山陽明石駅

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山陽明石駅*
さんようあかし
Sanyo-Akashi
SY 16 人丸前 (0.8km)
(1.2km) 西新町 SY 18
所在地兵庫県明石市大明石町一丁目4-1[1]
駅番号SY 17
所属事業者山陽電気鉄道
所属路線本線
キロ程15.7km(西代起点)
梅田から52.8km
駅構造高架駅[1]
ホーム2面4線[1]
乗車人員
-統計年度-
15,011人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日1917年大正6年)4月12日**[1][2]
乗換明石駅JR神戸線[1]
* 改称経歴(1931年の駅統合以降)
- 1943年 明石駅前駅→電鉄明石駅
- 1991年 電鉄明石駅→山陽明石駅

** 兵庫電気軌道明石駅前駅としての開業日。1931年に神戸姫路電気鉄道明石駅を統合。
Wikipedia-logo.png山陽明石駅

山陽明石駅(さんようあかしえき)は、兵庫県明石市大明石町一丁目にある、山陽電気鉄道本線。駅番号はSY 17

明石市の中心駅で、JR神戸線明石駅に隣接している。

概要[編集]

事実上の、明石市の中心駅で、明石市の旧市街に位置している。JR神戸線の乗換駅としても機能している。

駅構造[編集]

地上2階に改札口が二か所、3階にホームが設置されている。ホームは1,2,3,4番線がある。JRとの乗換は西改札を使う。

  • 出入口の一覧
    • 西改札 - 2階。JR明石駅との乗換(改札外)に便利。
    • 東改札 - 2階
  • 番線の一覧
    • 1番線 - 藤江方面、普通の一部
    • 2番線 - 藤江・高砂方面の大部分
    • 3番線 - 垂水・神戸方面の大部分
    • 4番線 - 垂水方面、普通の一部

発車する列車[編集]

路線・方向順に記す。方向欄の数字は停車駅間距離[km]を表す[3]

種別 方向 本数
備考 乗場
藤江・二見・高砂方面
直通特急 明石  11.6  東二見  10.0  高砂  5.5  大塩  8.1  飾磨  3.8  姫路 4本/時
姫路行など。
西行の看板列車。JRの新快速とライバル関係にある。朝と夕方は荒井・白浜の宮にも停車する。一時間あたり4本の運行が基本だが、平日夜は5本、深夜は3本発車する。
 2番線
S特急 明石  4.7  藤江  6.9  東二見  1.3  西二見  1.3  播磨町  2.3  別府 朝・深夜
姫路行、または高砂行。
直通特急と普通の間の存在。朝と深夜限定で、一日3本ずつ発車する。
 2番線
普通 明石  1.2  西新町  1.5  林崎松江海岸  2.0  藤江 4本/時
姫路行など。
各駅停車。一時間あたり4本の運行が基本だが、平日夜は5本、深夜は3本発車する。
 2番線
一部1番線
垂水神田町・神戸方面
直通特急
S特急
明石  4.2  舞子公園  1.9  垂水  5.9  須磨 4本/時
大阪梅田行など。
朝は滝の茶屋に停車する他、朝と夕方にのみ、舞子公園通過、霞ヶ丘・滝の茶屋停車のS特急が運行される。JRの快速とライバル関係にある。一時間あたり4本の運行が基本だが、朝と平日夕方・夜は5本、深夜は2本の運行となる。
 3番線
普通 明石  0.8  人丸前  0.6  大蔵谷  1.9  西舞子  0.9  舞子公園 4本/時
阪急神戸三宮行、須磨行など。
各駅停車。JRの普通とライバル関係にある。一時間あたり4本の運行が基本だが、朝と平日夜は5本、平日深夜は3本の運行となる。
 3番線
一部4番線


各方面への本数[編集]

高砂・加古川方面
高砂など沿岸部へは、当駅の利用が便利。直通特急が毎時4本発車する。
加古川など国道2号線沿いへは、隣接するJRの駅を利用する方が便利。
大阪方面
隣接するJRの駅を利用した方が良い。
二見方面
直通特急が毎時4本、時間帯によりS特急が利用可能である。
土山方面
隣接するJRの駅を利用した方が良い。
神戸方面
新開地へは、当駅の利用が便利。直通特急が毎時4本利用可能である。
ハーバーランドへは、隣接するJRの駅を利用する方が便利。
藤江方面
普通が毎時4本発車する。
垂水方面
海神社や舞子公園など海辺へは、隣接するJRの駅を利用する方が便利。
垂水区役所や商店街へは、当駅の利用が便利。直通特急が毎時4本、普通が毎時4本発車する。


時刻毎の本数[編集]

平日の時刻毎の運行本数
種別 行先 各時刻帯の時間あたりの本数
3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 0 1 2
直通特急
 
姫路
 
4 5 4 4 4 4 4 4 4 4 4 5 5 5 5 5 3 2
S特急
 
姫路
高砂,etc
3 3
普通
 
姫路
東二見,etc
2 4 5 4 5 4 4 4 4 4 4 4 5 5 5 5 5 3 3 1
直通特急
[t]
大阪梅田
御影
2 4 4 4 4 4 4 5 3 5 5 5 3 2 2
直通特急
[T]
大阪梅田
 
