JR総武本線

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
日本貨物鉄道(JR貨物)
JO JB 総武本線
JRE千マリC411 2023-07-23.jpg
使用車両209系。
基本情報
通称総武快速線東京駅 - 千葉駅間の快速線
総武緩行線(千葉駅 - 御茶ノ水駅間の緩行線)
日本国旗.png日本
所在地東京都千葉県
種類普通鉄道在来線幹線
起点東京駅[1](本線)
錦糸町駅(支線)
終点銚子駅[1](本線)
御茶ノ水駅(支線)
駅数49駅(貨物駅および金町駅を含む)
電報略号ソムホセ
路線記号JO (東京駅 - 千葉駅間の快速線及び千葉駅 - 佐倉駅間)
JB (御茶ノ水駅 - 千葉駅間の緩行線)
開業1894年7月20日
所有者東日本旅客鉄道(JR東日本)
運営者東日本旅客鉄道(JR東日本)
日本貨物鉄道(JR貨物)
路線諸元
路線距離120.5 km (東京-銚子間)
4.3 km (錦糸町-御茶ノ水間)
8.9 km (小岩-金町間)
11.7 km (小岩-越中島貨物間)
軌間1,067 mm (3 ft 6 in)
線路数複々線(錦糸町-千葉間)
複線(東京-錦糸町間・錦糸町-御茶ノ水間・千葉-佐倉間)
単線(上記以外)
電化方式直流1,500 V 架空電車線方式
(越中島支線は非電化)
最高速度130 km/h (81 mph)
総武本線で使用されていた211系。
使い勝手が悪かったようで、数年で淘汰された

総武本線(そうぶほんせん)は、東京都千代田区東京駅から千葉県銚子市銚子駅を結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線幹線)である。

概要[編集]

東京都墨田区錦糸町駅で分岐して御茶ノ水駅に至る支線(いわゆる総武緩行線)、小岩駅新小岩信号場駅)から分岐して金町駅および、越中島貨物駅に至る貨物支線を持つ。電車内や駅構内の旅客案内上は主に千葉駅から銚子駅の区間がこの名称で呼ばれる。なお、『鉄道要覧』やJRの事業基本計画上は錦糸町駅 - 御茶ノ水駅間となっているが、東京駅 - 錦糸町駅間開業以前の起点の御茶ノ水駅には現在も0キロポストが存在する。

駅一覧[編集]

東京駅・御茶ノ水駅 - 千葉駅間[編集]

詳細は「総武快速線#駅一覧」、「中央・総武緩行線#駅一覧」、「総武本線支線」を参照

  • 総武本線としての始点駅は「東京駅」であり、錦糸町 - 御茶ノ水間は支線扱いとなる。

千葉駅 - 銚子駅間[編集]

  • 駅ナンバリング(駅番号)は総武快速線からの連番で割り振られている。(千葉 - 佐倉 - [成田線] - 成田 - [空港支線] - 成田空港間)
  • 停車駅
    • 普通…全駅に停車
    • 快速…●印の駅は停車、|・↑印の駅は通過 (↑は上りのみの運転)。
    • 特急しおさい…●印の駅は停車、■の駅は一部列車が停車、|は通過。
    東千葉駅は、横須賀・総武快速線-成田線成田空港方面間の直通列車は全列車が通過する。
  • 線路 … ∥:複線区間、◇・◆・|:単線区間(◇は列車交換可能、◆は列車交換可能「安全側線有・同時進入可」)、∨:これより下は単線、∧:終点(交換可能)
  • この区間は全駅千葉県内に所在


駅番号 駅名 駅間
営業キロ
東京
からの
営業キロ
特急しおさい 快速 普通 接続路線 線路 所在地
JO 28 千葉駅 - 39.2 東日本旅客鉄道JO 総武線(快速)横須賀線久里浜駅まで直通運転)・JB 総武線(各駅停車)(JB 39)・外房線内房線[* 1]
千葉都市モノレールCM 1号線CM 2号線 (CM 03)
京成電鉄KS 千葉線京成千葉駅 (KS 59)
千葉市 中央区
JO 29 東千葉駅 0.9 40.1  
JO 30 都賀駅 3.3 43.4 千葉都市モノレール:CM 2号線 (CM 11) 若葉区
JO 31 四街道駅 3.5 46.9   四街道市
JO 32 物井駅 4.2 51.1  
JO 33 佐倉駅 4.2 55.3 東日本旅客鉄道: JO 成田線〈千葉方面から一部列車直通〉[* 2] 佐倉市
南酒々井駅 4.0 59.3   印旛郡
酒々井町
榎戸駅 2.9 62.2   八街市
八街駅 3.7 65.9  
日向駅 5.8 71.7   山武市
成東駅 5.2 76.9 東日本旅客鉄道:東金線〈千葉方面から一部列車直通〉
松尾駅 5.6 82.5    
横芝駅 4.3 86.8     山武郡
横芝光町
飯倉駅 3.8 90.6     匝瑳市
八日市場駅 3.1 93.7    
干潟駅 5.1 98.8     旭市
旭駅 4.8 103.6    
飯岡駅 2.7 106.3    
倉橋駅 2.9 109.2    
猿田駅 2.6 111.8     銚子市
松岸駅 5.5 117.3   東日本旅客鉄道:成田線[* 2]
銚子駅 3.2 120.5   銚子電気鉄道CD 銚子電気鉄道線 (CD 01)

