JR常磐緩行線
東日本旅客鉄道(JR東日本) JL 常磐緩行線 | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 東京都、千葉県、茨城県 |
起点 | 綾瀬駅 |
終点 | 取手駅 |
駅数 | 14駅 |
経由路線 | 常磐線 |
路線記号 | JL |
開業 | 1971年4月20日(運行開始) |
所有者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
運営者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
車両基地 | 松戸車両センター、松戸車両センター我孫子派出所、綾瀬検車区(東京メトロ車)、海老名検車区(小田急車) |
使用車両 | E233系2000番台 東京メトロ16000形 小田急4000形 |
路線諸元 | |
路線距離 | 29.7 km |
軌間 | 1,067 mm |
線路数 | 複線 |
電化方式 | 直流1,500 V 架空電車線方式 |
閉塞方式 | 車内信号閉塞式 |
保安装置 | ATC-10、ATO |
最高速度 | 90 km/h |
常磐緩行線(じょうばんかんこうせん)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線のうち、東京都足立区の綾瀬駅から茨城県取手市の取手駅までの各駅停車の電車が運行される線路(緩行線)である。
混同しがちだが、北千住駅から綾瀬駅は東京メトロ千代田線である。
概要[編集]
路線記号はJL (JR Jōban Line Local service)。 国鉄時代の通勤五方面作戦で常磐線が複々線化したとき、快速とは線路も行先も別々になった。東京、松戸、柏のローカル輸送を担っている。常磐線を走っているが、旧磐城国は勿論、旧常陸国へ行く列車も皆無(取手は旧下総国)。
ほぼ全ての電車がC東京メトロ千代田線と乗り入れしている。北千住では千代田線ホームを使用するが、JR・メトロとも改札内での乗換が可能である。
東京地区の電車特定区間(E電)の運転系統の一つである。東京メトロ千代田線と直通運転を行い、東京都心と千葉県北西部(東葛地域)の松戸・柏・我孫子地区および茨城県南部の取手の各都市を各駅停車で結んでいる。また、一部電車は千代田線代々木上原駅を経由し、小田急小田原線伊勢原駅まで直通している。
JRの前身である日本国有鉄道(国鉄)の時代、通勤客の増大に伴い、列車およびターミナルである上野駅・日暮里駅の混雑緩和を目的として、通勤五方面作戦の一環として北千住駅 - 我孫子駅間の複々線化が1971年(昭和46年)に行われ、同時にそれまで各駅停車として上野駅 - 取手駅間を運転していた電車の緩急分離が行われた。以降、線路の通称として各駅停車が走行する線路が「常磐緩行線」、新設された快速電車と取手以北直通の列車が走行する線路が「常磐快速線」と呼ばれるようになった。この緩急分離により、各駅停車は帝都高速度交通営団(営団地下鉄、現・東京地下鉄)千代田線と直通運転を行う現在の形態となった(後述)。その後1982年(昭和57年)に緩行線が取手駅まで延伸され、現在の形態となっている。
一部の駅にのみホームがある快速線に対して、緩行線は全駅にホームがあり、運転される電車もすべて各駅停車である。
ダイヤグラム・運行システム・車両は直通する千代田線と一体化したものである。常磐快速線との渡り線は松戸駅・我孫子駅付近に設置されているが、保安システムが異なるため緩行線と快速線の直通運転を行う定期列車は設定されていない。
東京のJRの放射路線としては、唯一都心(上野、東京、新橋)にも山手副都心(山手線沿線)にもJRの管轄区間だけでは至らない系統であるため、千代田線の北千住駅 - 西日暮里駅間を経由しJR線に乗り継ぐ場合に通過連絡運輸の特例も設定されている。
2024年度下旬からはワンマン運転を行うことが決まっている。
