葛飾区
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概要[編集]
東京23区の北東部に位置。東京市拡大前の南葛飾郡の北部に相当する。
区内には矢切の渡し、堀切菖蒲園、東京拘置所、金町浄水場が所在する。
山田洋次監督の映画『男はつらいよ』の舞台になった柴又、秋本治の漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の舞台になった亀有は全国的知名度を誇る。亀有公園は亀有駅北口からすぐの所に実在するが、亀有公園前派出所は実在しない。亀有駅北口に実在する亀有警察署亀有駅北口交番が作中の派出所のモデルになっているという説がある。
歴史[編集]
江戸時代は農村地帯で、金町周辺が宿場町、柴又が柴又帝釈天の門前町として栄えていた。関東大震災・第二次世界大戦後に開発が進み、住宅・工場地となった。昭和40年代以降農地は激減した。
地理[編集]
面積は34.8㎢。人口は2017年(平成29年)4月1日現在、45万7千927人[1]。
東西を荒川と江戸川に挟まれ、中央に中川・新中川、荒川沿いに綾瀬川、埼玉との県境に大場川が流れる。大場川に隣接した溜池・小合溜井一帯が水元公園となっている。
かつてより農地は減っているが、現在も水元・奥戸・高砂地区では小松菜の栽培を中心に農業が行われている[2]。
交通[編集]
鉄道[編集]
区内に地下鉄路線は存在しない[注 1]が、柴又駅を除く全ての駅から、東京都心の地下に向かう列車が発車する。特に、常磐線はメトロ千代田線に、押上線は都営浅草線に、ほぼ全列車が直通する。
その他[編集]
脚注[編集]
- 注
- 出典