3 5 5 4 2
S特急
 
神戸三宮
新開地
4 1 3
普通
 
神戸三宮
須磨,etc
4 5 6 4 5 4 4 4 4 4 4 3 4 5 5 4 4 3 3
記号の説明
  [T]:滝の茶屋停車、[t]:滝の茶屋通過
休日の時刻毎の運行本数
種別 行先 各時刻帯の時間あたりの本数
3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 0 1 2
直通特急
 
姫路
 
4 4 4 5 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 3 2
S特急
 
姫路
飾磨
3
普通
 
姫路
東二見,etc
2 4 4 4 5 4 4 4 4 4 4 4 5 4 4 4 4 3 3 1
直通特急
[t]
大阪梅田
御影
2 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 3 2 2
直通特急
[T]
大阪梅田
 
1 5 4 5 2
S特急
 
神戸三宮
 
1 1
普通
 
神戸三宮
須磨,etc
3 4 5 5 4 4 4 4 4 4 4 4 5 4 4 3 4 4 3
記号の説明
  [T]:滝の茶屋停車、[t]:滝の茶屋通過

歴史[編集]

兵庫電気軌道の明石駅前停留所と、神姫電鉄の明石駅を、統合してできた駅である。当初は地上駅であったが、1991年に高架化された。

利用状況[編集]

JR神戸線との乗換客が多い。関東私鉄ではさしずめ京成船橋駅のような駅。

駅周辺[編集]

駅周辺は明石市の旧市街である。明石公園(明石城)、魚の棚商店街や本町へは西改札から、銀座通りへは東改札から出ると近い。

バス路線[編集]

神姫バスが運行し、神戸市西区方面を中心に多くのバス路線が設定されている。以下、方向順に記載する。 []内は乗場番号を表す。[1] - [10]乗場は駅南側に、[11][13]乗場は駅東口に、[14]乗場はJR明石駅の北側に設置されている。詳細は明石駅バス停も参照。

行先 系統番号 乗場 備考
西明石、玉津曙方面(JR神戸線・山陽電車西行と並行)
林崎方面 70,71,76 5
硯町、貴崎方面 73,77 5
硯町、西明石方面 1 11
興亜池公園行 快18 5
硯町・玉津曙経由 滝川第二高校行 30 4
硯町・玉津曙経由 西神中央・三木方面 36,43,44 3
がんセンター・玉津曙経由 西明石駅方面 20,22など 14
大道町方面 21 14
こどもセンター・玉津曙経由 出合中野住宅行、中村行 29 6
高津橋、北別府方面
市民病院口経由 玉津北環状方面 27 6 毎時1本運行
【直通】川崎重工西神戸工場行 13 8 朝のみ運行
市民病院口・高津橋経由 櫨谷方面 13,15 9 毎時3本運行
市民病院口経由 伊川谷方面 14 10 毎時3本運行
赤羽グリーンタウン方面
市民病院口経由 赤羽グリーンタウン方面 16 6 毎時1-2本運行
上ノ丸経由 赤羽神社南行 86 2 一日1本のみ
明石高校・伊川谷・朝霧方面
学園都市行 特急 4 1-2時間に1本運行、午前中心
上ノ丸経由 朝霧山手町方面 85 2 毎時1本運行
上ノ丸経由 明舞団地方面 80,84,etc 1 毎時6本運行
黒橋経由 免許試験場・伊川谷方面 57,66など 7 毎時7本運行
市役所方面(短距離路線)
明石市役所行 70,80など 13

鉄道駅へのバスワープ[編集]

路線 乗場 系統番号 本数
神戸市営地下鉄西神山手線 伊川谷駅 7 56,57,66 毎時5.5本


隣の駅[編集]

脚注[編集]

出典[編集]

  1. a b c d e 『兵庫の鉄道全駅 私鉄・公営鉄道』 神戸新聞総合出版センター、2012年12月10日、108頁。ISBN 9784343006745
  2. 「駅の変遷」、『山陽電気鉄道百年史』、山陽電気鉄道株式会社、2007年11月、 389-390頁。
  3. 平均的な停車駅間隔を、欄冒頭の色で表している。大まかな目安は、 :200km以上、  :60-200km、  :25-60km、  :8-25km、  :3-8km、  :1-3km、  :1km未満。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

阪神大阪梅田阪急神戸三宮新開地方面<<)西代 - 板宿 - 東須磨 - 月見山 - 須磨寺 - 山陽須磨 - 須磨浦公園 - 山陽塩屋 - 滝の茶屋 - 東垂水 - 山陽垂水 - 霞ヶ丘 - 舞子公園 - 西舞子 - 大蔵谷 - 人丸前 - 山陽明石 - 西新町 - 林崎松江海岸 - 藤江 - 中八木 - 江井ヶ島 - 西江井ヶ島 - 山陽魚住 - 東二見 - 西二見 - 播磨町 - 別府 - 浜の宮 - 尾上の松 - 高砂 - 荒井 - 伊保 - 山陽曽根 - 大塩 - 的形 - 八家 - 白浜の宮 - 妻鹿 - 飾磨 - 亀山 - 手柄 - 山陽姫路
路面併用区間(1968年4月廃線) 電鉄兵庫 - 長田 - 西代