複々線区間は全線にわたって踏切がなく、直通線区以外から乗り入れてくる車両もないため、将来導入を予定している技術の実験として使われることも多い。実際、発車メロディなどの実験が行われている。
呼称について[編集]
旅客案内上は、東京メトロ千代田線の北千住駅 - 綾瀬駅間を含んだ北千住駅 - 綾瀬駅 - 我孫子駅 - 天王台駅 - 取手駅間の運転系統名として「常磐線各駅停車」「常磐線(各駅停車)」と呼称されている。
北千住駅 - 綾瀬駅間はJR線として運賃計算する場合と東京メトロ線として運賃計算する場合の2つに分かれる特殊な区間となっている。なお、JR東日本は北千住駅 - 綾瀬駅間の第二種鉄道事業者ではないため、厳密には東京メトロの単独区間である。そのため、北千住駅 - 綾瀬駅間のみを利用する場合は、東京メトロの特定運賃(150円)として扱われる。
各駅停車は地下鉄千代田線との直通運転により一体的に運用されているため、各駅停車は地下鉄区間とあわせて「千代田線」と呼ばれる場合がある。市販されている地図にも千代田線と表記したものがあるほか、不動産物件にも「千代田線北松戸駅」「地下鉄千代田線北柏駅」等の案内がある。不動産ポータルサイトなどでは「(JR)千代田・常磐緩行線」などの表記も散見される。
運行形態[編集]
早朝から朝方と深夜の主に出入庫に伴う一部の線内運転電車を除き、ほぼすべての電車が東京メトロ千代田線に、さらに一部の電車は小田急小田原線伊勢原駅まで直通運転する。なお、2016年3月改正以前は、JR車に小田急の保安装置が装備されなかったため、小田急線への直通運転は今よりはるかに少なかった。実態としては千代田線とほぼ一体化した運転系統を形成している。
日中は千代田線 - 我孫子駅で10分に1本の運転。
朝夕は本数も増えて、柏駅や松戸駅といった途中駅発着の運用も存在する。
我孫子 - 取手間は平日朝夕のみの運転で日本一もったいない複々線と評されている。YouTube 動画リンク
この区間は唯一の中途駅である天王台駅利用民が、初期の迷惑乗り入れの教訓から既得権である快速通過を拒否って、毎時5本の停車を確保させたため、平日日中や休日に緩行線の運行がなくても問題ない。だが、この問題は常磐線取手以北の利用者に迷惑がられているようで、中央線の「杉並三駅」と同じような状況となっている。
常磐快速線(上野東京ライン)の南千住駅 - 上野駅 - 品川駅方面へは乗り入れないので、途中の快速停車駅もしくは東京メトロ千代田線北千住駅・西日暮里駅での乗り換えが必要となる(北千住駅・西日暮里駅での乗り換えは特例が設定されている。詳しくは後述)。
小田急線直通電車は小田急線内では各駅停車、準急、通勤準急(平日朝の小田急線発のみ)、急行の4種類があり、常磐線上り→千代田線A線は綾瀬から小田急線内での種別を表示するが、常磐線内では「各駅停車」(E233系2000番台、小田急4000形はエメラルドグリーン、東京メトロ16000系は白)表示となる。また、A線の千代田線内終着の電車及びB線の電車は千代田線内ではフルカラーLEDの方向幕を備えた車両では青地の「各駅停車」の種別表示を行う。小田急線から千代田線・常磐緩行線へ直通する電車は、千代田線・常磐線内は各駅停車のため、東北沢駅を発車または通過後に種別を青地の「各駅停車」に変えて(各駅停車からの直通の場合は変更せず)運転する。常磐線下り電車は綾瀬駅から線内用の「各駅停車」の表示に変更し終点まで運転する。
運賃計算の特例[編集]
常磐線各駅停車では料金をめぐり何度も裁判が行われている。特例について、以下に記す。
北千住 - 綾瀬間の特例[編集]
北千住駅 - 綾瀬駅間は東京地下鉄の管轄区間であるが、前後のJR線区間と跨って利用する場合はJRの利用区間とみなす運賃計算の特例がある。また、JRでは、常磐線北千住 - 綾瀬間相互発着の乗車券類は発売しない。
千代田線北千住 - 西日暮里間を経由する場合の特例[編集]
亀有駅 - 取手駅間の各駅と、山手線内各駅および近傍の駅との間を、千代田線の北千住 - 西日暮里間を経由して乗車する場合には、運賃計算の特例(通過連絡運輸)が適用される。
