JR山陽本線
山陽本線 | |
---|---|
基本情報 | |
通称 | 山陽線(神戸駅 - 門司駅間) 和田岬線(兵庫駅 - 和田岬駅間) 路線愛称 JR神戸線(神戸駅 - 姫路駅間) |
国 | 日本 |
所在地 | 兵庫県、岡山県、広島県、山口県、福岡県 |
種類 | 普通鉄道(在来線・幹線) |
起点 | 神戸駅[2][1][3] |
終点 | 門司駅 |
駅数 | 131駅(貨物駅含む) |
電報略号 | サヨホセ |
路線記号 | A(神戸 - 上郡間) S(上郡 - 岡山間) W(岡山 - 福山間) X(福山 - 三原間) G(糸崎 - 広島間) R(広島 - 岩国間) JA(下関 - 門司間) |
開業 | 1888年11月1日 |
全通 | 1901年5月27日(神戸 - 下関間) 1942年7月1日(全線) |
所有者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) (神戸 - 下関間、兵庫 - 和田岬間)[2] 九州旅客鉄道(JR九州) (下関 - 門司間)[4] |
運営者 | JR西日本・JR九州(第1種鉄道事業者)および 日本貨物鉄道(JR貨物) (神戸 - 北九州貨物ターミナル間 第2種鉄道事業者)[1] |
使用車両 | 使用車両を参照 |
路線諸元 | |
路線距離 | 534.4 km(神戸 - 門司間) 2.7 km(兵庫 - 和田岬間) |
軌間 | 1,067 mm |
線路数 | 複々線(神戸 - 西明石間、海田市 - 広島間) 複線(西明石 - 海田市間、広島 - 門司間、うち下関 - 門司間は単線並列) 単線(和田岬線) |
電化方式 | 直流1,500 V 交流20,000V・60Hz (門司駅構内) いずれも架空電車線方式 |
閉塞方式 | 自動閉塞式[5] |
保安装置 | ATS-PおよびATS-SW(神戸 - 上郡間・拠点P方式) D-TAS及びATS-SW(白市 - 岩国間) ATS-SW(上郡 - 白市間、岩国 - 下関間、兵庫 - 和田岬間) ATS-SK(下関 - 門司間) |
最高速度 | 130 km/h |
山陽本線(さんようほんせん)は、兵庫県神戸市の神戸駅から福岡県北九州市の門司駅を結ぶ西日本旅客鉄道、日本貨物鉄道の鉄道路線である。これ以外に兵庫駅と和田岬駅とを結ぶ支線、通称、和田岬支線がある。
概要[編集]
東海道本線の終点である神戸駅が起点であるが、神戸駅を始発とする山陽本線の列車はなく、東海道本線から直通する。長大路線である。夜行寝台特急廃止以降、全区間通しで運転する旅客列車はない。
沿線に複数の拠点都市を有していることもあって、普通列車は現在、姫路駅・相生駅・岡山駅・福山駅・糸崎駅(または三原駅)・広島駅・岩国駅・新山口駅・下関駅で運転系統が分かれている。現在は岡山地区の直通区間は姫路駅-三原駅間、広島地区の直通区間は糸崎駅 - 徳山駅間、山口地区の直通区間は岩国駅-下関駅間の3系統に分断され、原則的に糸崎駅・岩国駅での乗り換えが必要となる。
かつては、車両運用上の都合によりこれらの複数の運転系統にわたって運転される長距離列車が終日にわたって設定されていた(多くは広島駅、徳山駅で列車番号を変更して直通運転していた)。しかし、直通利用者の減少や効率化のため、2009年3月14日ダイヤ改正以降はダイヤが整理され、昼間時の快速列車の廃止や列車本数の削減が行われたほか、岡山地区 - 山口地区相互間の長距離列車も大幅に削減された。特に2015年3月に広島地区に227系電車が導入されて以降は、長距離列車の糸崎・岩国分断がさらに顕著になってきている。
