山陽垂水駅

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山陽垂水
さんようたるみ
SY 10 東垂水 (1.0km)
(1.1km) 霞ヶ丘 SY 12
所在地兵庫県神戸市垂水区神田町1-37
駅番号SY 11
所属事業者山陽電気鉄道
所属路線本線
キロ程9.6km(西代起点)
梅田から46.7kmkm
駅構造高架駅
ホーム2面2線
開業年月日1917年大正6年)4月12日
乗換垂水駅JR神戸線

山陽垂水駅(さんようたるみえき)は、兵庫県神戸市垂水区神田町1-37にある、山陽電気鉄道本線。駅番号はSY 11

JR神戸線垂水駅に隣接している。

概要[編集]

神戸市垂水区の中心駅。直通特急の停車駅で、姫路方面への優等列車が発車する。JR垂水駅と隣接していて、西明石方面へのローカル電車が利用可能である。

駅構造[編集]

地上1階に改札口が、2階にホームが設置されている。JRへの乗換は東口が便利だが、JRのPLiCO改札が閉鎖される早朝・深夜は西口の方が便利。

  • 出入口の一覧
    • 東改札口 - 1階。日中から夜にかけては、JR垂水駅との乗換に便利。
    • 西改札口 - 1階。朝と深夜は、JR垂水駅との乗換に便利。
  • 番線の一覧
    • 上り - 神戸方面
    • 下り - 姫路方面

発車する列車[編集]

路線・方向順に記す。方向欄の数字は停車駅間距離[km]を表す[1]。発車ホームは、上りと下りで分かれている。

種別 方向 本数
備考 乗場
舞子・藤江・姫路方面
直通特急 垂水  1.9  舞子公園  4.2  明石  11.6  東二見  10.0  高砂 4本/時
姫路行など。
西行の看板列車。一時間あたり4本の運行が基本だが、平日夜は5本、深夜は3本発車する。
 下りホーム
S特急 垂水  1.1  霞ヶ丘  5.0  明石  4.7  藤江  6.9  東二見 深夜のみ
姫路行、または飾磨行。
直通特急と普通の中間的存在だが、深夜に一日3本のみが運行する。なお平日の朝には、後述のS特急と同じ停車駅の普通が13分間隔で一日3本発車する。
 下りホーム
普通 垂水  1.1  霞ヶ丘  0.8  舞子公園  0.9  西舞子 4本/時
姫路行など。
各駅停車。朝には、S特急と同じ停車駅の普通列車も発車する。各駅停車は、一時間あたり4本の運行が基本だが、平日夜は5本、深夜は3本発車する。
 下りホーム
滝の茶屋・神戸方面
直通特急
S特急
垂水  5.9  須磨  1.1  月見山  1.6  板宿  1.9  高速長田 4本/時
大阪梅田行など。
朝は滝の茶屋にも停車する他、滝の茶屋・西代・大開停車のS特急も発車する。日中は半数が西代・大開停車。夕方以降にも、西代・大開停車の直通特急や、さらに滝の茶屋にも停まるS特急が一部ある。全て合わせて、一時間あたり4本の運行が基本だが、平日朝は10本、平日夜と休日朝は5本、深夜は2本運行する。
 上りホーム
普通 垂水  1.0  東垂水  0.8  滝の茶屋  1.0  塩屋 4本/時
阪急神戸三宮行、須磨行など。
各駅停車。一時間あたり4本の運行が基本だが、朝と平日夜は5本、平日深夜は3本運行する。
 上りホーム


各方面への本数[編集]

姫路方面
直通特急が毎時4本発車する。
明石方面
魚の棚など明石市街へは、当駅の利用が便利。直通特急が毎時4本、時間帯によりS特急が利用可能である。
明石公園へは、隣接するJR垂水駅を利用する方が便利。
神戸方面
新開地方面へは、当駅の利用が便利。直通特急が毎時4本利用可能である。
ハーバーランド方面へは、隣接するJR垂水駅を利用する方が便利。
舞子方面
高速バス乗場へは、当駅の利用が便利。直通特急が毎時4本、普通毎時4本利用可能である。
舞子公園など海辺へは、隣接するJR垂水駅を利用する方が便利。
滝の茶屋方面
普通が毎時4本発車する。


時刻毎の本数[編集]

平日の時刻毎の運行本数
種別 行先 各時刻帯の時間あたりの本数
3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 0 1 2
直通特急
 
姫路
 
1 4 4 5 4 4 4 4 4 4 4 4 5 5 5 5 4 3 2
S特急
普通[m]
姫路
高砂,etc
3 1 2
普通
[M]
姫路
東二見,etc
3 4 5 4 5 4 4 4 4 4 4 4 5 5 5 5 5 3 2 1
霞ヶ丘 1
直通特急
[t]
大阪梅田
御影
2 4 4 4 4 4 4 4 4 5 5 4 4 2 2
直通特急[T]
S特急
大阪梅田
三宮,etc
2 5 8 7 2 2 1
普通
 