連絡乗車券を購入する場合とIC乗車券を使用する場合では、計算方法や適用範囲が異なる上、どちらの方法が安いかについても駅によって異なるという二重運賃状態となっている。2007年のサービス開始以来、連絡乗車券の発売範囲内の駅では、IC乗車券を利用した方が安くなる駅にマークを入れた路線図式運賃表を別に掲載していた(券売機の横に小さく掲出されている)。これについて、2013年4月の衆議院消費者問題特別委員会で「周知が不十分である」との指摘がなされ、国土交通省は改善を指示した。2014年4月以降は、券売機の横に連絡乗車券を購入する場合の運賃とIC運賃が併記されたものを掲出している。
連絡乗車券[編集]
連絡乗車券の場合は、東京メトロ千代田線をはさんだ前後のJR線区間の営業キロを通算する通過連絡運輸の特例が適用される。券売機でICカードを使用して連絡乗車券を購入した場合も、この特例が適用される。
【例】南柏からJR池袋まで(経由:北千住・東京メトロ千代田線・西日暮里・巣鴨)
- JR線運賃:南柏 - 北千住の営業キロ 19.3 km と、西日暮里 -池袋 の営業キロ6.0 km を通算。
- →合計キロ数 25.3 km を運賃表に当てはめ、480円。
- 東京地下鉄線運賃:北千住 - 西日暮里の営業キロ4.3 km170円。
- 両者を合計して、乗車券(普通旅客運賃)は650円となる。
乗車券の発売範囲
- 北千住口
- 西日暮里口
IC乗車券[編集]
2007年3月18日の首都圏ICカード相互利用サービス開始に伴い、PASMO・Suicaで利用の際は、北千住までのJR運賃と西日暮里以遠のJR運賃の個別の合算額から100円を差引く方式を採用している。運賃は西日暮里の改札を通った時点で西日暮里までの運賃が差し引かれ、乗り継いだJR線の特例適用範囲内で下車した場合に西日暮里から下車駅までの運賃から100円引いた額を差し引く。この特例が適用される場合は、金町駅・亀有駅 - 西日暮里間相互発着に適用される乗り継ぎ割引が適用されない(割引の重複になるため)。
上記連絡乗車券の場合と同様の経路で考えると、
- 南柏 - 北千住(19.3 km、308円)
- 北千住 - 西日暮里(4.3 km、168円)
- 西日暮里 - 池袋(6.0 km、157円)
となり、合計額633円から100円を引いた533円がIC乗車券使用時の運賃となる。
特例の適用範囲
- 北千住口 常磐線(亀有 - 取手)
- 西日暮里口 東北本線(東京 - 蕨・日暮里 - 尾久 - 赤羽)、東海道本線(東京 - 品川)、山手線(品川 - 田端間/全線全駅)、赤羽線(池袋 - 赤羽/全線全駅)、中央本線(神田 - 代々木)、総武本線(御茶ノ水 - 秋葉原)
その他[編集]
ICカードを利用して、南千住以遠(三河島方面)・亀有以遠(金町方面)から東中野以遠(大久保方面)・高円寺以遠(阿佐ケ谷方面)あるいは船橋以遠(東船橋方面)・下総中山以遠(本八幡方面)・船橋法典以遠(市川大野方面)・南船橋以遠(二俣新町方面、新習志野方面)・市川塩浜以遠(新浦安方面、二俣新町方面)など、他社線を経由してJR線(共用駅を除く)の駅間を途中改札を通らずに乗車する場合、千代田線・東西線経由の方が低廉である場合であっても全線JR線乗車と扱われる。
なお、西船橋駅にはJR線と東京地下鉄・東葉高速鉄道の連絡通路に自動改札機が設置されたものの、経路の判別方法についてはほとんど変更されていない。したがって、西船橋経由の方が安い経路を乗車する場合には、同駅の改札通過に関わらず西船橋駅経由の運賃が適用される。
駅一覧[編集]
- ここでは直通列車の多い「東京メトロ千代田線」の駅も掲載する。小田急線は掲載しない。
- 駅ナンバリングの番号は東京メトロ千代田線(代々木上原 - 綾瀬)からの通しとなっている。
- 区:特定都区市内制度における「東京都区内」の駅
- 日暮里駅 - 上野駅間の営業キロは2.2km、日暮里駅 - 東京駅間の営業キロは5.8km、日暮里駅 - 品川駅間の営業キロは12.6km、北千住駅 - 綾瀬駅間の営業キロは2.5km