2018年の西日本豪雨発生までは糸崎駅 → 下関駅間を走行する列車(2017年3月4日ダイヤ改正までは岡山駅始発)が下り1本のみ存在し、これが日本で最長の距離を走行する普通列車となっていたが、西日本豪雨後の臨時ダイヤで白市駅発に短縮された。2019年3月16日ダイヤ改正では広島地区の運行車両の227系統一に伴い、長らく運転されてきた岡山地区 - 広島地区間の長距離列車、並びに広島地区 - 新山口方面直通の長距離列車が完全に消滅した。
一部の区間は、JR西日本のIC乗車カード「ICOCA」の利用エリア、及びJR九州のIC乗車カード「SUGOCA」の利用エリアとなっている。このうちICOCAの利用エリアは、神戸駅 - 相生駅間と和田岬線はICOCA近畿圏エリアに[6]、和気駅 - 三原駅間は岡山・広島エリアの岡山・福山地区に、三原駅 - 南岩国駅間は岡山・広島エリアの広島地区に、それぞれ分けられている状態が長らく続いていた[7]。加えて、近畿圏エリアの西端である相生駅と岡山・広島エリアの東端である和気駅の間にある有年駅・上郡駅・三石駅・吉永駅は「ICOCA」の利用エリアに含まれておらず、さらに、同区間をまたがっての利用(即ち、近畿圏エリアと岡山・広島エリアとをまたがっての利用)もできなかった。2018年9月15日に両エリアが統合され、有年駅・上郡駅・三石駅・吉永駅でも利用可能となり、旧来のエリアをまたいだ利用も解禁された[8]。
沿線には4つの県庁所在地があり、旅客、貨物とも輸送量が多い路線である。
沿革[編集]
「関門トンネル (山陽本線)」も参照
下関以東のほぼ全区間が明治期に私鉄の山陽鉄道で建設された。社長の中上川彦次郎(福沢諭吉の甥)の方針で、「瀬野八」と通称される八本松〜瀬野間以外は10‰(百分の一)以内に勾配が抑えられ、トンネルも少ない反面、地形に逆らわない曲線区間が非常に多い特徴がある。
- 1901年:山陽鉄道によって神戸〜馬関(現・下関)間が開通。
- 1964年:横川〜小郡(現・新山口)を最後に全線電化が完成。
- 1987年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道、日本貨物鉄道の鉄道路線となる。
駅一覧[編集]
(貨):貨物専用駅、◆・◇・■:貨物取扱駅(貨物専用駅を除く。◇印は定期貨物列車の発着なし、■印はオフレールステーション)
西日本旅客鉄道[編集]
神戸駅 - 姫路駅間[編集]
詳細は「JR神戸線」を参照
兵庫駅 - 和田岬駅間[編集]
詳細は「JR和田岬線」を参照
姫路駅 - 上郡駅間[編集]
- 停車駅
- 新快速・快速・普通…この区間のすべての旅客駅に停車。
- 特急…#優等列車の各列車記事参照。
- この区間は全駅兵庫県に所在。
- 網干駅 - 竜野駅間で揖保郡太子町を通るが、同町内に駅はない。
- この区間については、2020年9月時点で駅ナンバーは姫路駅(JR神戸線#駅一覧参照)を除いて導入されていない。
駅名 | 駅間 営業キロ |
累計 営業キロ |
接続路線 | 所在地 | |
---|---|---|---|---|---|
神戸 から |
東京 から | ||||
直通運転区間 | A 山陽本線(JR神戸線)(神戸・大阪方面) | ||||
姫路駅 | - | 54.8 | 644.3 | 西日本旅客鉄道:🚅︎ 山陽新幹線・A 山陽本線(JR神戸線:JR-A85)・J 播但線・K 姫新線 山陽電気鉄道:本線 …山陽姫路駅(SY 43) |
姫路市 |
英賀保駅 | 4.6 | 59.4 | 648.9 | ||
はりま勝原駅 | 2.8 | 62.2 | 651.7 | ||
網干駅 | 2.9 | 65.1 | 654.6 | ||
竜野駅 | 5.9 | 71.0 | 660.5 | たつの市 | |
相生駅 | 4.5 | 75.5 | 665.0 | 西日本旅客鉄道:🚅︎ 山陽新幹線・A 赤穂線[* 1] | 相生市 |
有年駅 | 7.6 | 83.1 | 672.6 | 赤穂市 | |
上郡駅 | 6.5 | 89.6 | 679.1 | 西日本旅客鉄道:S 山陽本線(岡山方面) 智頭急行:智頭線 |
