JR山陰本線

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山陰本線は、京都駅から福知山駅鳥取駅益田駅を経由して幡生駅(ただし、幡生駅終点の列車はなく、全列車が下関駅まで直通する。)までを結ぶ西日本旅客鉄道日本貨物鉄道鉄道線(幹線)。100駅以上の駅がある長距離路線である。

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概要[編集]

京都市から山陰道の地方都市である福知山市鳥取市米子市松江市江津市益田市などを通り下関市までを結ぶ日本で最長の在来線である。また、全区間を走行する列車がない路線である。沿線には温泉や神社、海水浴場などの観光地景勝地が多い。なお、過去に山陰本線を走行していた優等列車は山陰本線の優等列車を参照。

沿線状況[編集]

京都駅-綾部駅[編集]

京都駅の山陰本線発着ホームは北西部にある頭単式ホームである。かつては日本一長いホームであったが、東海道本線ホームと切り離されてしまった。西へ向かい、北へ進路を変えて高架に上がり、丹波口駅に到着。国道1号を跨ぐ。京福電気鉄道嵐山本線を跨ぐと次は二条駅、かつては二条城を模した駅舎のある地上駅であったが、高架化により移転した。進路を西へ変えると円町駅に到達する。花園大学を南に見て花園駅に到着する。ここから地上に降りていき、国道162号をくぐり、太秦駅に至る。京福電気鉄道嵐山本線を南側に並行して嵯峨嵐山駅に到着。ここから南側から嵯峨野観光鉄道が並行する。この路線は山陰本線旧線で、保津川と並行するが、現行の山陰本線は長大トンネルで山間部を通り抜ける。保津峡駅では京都府道50号京都日吉美山線のみに接する以外は周辺に何もない。ここで嵯峨野観光鉄道と保津川を跨ぐ。再び長大トンネルで山間部を通り抜けると馬堀駅に到着する。ここから平野部が広がり、進路を西北西に変えて亀岡駅に到着。ここから桂川国道9号に並行して並川駅に至る。進路を北北西に変えて千代川駅に到着。国道9号をくぐると八木駅に到着する。京都縦貫自動車道をくぐり、八木中ICを過ぎると吉富駅に至る。近くには八木西ICがある。京都縦貫自動車道園部川国道9号が狭い平地を分け合いながら北西に向かい、園部駅に到着する。進路を北に変えて国道9号と別れ、京都縦貫自動車道をくぐり、西に園部ICを見て船岡駅に至る。桂川を二度渡ってトンネルを二度くぐり抜けて日吉駅に至る。


このうち、京都駅と園部駅のいわゆる嵯峨野線は私鉄の京都鉄道によって建設された区間を鉄道国有化によって1907年に買収した区間である。

綾部駅-浜坂駅[編集]


城崎温泉駅までの沿線は平野部で市街地もある。綾部駅舞鶴線に、福知山駅福知山線京都丹後鉄道に、和田山駅播但線に、豊岡駅京都丹後鉄道に接続する。

浜坂駅 - 鳥取駅[編集]

非電化、単線区間。ほぼ海沿いに敷設され、鎧駅-餘部駅餘部橋梁がある。特急は夜の鳥取行と朝の鳥取発しかない。

鳥取駅 - 伯耆大山駅[編集]

非電化、単線区間。倉吉駅付近は内陸寄りに敷設されている。

普通列車は1時間に1本程度運転されている。鳥取駅因美線に、伯耆大山駅伯備線に接続する。

伯耆大山駅 - 西出雲駅[編集]

直流1500V電化。伯耆大山駅 - 安来駅東松江駅 - 松江駅玉造温泉駅 - 来待駅を除き単線。

電車特急「やくも」、「サンライズ出雲」が伯備線から出雲市駅まで乗り入れる。

西出雲駅 - 益田駅[編集]

非電化、単線区間。

益田駅 - 幡生駅[編集]

全線単線非電化。


小串〜幡生間は私鉄の長州鉄道を1925年に国有化。国有化されなかった幡生〜東下関間は、後に山陽電気軌道に買収されたが、1971年に廃線となった。

仙崎支線[編集]

駅一覧[編集]

