9 | 8 | 8 | 8 | 6 | 6 | 4 | 3 |
沿革[編集]
- 1896年(明治29年)7月1日 - 山陽鉄道(現在の山陽本線)、明石-垂水間に新設開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道駅となる。
- 1998年(平成10年)3月14日 - 明石海峡大橋開通と連動して、快速停車駅となる。
利用状況[編集]
垂水区西部の玄関駅となっていて、利用客が多い。特に、出口がホームの西端にあるので、混雑する。
駅周辺[編集]
現在は開発されているが、古来より風光明媚な土地として有名。また、明石海峡大橋のほぼ真下にホームがある。
バス路線[編集]
山陽バスと神戸市バスが多聞・星陵台方面のバスを、高速バス各社が淡路島・四国方面のバスが運行している。 以下、方向順に記載する。[]内は乗場の位置を、()内は運行事業者を示し、詳細は後述。
行先 | 系統番号 | 乗場 | 備考 |
---|---|---|---|
多聞方面 | |||
朝霧駅、掖済会病院方面 | 52,191(a) | [庚3] | 毎時3本運行 |
多聞台、学園都市駅方面 | 54,直(a) | [庚4] | 毎時4本運行 |
学が丘、学園都市駅方面 | 53,学(a) | [庚5] | 毎時5本運行 |
星陵台方面 | |||
星陵台経由 垂水駅、学園都市駅方面 | 51,59(a) | [庚1] | 毎時6本運行 |
高知・松山方面(長距離高速バス) | |||
高知行 | 高速(b) | [癸1] | 一日5本運行 |
宇和島行 | 高速(b) | [癸1] | 一日1本運行 |
松山行 | 高速(b) | [癸1] | 2時間に1本運行 |
脇町経由 松山行 | 高速(b) | [癸1] | 一日1本運行 |
徳島・高松方面(中距離高速バス) | |||
阿南・室戸方面 | 高速(b) | [癸1] | 一日5本運行 |
徳島駅行 | 高速(b) | [癸1] | 毎時2-3本運行 |
大塚美術館経由 徳島駅行 | 高速(b) | [癸1] | 朝・昼過ぎ運行 |
阿波池田行 | 高速(b) | [癸1] | 一日2本運行 |
観音寺行 | 高速(b) | [癸1] | 休日運行 |
丸亀行 | 高速(b) | [癸1] | 一日6本運行 |
高松行 | 高速(b) | [癸1] | 2時間サイクルに2本運行 |
洲本方面(近距離高速バス) | |||
志筑経由 洲本行 | 高速(b) | [癸2] | 毎時1本運行 |
洲本IC経由 洲本行 | 高速(b) | [癸2] | 朝のみ運行。かけはし号など 一部[癸1]発 |
福良行 | 高速(b) | [癸2] | 毎時1本運行 |
陸の港西淡行 | 高速(b) | [癸2] | 夕方・夜運行。くにうみライナー |
北淡路方面(快速バス) | |||
ニジゲンノモリ経由 洲本行 | 高速(b) | [癸2] | 一日5本運行。かけはしニジゲンノモリ号 |
淡路インター経由 洲本・福良方面 | 高速(b) | [癸2] | 毎時1-2本運行。かけはし号など 一部[癸1]発 |
淡路インター経由 五色方面 | 高速(b) | [癸2] | 毎時1本運行 一部[癸1]発 |
東浦行 | 高速(b) | [癸2] | 毎時1本運行。大磯号 |
野島経由 北淡インター行 | 高速(b) | [癸2] | 1-2時間に1本運行。北淡路西海岸ライン 一部[癸1]発 |
北淡インター経由 北淡・野島循環 | 高速(b) | [癸1] | 朝・夜運行。北淡路西海岸ライン |
※乗場位置詳細
- [庚1]:駅南方バス乗り場、階段後方最後尾、51・59系統乗場(舞子駅前)
- [庚3]:駅南方バス乗り場、階段前方、52系統乗場(舞子駅前)
- [庚4]:駅南方バス乗り場、階段前方、54系統乗場(舞子駅前)
- [庚5]:駅南方バス乗り場、階段前方列先頭、53系統乗場(舞子駅前)
- [癸1]:駅東方、高速道路南行車線、1番乗場(高速舞子)
- [癸2]:駅東方、高速道路南行車線、2番乗場(高速舞子)
※運行会社詳細
- (a):山陽バス、神戸市バス
- (b):高速バス各社
鉄道駅へのバスワープ[編集]
路線 | 駅 | 乗場 | 系統番号 | 本数 |
---|---|---|---|---|
神戸市営地下鉄西神山手線 | 学園都市駅 | [庚5] | 53 | 毎時5本 |
JR牟岐線 JR徳島線 JR高徳線 |
徳島駅 | [癸1] | 高速 | 毎時2-3本 |
隣の駅[編集]
その他[編集]
舞子駅は、新大阪駅や新神戸駅より、西明石駅の方が圧倒的に近い。そのため、東京-舞子を新幹線で移動する際、西明石駅を経由する人は多い。
この時、乗車券の券面表示は「神戸市内-東京都区内、西明石駅経由」という、いかにも遠回りしている様な表示になる。明石・舞子あたりの駅係員だと、周辺の距離感覚が分かっているので平然と切符を購入させてもらえる。しかし、東京で購入する時は厄介で、「新神戸で降りてもいいですよね?」と聞かれ、「これ、西明石での折り返し乗車になりますよね?」と間違った指摘をする駅係員も珍しくなく、すんなり購入するのが難しい。
なお、JRで決められている運賃規則では、新大阪-西明石間を、新幹線と在来線で別路線とみなす規則があるので、折り返し乗車にあたらない。また、確かに逆戻りと言えなくはないのだが、舞子-西明石は7.7kmで、新横浜-横浜の7.9kmより短く、新函館北斗-函館の17.9kmと比べればその半分にも満たない距離である。
関連項目[編集]
- 新舞子駅 - 当地に因んだ駅。
外部リンク[編集]
- 舞子駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道