赤穂郡 上郡町 |
直通運転区間 | S 山陽本線(岡山方面) |
- 直営駅(5駅)
- 姫路駅、英賀保駅、網干駅、相生駅、上郡駅
- 業務委託駅
- JR西日本交通サービス(2駅)
- はりま勝原駅・竜野駅
- JR西日本交通サービス(2駅)
- 無人駅(1駅)
- 有年駅
- みどりの窓口設置駅(3駅)
- 姫路駅・竜野駅・相生駅
- みどりの券売機プラス設置駅(4駅)
- 英賀保駅・はりま勝原駅・網干駅・上郡駅
- みどりの券売機設置駅(2駅)
- 姫路駅・相生駅
上郡駅 - 岡山駅間[編集]
駅ナンバー [9] |
駅名 | 駅間 営業キロ |
累計 営業キロ |
接続路線 | 所在地 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
神戸 から |
東京 から | |||||||
直通運転区間 | A 山陽本線(姫路方面) | |||||||
- | 上郡駅 | - | 89.6 | 679.1 | 西日本旅客鉄道:A 山陽本線(姫路方面) 智頭急行:智頭線 |
兵庫県 赤穂郡 上郡町 | ||
JR-S11 | 三石駅 | 12.8 | 102.4 | 691.9 | 岡山県 | 備前市 | ||
JR-S10 | 吉永駅 | 7.1 | 109.5 | 699.0 | ||||
JR-S09 | 和気駅 | 5.3 | 114.8 | 704.3 | 和気郡 和気町 | |||
JR-S08 | 熊山駅 | 4.6 | 119.4 | 708.9 | 赤磐市 | |||
JR-S07 | 万富駅 | 4.1 | 123.5 | 713.0 | 岡山市 | 東区 | ||
JR-S06 | 瀬戸駅 | 4.5 | 128.0 | 717.5 | ||||
JR-S05 | 上道駅 | 4.7 | 132.7 | 722.2 | ||||
JR-S04 | 東岡山駅 | 3.4 | 136.1 | 725.6 | 西日本旅客鉄道:N 赤穂線(JR-N04)[* 2] | 中区 | ||
JR-S03 | 高島駅 | 2.8 | 138.9 | 728.4 | ||||
JR-S02 | 西川原駅 (西川原・就実駅) |
1.9 | 140.8 | 730.3 | ||||
JR-S01 | 岡山駅 | 2.6 | 143.4 | 732.9 | 西日本旅客鉄道:🚅︎ 山陽新幹線・W 山陽本線(福山方面:JR-W01)・V 伯備線(JR-V01)[* 3]・T 津山線・宇野線(L 宇野みなと線:JR-L01・M 瀬戸大橋線:JR-M01)・U 吉備線(桃太郎線:JR-U01) 岡山電気軌道:東山本線 …岡山駅前停留場(H 01,S 01) |
北区 | ||
直通運転区間 | W 山陽本線(福山方面) |
- 直営駅(5駅)
- 上郡駅、和気駅、瀬戸駅、東岡山駅、岡山駅
- 業務委託駅
- JR西日本中国交通サービス(2駅)
- 高島駅・西川原駅
- JR西日本中国交通サービス(2駅)
- 無人駅(5駅)
- 三石駅・吉永駅・熊山駅・万富駅・上道駅
- みどりの窓口設置駅(3駅)
- 東岡山駅・高島駅・岡山駅
- みどりの券売機プラス設置駅(4駅)
- 上郡駅・和気駅・瀬戸駅・岡山駅
- みどりの券売機設置駅(1駅)
- 高島駅
岡山駅 - 福山駅 - 三原駅間[編集]
詳細は「JR山陽本線 (福山地区)」を参照
糸崎駅 - 白市駅 - 岩国駅間[編集]
詳細は「JR山陽本線 (広島地区)」を参照
岩国駅 - 下関駅間[編集]
- 定期普通列車(快速含む)はこの区間のすべての旅客駅に停車。
- この区間は全駅山口県に所在。
- この区間については、2020年9月時点で駅ナンバーや駅番号は岩国駅(山陽本線 (広島地区)#駅一覧参照)、下関駅(次節参照)を除いて導入されていない。