京都駅 - 梅小路京都西駅 - 丹波口駅 - 二条駅 - 円町駅 - 花園駅 - 太秦駅 - 嵯峨嵐山駅 - 保津峡駅 - 馬堀駅 - 亀岡駅 - 並河駅 - 千代川駅 - 八木駅 - 吉富駅 - 園部駅 - 船岡駅 - 日吉駅 - 鍼灸大学前駅 - 胡麻駅 - 下山駅 - 和知駅 - 安栖里駅 - 立木駅 - 山家駅 - 綾部駅 - 高津駅 - 石原駅 - 福知山駅 - 上川口駅 - 下夜久野駅 - 上夜久野駅 - 梁瀬駅 - 和田山駅 - 養父駅 - 八鹿駅 - 江原駅 - 国府駅 - 豊岡駅 - 玄武洞駅 - 城崎温泉駅- 竹野駅 - 佐津駅 - 柴山駅 - 香住駅 - 鎧駅 - 餘部駅 - 久谷駅 - 浜坂駅 - 諸寄駅 - 居組駅 - 東浜駅 - 岩美駅 - 大岩駅 - 福部駅 - 鳥取駅 - 湖山駅 - 鳥取大学前駅 - 末恒駅 - 宝木駅 - 浜村駅 - 青谷駅 - 泊駅 - 松崎駅 - 倉吉駅 - 下北条駅 - 由良駅 - 浦安駅 - 八橋駅 - 赤碕駅 - 中山口駅 - 下市駅 - 御来屋駅 - 名和駅 - 大山口駅 - 淀江駅 - 伯耆大山駅 - 東山公園駅 - 米子駅 - 安来駅 - 荒島駅 - 揖屋駅 - 東松江駅 - 松江駅 - 乃木駅 - 玉造温泉駅 - 来待駅 - 宍道駅 - 荘原駅 - 直江駅 - 出雲市駅 - 西出雲駅 - 出雲神西駅 - 江南駅 - 小田駅 - 田儀駅 - 波根駅 - 久手駅 - 大田市駅 - 静間駅 - 五十猛駅 - 仁万駅 - 馬路駅 - 湯里駅 - 温泉津駅 - 石見福光駅 - 黒松駅 - 浅利駅 - 江津駅 - 都野津駅 - 敬川駅 - 波子駅 - 久代駅 - 下府駅 - 浜田駅 - 西浜田駅 - 周布駅 - 折居駅 - 三保三隅駅 - 岡見駅 - 鎌手駅 - 石見津田駅 - 益田駅- 戸田小浜駅 - 飯浦駅 - 江崎駅 - 須佐駅 - 宇田郷駅 - 木与駅 - 奈古駅 - 長門大井駅 - 越ケ浜駅 - 東萩駅 - 萩駅 - 玉江駅 - 三見駅 - 飯井駅 - 長門三隅駅 - 長門市駅 - 黄波戸駅 - 長門古市駅 - 人丸駅 - 伊上駅 - 長門粟野駅 - 阿川駅 - 特牛駅 - 滝部駅 - 長門二見駅 - 宇賀本郷駅 - 湯玉駅 - 小串駅 - 川棚温泉駅 - 黒井村駅 - 梅ケ峠駅 - 吉見駅 - 福江駅 - 安岡駅 - 梶栗郷台地駅 - 綾羅木駅 - 幡生駅

接続路線[編集]

太字陰陽連絡路線

優等列車[編集]

現況[編集]

京都駅-園部駅[編集]

特急列車ははしだてまいづるきのさきが通っていて、全列車京都駅二条駅亀岡駅園部駅に停車している。また、かつて運転されていた急行列車は一部は八木駅に通勤目的で停車していた。


園部駅 - 城崎温泉駅[編集]

園部駅 - 船岡駅 - 日吉駅 - 鍼灸大学前駅 - 胡麻駅 - 下山駅 - 和知駅 - 安栖里駅 - 立木駅 - 山家駅 - 綾部駅 - 高津駅 - 石原駅 - 福知山駅 - 上川口駅 - 下夜久野駅 - 上夜久野駅 - 梁瀬駅 - 和田山駅 - 養父駅 - 八鹿駅 - 江原駅 - 国府駅 - 豊岡駅 - 玄武洞駅 - 城崎温泉駅

斜字は快速列車が通過する駅。ただし、立木駅には一部列車が停車する。特急列車ははしだて福知山駅からは京都丹後鉄道網野方面へ直通)・まいづる綾部駅からは舞鶴線東舞鶴方面へ直通)・きのさきはまかぜ(和田山駅で播但線から直通)が通っていて、園部駅綾部駅福知山駅和田山駅八鹿駅江原駅豊岡駅城崎温泉駅に停車する(通勤時間帯に一部のきのさき・まいづるが日吉駅にも停車する)。また、かつて一部の特急列車が胡麻駅和知駅に停車していたこともある。


