Suica

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
記事をシェア:
X(旧Twitter)にシェアする
Threadsにシェアする
Facebookにシェアする
はてなブックマークにシェアする
LINEにシェアする
ナビゲーションに移動 検索に移動

Suica(スイカ)は、JR東日本が発売する交通系ICカードである。

概要[編集]

「Suica」の由来としては、「Super Urban Intelligent CArd(スーパー・アーバン・インテリジェント・カード)」(頭字語)の他、「スイスイ行けるICカード」という由来も合わせて持っている。また、「Suica」の名称はJR東日本の登録商標となっている。

2024年8月現在での主な対応エリアは、首都圏エリア・仙台エリア・新潟エリア・盛岡エリア・青森エリア・秋田エリアの6つ存在している。

交通系ICカード全国相互利用サービス[編集]

2013年からは全国10種類の交通系ICカードの相互利用サービスが開始されたことにより、PASMO[注 1]KitacaTOICAmanacaICOCAPiTaPaSUGOCAnimocaはやかけんとの間で相互利用が可能となった。
そのため、ICカードをどれか1種類所有していれば、相互利用サービスを実施している各社局の鉄道・バスに乗車することができる。
但し、政令指定都市浜松市遠州鉄道がサービス非参加のため、民鉄、民間バスが全く利用できない他、熊本市でもクレジットカードタッチ決済に移行して、相互利用は過去のものになっている。

対応エリア[編集]

前述したように、首都圏エリアなどの6つ存在している。また、沖縄エリア(沖縄都市モノレール)、札幌エリア(SAPICAと並行導入)がある。

首都圏・甲信エリア[編集]

おおむね東京近郊区間と一致している。関東地方と周辺県の1都9県にわたり、東京モノレールりんかい線も対応している。
ただ、JR東日本の烏山線久留里線中央本線辰野支線の3線区の途中駅は未対応である。

仙台エリア[編集]

おおむね仙台近郊区間に一致するものの、エリアの縁部では利用可能駅が絞られている。宮城県、山形県、福島県の3県にわたる。
なお、仙台空港鉄道の各駅も対応し、icsca所持者も仙台エリア限定で決済可能であるが、阿武隈急行は非対応である。

新潟エリア[編集]

おおむね新潟近郊区間に一致する。全て新潟県内。

盛岡エリア[編集]

青森エリア[編集]

秋田エリア[編集]

今後[編集]

将来的な構想として、JR東日本の全路線でSuicaを使えるようにする構想がある。これに関連して、2023年5月27日からセンターサーバー方式を採用した上で北東北3県(青森県・秋田県・岩手県)の一部路線でSuicaが利用可能となった。
また、同年夏以降には残りの首都圏・仙台・新潟エリアおいても従来方式との併用の上導入し、2026年度中には完全に移行される予定。完全移行後はJR東日本管内のSuicaエリアの統合などを計画されている。

なお、2026年中にしなの鉄道の2線がSuica対応になる予定である。

関連項目[編集]

[編集]

  1. PASMOはそもそも2007年の運用開始時から運賃支払いでSuicaとの相互利用が可能だった。