駅名・操車場名 | 駅間 営業キロ |
累計 営業キロ |
接続路線 | 所在地 | |
---|---|---|---|---|---|
神戸 から |
東京 から | ||||
直通運転区間 | R 山陽本線(広島方面) | ||||
岩国駅◆ | - | 346.1 | 935.6 | 西日本旅客鉄道:R 山陽本線(広島方面:JR-R16)・■岩徳線 錦川鉄道:錦川清流線[* 4] |
岩国市 |
南岩国駅 | 4.6 | 350.7 | 940.2 | ||
藤生駅 | 2.7 | 353.4 | 942.9 | ||
通津駅 | 5.2 | 358.6 | 948.1 | ||
由宇駅 | 3.0 | 361.6 | 951.1 | ||
神代駅 | 5.2 | 366.8 | 956.3 | ||
大畠駅 | 5.1 | 371.9 | 961.4 | 柳井市 | |
柳井港駅 | 4.5 | 376.4 | 965.9 | ||
柳井駅 | 2.8 | 379.2 | 968.7 | ||
田布施駅 | 6.2 | 385.4 | 974.9 | 熊毛郡 田布施町 | |
岩田駅 | 5.5 | 390.9 | 980.4 | 光市 | |
島田駅 | 5.0 | 395.9 | 985.4 | ||
光駅 | 4.8 | 400.7 | 990.2 | ||
下松駅◇ | 6.2 | 406.9 | 996.4 | 下松市 | |
櫛ケ浜駅 | 4.6 | 411.5 | 1001.0 | 西日本旅客鉄道:■岩徳線[* 5] | 周南市 |
徳山駅 | 3.4 | 414.9 | 1004.4 | 西日本旅客鉄道:🚅︎ 山陽新幹線 | |
新南陽駅◆ | 4.1 | 419.0 | 1008.5 | ||
福川駅 | 2.9 | 421.9 | 1011.4 | ||
戸田駅 | 3.8 | 425.7 | 1015.2 | ||
富海駅 | 8.5 | 434.2 | 1023.7 | 防府市 | |
防府駅 | 7.2 | 441.4 | 1030.9 | ||
大道駅 | 7.8 | 449.2 | 1038.7 | ||
四辻駅 | 4.8 | 454.0 | 1043.5 | 山口市 | |
新山口駅 | 5.2 | 459.2 | 1048.7 | 西日本旅客鉄道:🚅︎ 山陽新幹線・■山口線・■宇部線 | |
嘉川駅 | 4.0 | 463.2 | 1052.7 | ||
本由良駅 | 4.5 | 467.7 | 1057.2 | ||
厚東駅 | 10.3 | 478.0 | 1067.5 | 宇部市 | |
宇部駅◆ | 6.5 | 484.5 | 1074.0 | 西日本旅客鉄道:■宇部線 | |
小野田駅 | 3.5 | 488.0 | 1077.5 | 西日本旅客鉄道:■小野田線 | 山陽小野田市 |
厚狭駅◇ | 6.3 | 494.3 | 1083.8 | 西日本旅客鉄道:🚅︎ 山陽新幹線・■美祢線 | |
埴生駅 | 8.3 | 502.6 | 1092.1 | ||
小月駅 | 6.2 | 508.8 | 1098.3 | 下関市 | |
長府駅 | 6.2 | 515.0 | 1104.5 | ||
新下関駅◇ | 5.9 | 520.9 | 1110.4 | 西日本旅客鉄道:🚅︎ 山陽新幹線 | |
幡生駅 | 3.7 | 524.6 | 1114.1 | 西日本旅客鉄道:■山陰本線[* 6] | |
幡生操車場 | 0.8 | 525.4 | 1114.9 | ||
下関駅◆ | 2.7 | 528.1 | 1117.6 | 九州旅客鉄道:JA 山陽本線(門司方面:JA53) |
- 直営駅(9駅)
- 岩国駅・柳井駅・徳山駅・防府駅・新山口駅・宇部駅・厚狭駅・新下関駅・下関駅
- 業務委託駅
- JR西日本中国交通サービス(13駅)