- 停車駅
- 常磐緩行線の電車(各駅停車)は小田急直通急行・準急も含め全電車とも下表のすべての駅に停車
- 常磐快速線との停車駅対応表は「常磐線」の駅一覧も参照
- 接続路線 : 駅名が異なる場合は⇒印で駅名を示す。
- 境界駅となる綾瀬駅は東京地下鉄が管理を行っている。
所属会社 | 路線名 | 駅番号 | 駅名 | 駅間営業キロ | 累計 営業キロ |
接続路線 | 所在地 | ||||
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綾瀬から | 日暮里 から | ||||||||||
直通運転区間 | C 東京メトロ千代田線経由で以下の路線・駅まで | ||||||||||
OH 小田急線直通 | |||||||||||
東京メトロ | 千代田線 | OH 05 C-01 |
代々木上原駅 | - | 代々木 上原 から 0.0 |
OH 小田急線 (OH 05) | 東京都 | 渋谷区 | |||
C-02 | 代々木公園駅 | 1.0 | 1.0 | ||||||||
C-03 | 明治神宮前 〈原宿〉駅 |
1.2 | 2.2 | F 副都心線 (F-15)・JY 山手線(原宿駅:JY 19) | |||||||
C-04 | 表参道駅 | 0.9 | 3.1 | Z 半蔵門線 (Z-02)・G 銀座線 (G-02) | 港区 | ||||||
C-05 | 乃木坂駅 | 1.4 | 4.5 | ||||||||
C-06 | 赤坂駅 (TBS前) |
1.1 | 5.6 | ||||||||
C-07 | 国会議事堂前駅 | 0.8 | 6.4 | M 丸ノ内線 (M-14) G 銀座線・N 南北線(溜池山王駅:G-06・N-06) |
千代田区 | ||||||
C-08 | 霞ケ関駅 | 0.8 | 7.2 | M 丸ノ内線 (M-15)・H 日比谷線 (H-06) | |||||||
C-09 | 日比谷駅 | 0.8 | 8.0 | H 日比谷線 (H-07)・I 都営三田線 (I-08) Y 有楽町線・JY 山手線・JK 京浜東北線(有楽町駅:Y-18・JY 30・JK 25) | |||||||
C-10 | 二重橋前 〈丸の内〉駅 |
0.7 | 8.7 | 東海道新幹線・ 東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸新幹線 JC 中央線・JY 山手線・JK 京浜東北線・JE 京葉線 JT 東海道線・JU 東北本線・高崎線・常磐線 JO 横須賀線・総武快速線 (東京駅:JY 01・JK 26・JE 01・JT 01・JU 01・JO 19) | |||||||
C-11 | 大手町駅 | 0.7 | 9.4 | Z 半蔵門線 (Z-08)・M 丸ノ内線 (M-18)・T 東西線 (T-09)・I 都営三田線 (I-09) | |||||||
C-12 | 新御茶ノ水駅 | 1.3 | 10.7 | M 丸ノ内線 (淡路町駅:M-19)・S 都営新宿線(小川町駅:S-07) JC 中央線快速 (JC 03)・JB 中央・総武線(御茶ノ水駅:JB 18) | |||||||
C-13 | 湯島駅 | 1.2 | 11.9 | 文京区 | |||||||
C-14 | 根津駅 | 1.2 | 13.1 | ||||||||
C-15 | 千駄木駅 | 1.0 | 14.1 | ||||||||
C-16 | 西日暮里駅 | 0.9 | 15.0 | JY 山手線 (JY 08)・JK 京浜東北線 (JK 33)・NT 日暮里・舎人ライナー (NT 02) | 荒川区 | ||||||
C-17 | 町屋駅 | 1.7 | 16.7 | KS 京成本線 (KS 04)・SA 都電荒川線(町屋駅前停留場:SA 06) | |||||||
C-18 | 区 北千住駅 [* 1] |
