後奈良天皇
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後奈良天皇(ごならてんのう、1496年(明応5年12月23日) - 1557年(弘治3年9月5日))は第105代天皇[1]。戦国時代の真っ只中に在位した天皇である。
概要[編集]
諱は、知仁[読 1][1]。後柏原天皇の第二皇子として誕生した[2]。母は贈内大臣勧修寺教秀[読 2]の娘、藤原藤子[読 3](豊楽門院[読 4])。1512年(永正9年)に親王宣下を受け、後柏原天皇の崩御に伴い践祚し、1536年に(天文5年)に即位礼を挙行した。
即位礼をあげるまで先代の後柏原天皇同様に長期の歳月を必要とした。北条、大内、今川等の地方豪族から資金が集まったため即位礼が行われた[2]。皇室は困窮を極めており、天皇の直筆がたやすく売買されていた[2]。
こうした荒廃した時代であったが、後奈良天皇は疫病流行の際には般若心経を諸国の寺社に納めるなど民衆の平安をつねに祈願していた[2]。
脚注[編集]
読み方[編集]
出典等[編集]
参考・引用等[編集]
- 尾崎克之 栗原加奈夫 岡林秀明 常井宏平 『完全保存版 天皇125代』2128、宝島社〈別冊宝島〉、2014年2月23日、1st。ISBN 978-4-8002-2156-8。
- 笠原秀彦 『歴代天皇総覧 皇位はどう継承されたか』1617、中央公論社〈中公新書〉、2013年5月10日、27th。ISBN 4-12-101617-3。
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