- 南岩国駅・通津駅・由宇駅・大畠駅・田布施駅・光駅・下松駅・櫛ヶ浜駅・新南陽駅・小野田駅・小月駅・長府駅・幡生駅
- JR西日本中国交通サービス(13駅)
- 簡易委託駅(2駅)
- 岩田駅・大道駅
- 無人駅(12駅)
- 藤生駅・神代駅・柳井港駅・島田駅・福川駅・戸田駅・富海駅・四辻駅・嘉川駅・本由良駅・厚東駅・埴生駅
- みどりの窓口設置駅(14駅)
- 岩国駅・南岩国駅・由宇駅・大畠駅・田布施駅・光駅・下松駅・徳山駅・新南陽駅・防府駅・新山口駅・厚狭駅・幡生駅・下関駅
- みどりの券売機プラス設置駅(4駅)
- 岩国駅・柳井駅・宇部駅・下関駅
- みどりの券売機設置駅(6駅)
- 徳山駅・防府駅・新山口駅・小野田駅・小月駅・長府駅
九州旅客鉄道[編集]
詳細は「JR山陽本線 (JR九州)」を参照
廃止区間[編集]
( )内は起点からの営業キロ。
- 貨物支線:兵庫臨港線(1984年廃止)
- 兵庫駅 (0.0 km) - 新川駅 (1.5 km) - 神戸市場駅 (2.7 km)
- 新川駅 (0.0 km) - 兵庫港駅 (1.9 km)
- 貨物支線(1979年廃止)
- 姫路駅 (0.0 km) - 姫路市場駅 (1.5 km)
- 貨物支線(1942年廃止)
- 下関駅 (0.0 km) - 下関港駅 (1.3 km)
廃駅・廃止信号場[編集]
( )内は神戸駅起点の営業キロ。廃止区間や和田岬線のものを除く。
- 明石操車場:明石駅 - 西明石駅間 (22.4 km)
- 小久保信号場:西明石駅付近(約22.9 km)
- 魚住信号場:魚住駅付近 (29.0 km)
- 平岡信号場:東加古川駅 - 加古川駅間 (35.9 km)
- 林田川仮信号場:網干駅 - 竜野駅間 (約67.2 km)
- 西原信号場:相生駅 - 有年駅間 (78.9 km)
- 千種川仮信号場:有年駅 - 上郡駅間 (約88.2 km)
- 栗原信号場:上郡駅 - 三石駅間 (約94.0 km)
- 梨ヶ原信号場:上郡駅 - 三石駅間 (97.9 km)
- 谷村信号場:三石駅 - 吉永駅間 (約105.5 km)
- 金剛川仮信号場:吉永駅 - 和気駅間 (約112.5 km)
- 砂川仮信号場:瀬戸駅 - 上道駅間 (約129.6 km)
- 百間川仮信号場:高島駅 - 西川原駅間 (140.0 km)
- 中井信号場:現在の西川原駅付近 (140.6 km)
- 岡山操車場:岡山駅 - 西岡山駅間 (145.9 km)
- 高梁仮信号所:倉敷駅 - 西阿知駅間 (約162.5 km)
- 金浦仮信号場:笠岡駅 - 大門駅間 (188.7 km)
- 金浦信号場:笠岡駅 - 大門駅間 (約190.6 km)
- 山波信号場:東尾道駅 - 尾道駅間 (216.9 km)
- 木原信号場:尾道駅 - 三原駅間 (226.2 km)
- 荻路信号場:三原駅 - 本郷駅間 (238.3 km)
- 郷原信号場:本郷駅 - 河内駅間 (250.0 km)
- 入野信号場:河内駅 - 入野駅間 (259.3 km)
- 上瀬野信号場:八本松駅 - 瀬野駅間 (284.2 km)
- 阿品信号場:阿品駅付近 (324.7 km)
- 賀撫津信号場:宮島口駅 - 大野浦駅間 (328.2 km)
- 八坂信号場:大野浦駅 - 玖波駅間 (334.4 km)
- 小方信号場:玖波駅 - 大竹駅間 (338.6 km)
- 新港信号場:大竹駅 - 岩国駅間 (343.3 km)
- 川下信号場:岩国駅 - 南岩国駅間 (348.0 km) …在日米軍岩国基地専用線の分岐点。
- 尾津信号場:岩国駅 - 南岩国駅間 (349.4 km)
- 東原仮信号場:神代駅 - 大畠駅間 (368.7 km)
- 西原仮信号場:神代駅 - 大畠駅間 (369.1 km)
- 相地信号場:神代駅 - 大畠駅間 (369.2 km)
