JR福塩線
ナビゲーションに移動
検索に移動
西日本旅客鉄道 Z 福塩線 | |
---|---|
基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 広島県 |
種類 | 普通鉄道(在来線・地方交通線) |
起点 | 福山駅 |
終点 | 塩町駅 |
駅数 | 27駅 |
電報略号 | フエセ |
路線記号 | Z |
開業 | 1914年7月21日 |
府中以南改軌 | 1935年12月14日 |
全通 | 1938年7月28日 |
所有者 | 西日本旅客鉄道 |
運営者 | 西日本旅客鉄道 |
車両基地 | 岡山電車区、下関総合車両所広島支所 |
路線諸元 | |
路線距離 | 78.0 km |
軌間 | 1,067 mm(狭軌) |
線路数 | 全線単線 |
電化区間 | 福山駅 - 府中駅間 |
電化方式 | 直流1,500 V 架空電車線方式 |
閉塞方式 | 自動閉塞式(特殊) |
保安装置 | ATS-SW |
最高速度 | 85 km/h |
福塩線(ふくえんせん)は、西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線(地方交通線)である。
概要[編集]
福山 - 府中間23.6kmが直流電化[1]。山陽 - 山陰間連絡鉄道の一部であり、福山平野より芦田川を遡り、上下付近で分水嶺を越えて、日本海側斜面の上下川(江の川支流)流域に入って、芸備線との接続駅である塩町に達する[1]。
列車は府中以南を電車運転、府中以北をディーゼル動車運転しており、直通列車はない[1]。塩町より芸備線に乗り入れて三次まで直通列車運転する[1]。
沿革[編集]
※出典:[1]
- 1914年(大正3年)7月21日:両備軽便鉄道福山 - 府中間開業。軌間762mm。
- 1927年(昭和2年):電化。
- 1933年(昭和8年)9月:国有化、福塩線となる。
- 1933年(昭和8年)11月:軌間を1067mmに改軌と同時に福塩南線となる。
- 1938年(昭和13年)7月28日:全通。それに伴い福塩南線と福塩北線を併せて福塩線とする。
- 1987年(昭和62年)4月1日:日本国有鉄道の分割民営化に伴い、JR西日本の所属路線となる。
駅一覧[編集]
便宜上、塩町駅側の全列車が直通する芸備線三次駅までの区間を記載。
- 全列車普通列車(すべての駅に停車)
- 線路(全線単線)… ◇・∨:列車交換可、|:列車交換不可
- 全駅広島県内に所在
- ワンマン列車の扱い(通常時)
- ◎ … 終日ホーム側のすべてのドアが開く駅
- ○ … 窓口の営業時間中のみホーム側のすべてのドアが開く駅
- △ … 乗降方法がワンマン方式(後乗り前降り)の駅(但し、湯田村駅から鵜飼駅は列車の混み具合によってや新型コロナウイルス感染症の流行による感染状況によっては、運転士による集札扱いを中止してホーム側のすべてのドアが開くこともあるほか、車掌が特別改札扱いで乗務することがある)
電化状況 | 路線名 | 駅名 | 駅間 営業キロ |
累計 営業キロ |
接続路線 | ワンマン 列車の 扱い |
線路 | 所在地 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
直流電化 | 福塩線 | 福山駅 | - | 0.0 | 西日本旅客鉄道: 山陽新幹線・W X 山陽本線 (JR-X14・JR-W14) | ◎ | ∨ | 福山市 |
備後本庄駅 | 1.8 | 1.8 | ◎ | | | ||||
横尾駅 | 4.3 | 6.1 | ◎ | ◇ | ||||
神辺駅 | 2.3 | 8.4 | 井原鉄道:井原線(連絡改札を通ると乗車可能) | ◎ | ◇ | |||
湯田村駅 | 2.0 | 10.4 | △ | | | ||||
道上駅 | 0.9 | 11.3 | △ | | | ||||
万能倉駅 | 2.1 | 13.4 | △ | ◇ | ||||
駅家駅 | 1.2 | 14.6 | △ | | | ||||
近田駅 | 1.4 | 16.0 | △ | | | ||||
戸手駅 | 1.0 | 17.0 | △ | | | ||||
上戸手駅 | 1.8 | 18.8 | △ | | | ||||
新市駅 | 1.2 | 20.0 | △ | ◇ | ||||
高木駅 | 1.7 | 21.7 | △ | | | 府中市 | |||
鵜飼駅 | 1.0 | 22.7 | △ | | | ||||
府中駅 | 0.9 | 23.6 | ○ | ◇ | ||||
非電化 | 下川辺駅 | 4.3 | 27.9 | △ | | | |||
中畑駅 | 3.9 | 31.8 | △ | | | ||||
河佐駅 | 3.1 | 34.9 | △ | ◇ | ||||
備後三川駅 | 7.5 | 42.4 | △ | | | 世羅郡 世羅町 | |||
備後矢野駅 | 4.2 | 46.6 | △ | ◇ | 府中市 | |||
上下駅 | 3.7 | 50.3 | △ | ◇ | ||||
甲奴駅 | 4.4 | 54.7 | △ | | | 三次市 | |||
梶田駅 | 2.4 | 57.1 | △ | | | ||||
備後安田駅 | 5.2 | 62.3 | △ | | | ||||
吉舎駅 | 5.0 | 67.3 | △ | ◇ | ||||
三良坂駅 | 6.3 | 73.6 | △ | | | ||||
塩町駅 | 4.4 | 78.0 | 西日本旅客鉄道:P 芸備線(備後落合方面) | △ | ◇ | |||
芸備線 | ||||||||
神杉駅 | 1.5 | 79.5 | △ | ◇ | ||||
八次駅 | 3.3 | 82.8 | △ | | | ||||
三次駅 | 2.3 | 85.1 | 西日本旅客鉄道:P 芸備線(広島方面) | ○ | ◇ |
過去の接続路線[編集]
廃止区間[編集]
( )内は起点からの営業キロ
- 1935年(昭和10年)12月14日廃止区間
- 両備福山駅 (0.0) - 胡町駅 (0.6) - 吉津駅 (1.2) - 横尾駅 (4.3)
- 1989年(平成元年)4月20日廃止区間
- 河佐駅 (0.0) - 八田原駅 (2.5) - 備後三川駅 (8.9)
廃止信号場[編集]
- 高屋川仮信号場:1934年(昭和9年)廃止、神辺駅 - 湯田村駅間(福山駅起点9.6km)
その他[編集]
府中 - 下川辺間は、1954年に電化されたが、8年余りで廃止された。