神戸三宮
須磨,etc
3 5 5 5 5 4 4 4 4 4 4 4 4 4 5 5 4 3 2 1
記号の説明
  [M]:各駅停車、[m]:霞ヶ丘からS特急に種別変更、[T]:滝の茶屋停車、[t]:滝の茶屋通過
休日の時刻毎の運行本数
種別 行先 各時刻帯の時間あたりの本数
3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 0 1 2
直通特急
 
姫路
 
1 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 3 2
S特急
 
姫路
飾磨
1 2
普通
 
姫路
東二見,etc
3 4 4 4 5 4 4 4 4 4 4 4 5 4 4 4 4 3 2 1
霞ヶ丘 1
直通特急
[t]
大阪梅田
御影
1 4 4 4 4 4 4 4 5 3 4 4 4 2 2
直通特急[T]
S特急
大阪梅田
神戸三宮
1 4 6 5 3
普通
 
神戸三宮
須磨,etc
2 5 4 5 4 4 4 4 4 4 4 4 5 4 4 4 4 4 2 1
記号の説明
  [T]:滝の茶屋停車、[t]:滝の茶屋通過

歴史[編集]

1917年に開業。

利用状況[編集]

駅周辺[編集]

駅北側に商店街が、駅南側に海神社と垂水の古い町並みが広がる。漁港があり、海が近い。

バス路線[編集]

星陵台方面、名谷方面への路線がある。山陽バスが運行している(一部神戸市バスとの共同運行)。 以下、方向順に記載する。[]内は乗場の位置を、()内は運行事業者を示し、詳細は後述。

行先 系統番号 乗場 備考
舞子方面(JR神戸線・山陽電車西行と並行)
霞ヶ丘循環 1(a) [庚2]
星陵台経由 舞子駅行 59(b) [辛2]
星陵台方面
北舞子経由 西舞子方面 6(a) [庚2] 毎時1本運行
星陵高校経由 清水ヶ丘・ゴルフ場方面 2,7など(a) [辛1] 毎時5本運行
星陵高校経由 学園都市駅行 48,171(b) [辛2] 毎時2本運行
上高丸団地経由 ゴルフ場・名谷駅方面 4,5,8(a) [庚1] 毎時4本運行
名谷方面
上千鳥行 10(a) [壬3] 毎時2本運行
東名谷経由 学園都市・名谷駅方面 11,12,13(a) [壬2] 毎時6本運行
つつじが丘方面 23(a) [壬1] 毎時5本運行
塩屋北町・東垂水公民館方面 30,57(b) [壬3] 毎時2-3本運行

※乗場位置詳細[2]

[庚1]:駅西口バス乗り場、線路側後方(垂水駅、4,5,8系統乗場)
[庚2]:駅西口バス乗り場、線路側前方(垂水駅、1,6系統乗場)
[辛1]:駅西口バス乗り場、ジャスコ側前方(垂水駅、2,3,7,環系統乗場)
[辛2]:駅西口バス乗り場、ジャスコ側後方(垂水駅、48,59,171系統乗場)
[壬1]:駅東口、1番乗場(垂水東口)
[壬2]:駅東口、2番乗場(垂水東口)
[壬3]:駅東口、3番乗場(垂水東口)

※運行会社詳細

(a):山陽バス
(b):山陽バス、神戸市バス


鉄道駅へのバスワープ[編集]

路線 乗場 系統番号 本数
神戸市営地下鉄西神山手線 名谷駅 [壬2] 12,13 毎時3本


隣の駅[編集]

出典・脚注[編集]

  1. 平均的な停車駅間隔を、欄冒頭の色で表している。大まかな目安は、 :200km以上、  :60-200km、  :25-60km、  :8-25km、  :3-8km、  :1-3km、  :1km未満。
  2. かつて、霞ヶ丘・星陵台方面のバス乗り場は山陽垂水駅構内(現在の東改札口)に、名谷方面のバス乗り場は駅から徒歩7-8分離れた所に二か所あった(垂水東口、垂水鈴木橋)。西口と東口それぞれのバスターミナル名が異なるのは当時の名残である。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

阪神大阪梅田阪急神戸三宮新開地方面<<)西代 - 板宿 - 東須磨 - 月見山 - 須磨寺 - 山陽須磨 - 須磨浦公園 - 山陽塩屋 - 滝の茶屋 - 東垂水 - 山陽垂水 - 霞ヶ丘 - 舞子公園 - 西舞子 - 大蔵谷 - 人丸前 - 山陽明石 - 西新町 - 林崎松江海岸 - 藤江 - 中八木 - 江井ヶ島 - 西江井ヶ島 - 山陽魚住 - 東二見 - 西二見 - 播磨町 - 別府 - 浜の宮 - 尾上の松 - 高砂 - 荒井 - 伊保 - 山陽曽根 - 大塩 - 的形 - 八家 - 白浜の宮 - 妻鹿 - 飾磨 - 亀山 - 手柄 - 山陽姫路
路面併用区間(1968年4月廃線) 電鉄兵庫 - 長田 - 西代