- 神代駅(初代):現在の神代駅 - 大畠駅間 (約370.4 km)
- 立野信号場:岩田駅 - 島田駅間 (394.0 km)
- 田ノ浴信号場:戸田駅 - 富海駅間 (432.9 km)
- 防府貨物駅:富海駅 - 防府駅間(437.2 km)…末期はオフレールステーションのみの営業であったため、貨物駅から施設扱いに移行。
- 牟礼仮信号場:富海駅 - 防府駅間 (437.6 km)
- 佐波川信号場:防府駅 - 大道駅間 (445.7 km)
- 上清水信号場:本由良駅 - 厚東駅間 (472.7 km)
- 善和信号場:本由良駅 - 厚東駅間 (475.8 km)
- 炭山信号場:厚狭駅 - 埴生駅間 (498.9 km)
- 福田信号場:厚狭駅 - 埴生駅間 (499.5 km)
- 松屋信号場:埴生駅 - 小月駅間 (505.8 km)
- 滑石信号場:長府駅 - 新下関駅間 (517.0 km)
- 桜山信号場:幡生駅 - 下関駅間
過去の接続路線[編集]
神戸駅 - 姫路駅間については「JR神戸線#過去の接続路線」を参照
- 網干駅:北沢産業網干鉄道
- 網干駅:播電鉄道
- 有年駅:赤穂鉄道
- 和気駅:同和鉱業片上鉄道
- 東岡山駅:西大寺鉄道
- 笠岡駅:井笠鉄道本線
- 福山駅:鞆鉄道線
- 尾道駅:尾道鉄道
- 広島駅:宇品線
- 岩国駅:岩国電気軌道
- 防府駅:防石鉄道
- 新山口駅:大日本軌道山口支社線
- 宇部駅:船木鉄道
- 小月駅:長門鉄道
- 幡生駅:山陽電気軌道
- 下関駅:山陽電気軌道
沿革[編集]
西南戦争といった士族の反乱によって政府に鉄道の建設を行う余裕はなかった。そこで政府は民間に鉄道建設を認めることとした。そこで登場したのが山陽鉄道であった。
その他[編集]
この節はまだ執筆途中です。加筆、訂正して下さる協力者を募集中!
- 1934年12月から1944年9月まで、麻里布(現・岩国)- 柳井 - 櫛ケ浜間は、山陽本線から切り離されて、柳井線の路線名となった。しかし、貨物輸送力増強に迫られたのと光駅、下松駅周辺で軍施設が増強されたため、柳井線が複線化されることになり、山陽本線の区間に戻った。
- 上記の柳井線の複線化で、山寄りの短絡ルートは路線整備から切り捨てられ、岩徳線となった一方、関西側では戦時中に開業の国鉄篠山線を挟んだ、八木(山陰本線)- 篠山 - 谷川 - 西脇 - 北条町 - 姫路間の山岳迂回線が構想された。
関連項目[編集]
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ↑ a b 国土交通省鉄道局監修『鉄道要覧』平成28年度版、電気車研究会・鉄道図書刊行会、p.60
- ↑ a b 国土交通省鉄道局監修『鉄道要覧』平成28年度版、電気車研究会・鉄道図書刊行会、p.42
- ↑ “JR神戸駅の距離標一新 消えた私鉄の歴史刻む”. 神戸新聞 (神戸新聞社). (2017年10月5日) 2017年10月23日閲覧。
- ↑ 国土交通省鉄道局監修『鉄道要覧』平成28年度版、電気車研究会・鉄道図書刊行会、p.53
- ↑ 平成27年度鉄道統計年報 - 国土交通省
- ↑ ご利用可能エリア 近畿圏エリア|ICOCA:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道
- ↑ ご利用可能エリア 岡山・広島エリア|ICOCA|ICOCA:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道
- ↑ 2018年9月15日から 近畿から北陸・岡山へ!ICOCAがご利用可能に - 西日本旅客鉄道、2018年5月30日
- ↑ a b 岡山・福山エリア 8路線82駅への「駅ナンバー」の導入について - 西日本旅客鉄道、2020年7月28日