2019年(平成31年・令和元年)度の時点で、JR東日本自社による乗車人員集計[2]の除外対象となる駅(完全な無人駅)は、南酒々井駅・飯倉駅・倉橋駅・猿田駅である。

  1. 内房線の正式な起点は外房線蘇我駅だが、列車は京葉線直通列車を除いて千葉駅へ乗り入れる
  2. a b 成田線の列車は佐倉駅から千葉駅方面へ、松岸駅から銚子駅へ乗り入れる

貨物支線[編集]

(貨)は貨物専用駅を表す。小岩駅 - 新小岩信号場駅間は本線と重複。() 内の数字は起点からの営業キロ。詳細は各支線記事を参照。

越中島支線
小岩駅 (0.0) - 新小岩信号場駅 (2.3) - (貨)小名木川駅(8.6 廃止) - (貨)越中島貨物駅 (11.7)
新金貨物線
小岩駅 (0.0) - 新小岩信号場駅 (2.3) - 金町駅 (8.9)

過去の接続路線[編集]

  • 八街駅:成田鉄道八街線 - 1940年(昭和15年)5月14日廃止
  • 八日市場駅:成田鉄道多古線 - 1946年(昭和21年)10月9日廃止

廃止区間[編集]

貨物支線
銚子駅 (0.0) - (貨)新生駅 (0.8)

運行形態[編集]

特急「成田エクスプレス」
運行区間:大船・新宿など   東京   佐倉   成田空港
本数:毎時2本
東京と成田空港をノンストップで結ぶ特急。半数が千葉に停車。
特急「しおさい」
運行区間:東京   銚子
本数:2-4時間に1本
東京と銚子を結び、概ね市に1駅の間隔で停車する。
快速
運行区間:逗子   東京   佐倉   成田空港
本数:毎時1-2本
千葉以東では東千葉を通過するだけで、ほぼ各駅に停車する。

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使用車両[編集]

総武快速線(東京~千葉)は

JR横須賀・総武快速線」も参照

中央総武線各駅停車(御茶ノ水~千葉)は

JR中央・総武緩行線」も参照

特急型車両[編集]

E259系[編集]

特急成田エクスプレス用車両。

2009年10月1日より運転開始。鎌倉車両センターに所属する。

2022年3月まで日中は総武線(東京~佐倉)と、成田線(佐倉~成田)でノンストップ運転を行っていたが、2022年3月改正より、千葉駅に停車するようになった。

E257系500番台[編集]

房総特急で運転されている。

2004年10月16日より運転開始。房総用車両の中心である幕張車両センターに所属する。

現在の定期運用は、特急しおさい4号(平日限定)、特急新宿さざなみ・わかしお号と、幕張車両センター発着の回送列車だけで、特急さざなみ、特急わかしおは京葉線経由のため、総武快速線内では、レア車両である。 その他は「あやめ祭り」・「北総江戸紀行」・「犬吠初日の出」などの臨時列車や、団体列車などで運用されている。

255系[編集]

総武本線特急しおさいを中心に運用されている。

しおさい以外にも、外房線のわかしお号の一部列車にも使用されている。土休日は、内房線の新宿さざなみにも運転されている。

E353系[編集]

一日一往復だけ運転されている、中央線特急あずさ号、富士回遊号、かいじ号に使用されている。※かいじ号は千葉には来ない。

現在は、朝に千葉駅を始発とする、あずさ3号松本行き、富士回遊3号富士山・河口湖行きと、夜に運転されている、あずさ50号千葉行きとして、千葉駅に来ている。

この運用は幕張車両センターで夜間留置されている。

通勤型車両[編集]

E231系0番台・500番台・800番台[編集]

中央総武線緩行線用の車両。

総武緩行線の数ある車両の中で0番台は6本しかおらず、ほとんどの車両が500番台である。そのため0番台と500番台は共通運用になっている。

800番台は、地下鉄線への直通用で、7本が存在する。

直通先の地下鉄東西線は、西船橋から先、東葉高速線八千代緑が丘・東葉勝田台方面へも直通しているが、E231系800番台は保安装置の関係で入線不可になっている。

0番台、500番台、800番台も総武緩行線用車両は、全て三鷹車両センターに所属している。

E217系[編集]

総武快速線で死ぬほど見かける車両。

横須賀線の久里浜から君津上総一ノ宮成田空港、そして夜になると鹿島神宮成東も見られるという首都圏を走る列車の中では割と長距離を走る車両。

登場は1994年ともうすぐ30年を迎えるが、総武快速線を走る大多数の車両がE217系。

所属基地は、E259系と同じく鎌倉車両センター。

E235系[編集]