豊岡駅 - 米子駅[編集]

豊岡駅 - 城崎温泉駅伯耆大山駅 - 米子駅以外は非電化。

豊岡駅 - 玄武洞駅 - 城崎温泉駅 - 竹野駅 - 佐津駅 - 柴山駅 - 香住駅 - 鎧駅 - 餘部駅 - 久谷駅 - 浜坂駅 - 諸寄駅 - 居組駅 - 東浜駅 - 岩美駅 - 大岩駅 - 福部駅 - 鳥取駅 - 湖山駅 - 鳥取大学前駅 - 末恒駅 - 宝木駅 - 浜村駅 - 青谷駅 - 泊駅 - 松崎駅 - 倉吉駅 - 下北条駅 - 由良駅 - 浦安駅 - 八橋駅 - 赤碕駅 - 中山口駅 - 下市駅 - 御来屋駅 - 名和駅 - 大山口駅 - 淀江駅 - 伯耆大山駅 - 東山公園駅 - 米子駅 

斜字は快速列車が通過する駅。鳥取以西にも快速列車は走っているが便によって全く停車駅が違うので停車駅は記していない。特急列車ははまかぜ(鳥取駅まで)、スーパーはくと(鳥取駅~倉吉駅間)、スーパーおきスーパーまつかぜ(どちらも鳥取駅から)、やくも(伯耆大山駅で伯備線から直通)が通っていて、豊岡駅城崎温泉駅竹野駅香住駅浜坂駅岩美駅鳥取駅鳥取大学前駅倉吉駅米子駅に停車し、一部列車は伯耆大山駅にも停車する。


米子駅 - 益田駅[編集]

米子駅から西出雲駅まで電化されていて、西出雲より西は電化されていない。米子駅 - 安来駅東松江駅 - 松江駅玉造温泉駅 - 来待駅を除き単線。

米子駅 - 安来駅 - 荒島駅 - 揖屋駅 - 東松江駅 - 松江駅 - 乃木駅 - 玉造温泉駅 - 来待駅 - 宍道駅 - 荘原駅 - 直江駅 - 出雲市駅 - 西出雲駅 - 出雲神西駅 - 江南駅 - 小田駅 - 田儀駅 - 波根駅 - 久手駅 - 大田市駅 - 静間駅 - 五十猛駅 - 仁万駅 - 馬路駅 - 湯里駅 - 温泉津駅 - 石見福光駅 - 黒松駅 - 浅利駅 - 江津駅 - 都野津駅 - 敬川駅 - 波子駅 - 久代駅 - 下府駅 - 浜田駅 - 西浜田駅 - 周布駅 - 折居駅 - 三保三隅駅 - 岡見駅 - 鎌手駅 - 石見津田駅 - 益田駅

快速列車は「アクアライナー」(便によって停車駅が大きく変わる)と松江駅 - 宍道駅間の快速(列車名はなし)が存在する。松江駅 - 宍道駅間の快速列車は乃木駅のみに停車する。

特急列車は「スーパーおき」「スーパーまつかぜ」「やくも(出雲市駅まで)」が運転されており、米子駅・安来駅(一部列車のみ)・松江駅・玉造温泉駅(一部列車のみ)・宍道駅(一部列車のみ)・出雲市駅・西出雲駅(一部列車のみ)・大田市駅・仁万駅(一部列車のみ)・温泉津駅(一部列車のみ)・江津駅・波子駅(一部列車のみ)・浜田駅・三保三隅駅(一部列車のみ)・益田駅に停車する。

益田駅-幡生駅[編集]

全線非電化・単線。

益田駅 - 戸田小浜駅 - 飯浦駅 - 江崎駅 - 須佐駅 - 宇田郷駅 - 木与駅 - 奈古駅 - 長門大井駅 - 越ケ浜駅 - 東萩駅 - 萩駅 - 玉江駅 - 三見駅 - 飯井駅 - 長門三隅駅 - 長門市駅 - 黄波戸駅 - 長門古市駅 - 人丸駅 - 伊上駅 - 長門粟野駅 - 阿川駅 - 特牛駅 - 滝部駅 - 長門二見駅 - 宇賀本郷駅 - 湯玉駅 - 小串駅 - 川棚温泉駅 - 黒井村駅 - 梅ケ峠駅 - 吉見駅 - 福江駅 - 安岡駅 - 梶栗郷台地駅 - 綾羅木駅 - 幡生駅 - 下関駅