2.5 | 19.3 | 5.2 | 東京メトロ:H 日比谷線 (H-21) 東日本旅客鉄道:JJ 常磐快速線〈日暮里・上野方面〉(JJ 05) つくばエクスプレス:TX つくばエクスプレス (TX 05) 東武鉄道:TS 東武スカイツリーライン (TS-09) |
足立区 | |||||
C-19 JL 19 |
区 綾瀬駅 | 2.6 | 21.9 | 7.7 | C 東京メトロ千代田線〈北綾瀬方面〉 | ||||||
常磐線(各駅停車) | |||||||||||
綾瀬 から 0.0 | |||||||||||
JR東日本 | JL 20 | 区 亀有駅 | 2.2 | 2.2 | 9.9 | 葛飾区 | |||||
JL 21 | 区 金町駅 | 1.9 | 4.1 | 11.8 | 京成電鉄:KS 金町線 ⇒京成金町駅 (KS 51) | ||||||
JL 22 | 松戸駅 | 3.9 | 8.0 | 15.7 | 東日本旅客鉄道:JJ 常磐線(快速)(JJ 06) 新京成電鉄:SL 新京成線 (SL 01) |
千葉県 | 松戸市 | ||||
JL 23 | 北松戸駅 | 2.1 | 10.1 | 17.8 | |||||||
JL 24 | 馬橋駅 | 1.3 | 11.4 | 19.1 | 流鉄:流山線 (RN 1) | ||||||
JL 25 | 新松戸駅 | 1.6 | 13.0 | 20.7 | 東日本旅客鉄道:JM 武蔵野線 (JM 15) 流鉄:流山線 ⇒幸谷駅 (RN 2) | ||||||
JL 26 | 北小金駅 | 1.3 | 14.3 | 22.0 | |||||||
JL 27 | 南柏駅 | 2.5 | 16.8 | 24.5 | 柏市 | ||||||
JL 28 | 柏駅 | 2.4 | 19.2 | 26.9 | 東日本旅客鉄道:JJ 常磐線(快速)(JJ 07) 東武鉄道:TD 野田線(東武アーバンパークライン)(TD-24) | ||||||
JL 29 | 北柏駅 | 2.3 | 21.5 | 29.2 | |||||||
JL 30 | 我孫子駅 | 2.1 | 23.6 | 31.3 | 東日本旅客鉄道:JJ 常磐線(快速)(JJ 08)・■成田線 《各駅停車は平日朝夕を除き全列車我孫子止まり》 |
我孫子市 | |||||
JL 31 | 天王台駅 | 2.7 | 26.3 | 34.0 | 東日本旅客鉄道:JJ 常磐線(快速)(JJ 09) 平日朝夕のみ | ||||||
JL 32 | 取手駅 | 3.4 | 29.7 | 37.4 | 東日本旅客鉄道:JJ 常磐線(快速)(JJ 10)・■常磐線〈土浦方面〉 関東鉄道:常総線 平日朝夕のみ |
茨城県 取手市 |
- 北小金駅 - 南柏駅間で流山市を通るが、同市内に駅はない。
- ↑ 北千住駅 - 綾瀬駅間の線路は東京メトロ管理だが、運賃計算の特例により北千住駅をJRとして扱う場合は東京都区内となる。ただし、駅名標には 区 の記載が行われていない。
今後の予定[編集]
- JR東日本が仙石線で実用化した移動閉塞型の保安装置であるATACSではなく、日本国外で導入が進むCBTC (Communication Based Train Control、無線式列車制御システム)を2020年頃を目途に導入することを検討し、協力メーカーの募集を始めた。2013年2月には依頼する会社をメーカーをアルストムとタレス(ともにフランス)に絞り込み、同年12月末を目途に1社に選定するとしていた。2014年4月に、タレス社へ設計作業を委託する契約が締結された。しかし、2017年10月に、CBTC導入をいったん断念することが公表された。代替としてATACSの導入を検討している。なお、これも白紙撤回になっているという噂がある。
- 2021年度に北松戸駅 - 北柏駅間に、2022年度以降に残りの亀有駅 - 松戸駅間、我孫子駅 - 取手駅間にホームドアを導入する(綾瀬駅は2020年に東京メトロにより導入済)。
注釈[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]