総武快速線に2020年12月より運転されている新型車両。

スカレンジやF14編成以降の仕様変更車にはケチレンジという愛称もつけられている。

先述のE217系と共通運用…と思いきやE217系との併結はできないので別に運用されている。

22年3月時点では鹿島神宮直通はE217系、成東直通運用はこの形式で運転されている。

所属基地もE217系と同じの鎌倉車両センターになっている。

209系[編集]

房総各線に2009年から投入された。

先代の211系では5両編成だったのが4両編成と6両編成の113系と同じ組成になった。


E131系[編集]

房総半島のワンマン運転用車両。

総武線内は、幕張車両センター⇔上総一ノ宮・木更津・佐原(成田)への送り込み回送列車だけが運転されていて、営業列車ではない。

脚注[編集]

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注釈[編集]

出典[編集]

報道発表資料[編集]

新聞記事[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

JR東日本の鉄道路線
新幹線 東北新幹線 - 上越新幹線 - 北陸新幹線(高崎 - 上越妙高) - 山形新幹線 - 秋田新幹線
東海道線 東海道本線(東京 - 熱海)( - 上野東京ライン) - 山手線 - 埼京線 (- 赤羽線 - 川越線 - 相鉄・JR直通線) - 南武線(・浜川崎支線) - 鶴見線 - 武蔵野線 - 横浜線 - 根岸線( - 京浜東北線) - 横須賀線( - 総武快速線) - 相模線 - 伊東線
中央線 中央本線(東京 - 塩尻)(各駅停車快速関東信越地区・辰野支線) - 青梅線( - 東京アドベンチャーライン) - 五日市線 - 八高線 - 小海線 - 篠ノ井線( - 信越本線) - 大糸線(松本 - 南小谷)
東北線 東北本線上野東京ライン京浜東北線) - 常磐線各駅停車快速関東東北地区) - 高崎線 - 宇都宮線( - 湘南新宿ライン) - 上越線( - 関東信越地区・ガーラ湯沢支線) - 吾妻線 - 両毛線 - 足尾線 - 水戸線 - 真岡線 - 水郡線 - 日光線 - 烏山線 - 仙山線 - 仙石線 - 石巻線 - 気仙沼線 - 大船渡線 - 北上線 - 釜石線 - 田沢湖線 - 山田線 - 岩泉線× - 花輪線 - 八戸線 - 大湊線
総武線 総武本線緩行線快速線) - 京葉線 - 外房線 - 木原線 - 内房線 - 成田線(・空港支線我孫子支線) - 鹿島線 - 久留里線 - 東金線
磐越線 磐越東線 - 磐越西線東北信越地区) - 只見線 - 会津線
奥羽線 奥羽本線 - 米坂線 - 長井線 - 左沢線 - 男鹿線 - 五能線 - 津軽線
羽越線 羽越本線 - 白新線
陸羽線 陸羽東線 - 陸羽西線
信越線 信越本線( - 関東長野新潟地区) - 飯山線 - 越後線 - 弥彦線
全区間を他社移管 一部区間を他社移管 ×廃止
電車特定区間 JT 東海道線 - JO 横須賀線総武快速線 - JK 京浜東北線根岸線 - JH 横浜線* - JN 南武線*(・浜川崎支線)- JI 鶴見線 - JY 山手線 - JC 中央線快速電車 - JC 青梅線東京アドベンチャーライン - JC 五日市線 - JB 中央・総武線各駅停車 - JU 宇都宮線東北線・東京 - 宇都宮 - 黒磯間) - JU 高崎線 - JA 埼京線 - JJ 常磐快速線 - JL 常磐線各駅停車(綾瀬 - 取手間) - JE 京葉線* - JM 武蔵野線* - JS 湘南新宿ライン - 上野東京ライン - JA JS SO 相鉄・JR直通線
(*印は「東京メガループ」)
郊外路線 川越線 - 相模線 - 八高線 - JT 伊東線 - 常磐線(関東地区東北地区/取手 - いわき - 浪江間) - JC CO 中央本線(関東地区信越地区/高尾 - 小淵沢 - 塩尻間)・辰野支線 - 篠ノ井線(塩尻 - 松本間)
房総地区 JO 総武本線 - JO 成田線(・空港支線我孫子支線) - 鹿島線 - 外房線 - 東金線 - 内房線 - 久留里線
北関東地区 八高線 - 信越本線(高崎 - 横川間) - 上越線(高崎 - 渋川間) - 吾妻線 - 両毛線 - 水戸線 - 日光線 - 烏山線
計画中 羽田空港アクセス線
路線
営業路線 総武本線JO 総武快速線 - JB 総武緩行線) - JE 京葉線 - JM 武蔵野線 - JO 成田線(・成田空港支線我孫子支線) - 鹿島線 - 外房線 - 東金線 - 内房線 - 久留里線
廃止路線 木原線(1988年転換)
車両基地
現有組織 幕張車両センター - 幕張車両センター木更津派出 - 京葉車両センター
廃止組織 習志野電車区
乗務員区所
現有組織 習志野運輸区 - 佐倉運輸区 - 銚子運輸区 - 蘇我運輸区 - 木更津運輸区 - 鴨川運輸区
廃止組織 津田沼車掌区 - 成田車掌区 - 勝浦運転区 - 館山運転区