定期列車はすべて普通列車。ただし土休日には東萩駅 - 新下関駅間で快速「〇〇のはなし」が運転される。


仙崎支線[編集]

長門市駅 - 仙崎駅間を「仙崎支線」という。「〇〇のはなし」が運転される日には東萩駅発の便が長門市駅に一旦運転停車した後仙崎駅まで立ち寄り再び折り返し長門市駅に戻り客扱いを行う。仙崎駅では30分ほど停車する。

利用状況[編集]

山陽本線に比べ利用者は少ない。利用者が最も多い京都駅は40万人ほど乗降客数があるのだが、2位の二条駅は2.5万人ほどであり、1番少ない木与駅に至っては1人しかいない。

沿革[編集]

全区間が私鉄で建設された山陽本線と異なり、区間の大半の園部〜小串間は官設鉄道で建設された。

使用車両[編集]

日本国有鉄道の時代は、複線区間が短く、旅客列車客荷分離を行うほど輸送量が大きくなかったため、ディーゼル機関車旧型客車荷物車郵便車を牽引していた。国鉄分割民営化後も国鉄12系客車国鉄50系客車が活躍していたが、七尾線をはじめとする他線区の電化に押し出された気動車によって客車が置き替えられた。

関連項目[編集]

山陰本線の駅一覧
JR-E嵯峨野線区間京都 - 梅小路京都西 - 丹波口 - 二条 - 円町 - 花園 - 太秦 - 嵯峨嵐山 - 保津峡 - 馬堀 - 亀岡 - 並河 - 千代川 - 八木 - 吉富 - 園部
JR-E福知山地区園部 - 船岡 - 日吉 - 鍼灸大学前 - 胡麻 - 下山 - 和知 - 安栖里 - 立木 - 山家 - (東舞鶴方面<<)綾部 - 高津 - 石原 - 福知山 - 上川口 - 下夜久野 - 上夜久野 - 梁瀬 - 和田山 - 養父 - 八鹿 - (宿南信号場) - 江原 - 国府 - 豊岡 - 玄武洞 - 城崎温泉
JR-A鳥取地区城崎温泉 - 竹野 - 佐津 - 柴山 - 香住 - - 餘部 - 久谷 - 浜坂 - 諸寄 - 居組 - 東浜 - 岩美 - 大岩 - 福部 - (滝山信号場) - 鳥取 - 湖山 - 鳥取大学前 - 末恒 - 宝木 - 浜村 - 青谷 - - 松崎 - 倉吉 - 下北条 - 由良 - 浦安 - 八橋 - 赤碕 - 中山口 - 下市 - 御来屋 - 名和 - 大山口 - 淀江 - (新見方面<<)伯耆大山 - 東山公園 - 米子
JR-D出雲地区米子 - 安来 - 荒島 - 揖屋 - 東松江 - 松江 - 乃木 - 玉造温泉 - 来待 - 宍道 - 荘原 - 直江 - 出雲市 - 西出雲 - 出雲神西 - 江南 - 小田 - 田儀 - 波根 - 久手 - 大田市 - 静間 - 五十猛 - 仁万 - 馬路 - 湯里 - 温泉津 - 石見福光 - 黒松 - 浅利 - 江津 - 都野津 - 敬川 - 波子 - 久代 - 下府 - 浜田 - 西浜田 - 周布 - 折居 - 三保三隅 - 岡見 - 鎌手 - 石見津田 - 益田
長門地区益田 - 戸田小浜 - 飯浦 - 江崎 - 須佐 - 宇田郷 - 木与 - 奈古 - 長門大井 - 越ケ浜 - 東萩 - - 玉江 - 三見 - 飯井 - 長門三隅 - 長門市 - 黄波戸 - 長門古市 - 人丸 - 伊上 - 長門粟野 - 阿川 - 特牛 - 滝部 - 長門二見 - 宇賀本郷 - 湯玉 - 小串 - 川棚温泉 - 黒井村 - 梅ケ峠 - 吉見 - 福江 - 安岡 - 梶栗郷台地 - 綾羅木 - 幡生
仙崎支線厚狭方面<<)長門市 - 仙崎