森戸辰男

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森戸 辰男(もりと たつお、1888年(明治21年)12月23日 - 1984年(昭和59年)5月28日)は、経済学者、政治家。広島大学名誉教授文部大臣衆議院議員、広島大学初代学長、中央教育審議会会長などを歴任。

来歴[編集]

広島県福山東堀端(現・福山市)に旧福山藩士の森戸鸞蔵・チカの二男として生まれた。第一高等学校を経て[1]、1914年(大正3年)に東京帝国大学法科大学経済学科を卒業し、1916年(大正5年)に経済学科助教授、1919年(大正8年)に新設された経済学部教授となった[2]。同年12月に経済学部紀要『経済学研究』創刊号に論文「クロポトキンの社会思想の研究」を発表するも、学内の右翼団体興国同志会から危険思想の宣伝であると攻撃され、1920年(大正9年)1月に紀要編集発行名義人の大内兵衛とともに新聞紙法第42条の朝憲紊乱罪で起訴された。森戸は禁錮2ヵ月・罰金70円、大内は禁錮1ヵ月・罰金20円(執行猶予2年)の有罪判決を受け、経済学部教授会は両名の休職を決議し、東大を退官に追い込まれた(森戸事件[3]。出獄後の1921年(大正10年)に大原社会問題研究所所員となり[4]ドイツロシアイギリスフランスなど欧州諸国に留学した。1923年(大正12年)に帰国後は研究所に勤めつつ、評論活動や労働者教育で活躍した[5]。1929年(昭和5年)に雑誌『改造』に「大学の顛落」を執筆し、マルクス主義の立場から「自由主義教授の信頼するに足る人格と卓絶せる学説と不撓の闘争力を以てするも」、大学の転落は必然であると主張[6]。東大教授で後にその座を追われることになる河合栄治郎との間で論争を展開した[7]。一方で戦時中に大政翼賛運動に共感する論文を発表していたとされる[2]

敗戦後の1945(昭和20)年秋に日本文化人聯盟に参加[1]。11月5日に高野岩三郎鈴木安蔵らとともに憲法研究会を結成し、12月に「憲法草案要綱」を発表した[8]。同年11月に日本社会党の結成に参加、入党。1946年(昭和21年)4月の第22回衆議院議員総選挙に旧広島3区から立候補して初当選、当選3回[5]。一高校長であった天野貞祐らとともに教育基本法原案の骨組みを作成[9]、また日本国憲法第25条にワイマール憲法にある生存権を付け加えるのに貢献した[8]。1947年(昭和22年)6月から1948年(昭和23年)10月に片山哲内閣と芦田均内閣の文部大臣を務め、六・三制や教育委員会公選制の実施など戦後の教育改革に携わった[5]。1949年1月の総選挙後、社会党左派稲村順三が党の性格を「科学的社会主義に立脚する党」「行動的階級政党」だと主張すると、右派を代表して「勤労国民を基盤とする大衆政党」だと主張し、党内で「森戸・稲村論争」を展開した。1950年(昭和25年)に代議士を辞任し[1]広島大学初代学長(1950年4月~1963年3月)に就任[10]中央教育審議会委員(1953年9月~1971年7月)[1]、同会長(1963年6月~1971年7月)、日本育英会会長(1963年4月~1972年3月)、日本図書館協会会長(1964年6月~1979年10月)、国語審議会会長(1964年10月~1966年1月)、日本ユネスコ国内委員会会長(1959年3月~1961年7月)、日本放送協会学園高等学校初代校長(1963年4月~)なども歴任し[10]、教育界の大御所的存在として君臨した。

1963年(昭和38年)9月、広島市名誉市民。1964年(昭和39年)11月、勲一等瑞宝章を受章。1971年(昭和46年)11月、文化功労者顕彰、福山市名誉市民。1974年(昭和49年)4月、勲一等旭日大綬章を受章[10]。1984年(昭和59年)に95歳の高齢で死去した。森戸はその長い人生において、戦前は「学問の自由を守ろうとし、労働者の教育や社会運動に寄与した」が、戦後になると中央教育審議会委員長として「期待される人間像」を発表したり、「家永教科書裁判の国側弁護人として法廷で証言したりした保守的な人物」としての2面的な部分があり、評価が分かれている[1]

主著に『クロポトキンの片影』(同人社、1921年)、『思想と闘争』(改造社、1925年)、『大学の顛落』(同人社、1930年)、『青年学徒に与う』(学芸社、1946年)、『平和革命の条件』(東京出版社、1950年)、『日本におけるキリスト教と社会運動』(潮書房、1950年)、『学問の自由と大学の自治』(民主教育協会、1961年)、『思想の遍歴(上・下)』(春秋社、1972-75年)、『第三の教育改革』(第一法規出版、1973年)、訳書にブレンターノ『労働者問題』(岩波書店、1919年)、メンガー『近世社会主義思想史』(我等社、1921年)、『全労働収益権史論』(弘文堂書房、1924年)などがある。

備考[編集]

1960年1月に民主社会主義連盟(民社連)が開催した第1回民主社会主義研究会議に来賓として出席し、祝辞を述べた。民社連が発展的に解消した民主社会主義研究会議(民社研)の役員には就かなかったが、つながりを持った。西尾末廣は民主社会党(のちの民社党)の初代党首に蠟山政道か森戸辰男を起用する案も考えたが、結局は西尾が初代委員長に就任した[11]

社会思想研究会顧問(1949年11月〜1952年2月)[12]民主社会協会顧問(1950年夏〜)[13]日本労働者教育協会(日労協)顧問(1956年9月~)[14]労働科学研究所理事(1949年10月~)、理事長(1959年3月~)、能力開発研究所理事長(1963年1月~1971年10月)、松下視聴覚教育研究財団初代理事長(1973年12月~)なども務めた[10]

広島大学学長に就任したのは、新制大学発足直後で、当時、隣県の岡山大学は旧軍用地を利用した集中キャンパス形成に熱心だったが、広島大学は旧制学校の校地を大切にし、さらに広島市への集中を避け、福山市に新たに水畜産学部のキャンパスを開設した。このタコ足状態は民主的な森戸学長の考えによるものだったが、学園紛争の勃発の際にタコ足状態が問題になり、東広島市へキャンパスの大半が移転する結果を残した。

著書[編集]

  • 『クロポトキンの片影』 同人社書店、1921年
  • 『ロシヤ大飢饉と其救濟運動』 大原社会問題研究所出版部[大原社会問題研究所パンフレット]、1922年
  • 『社会科学研究の自由に関して青年学徒に訴ふ』 改造社、1925年
  • 『思想と闘争』 改造社、1925年/黒色戦線社、1991年
  • 『最近ドイツ社会党史の一齣』 同人社書店、1925年
  • 『學生と政治――我國學校教育の階級性とその矯正として『社會科學』運動』 改造社、1926年
  • 『闘爭手段としての學校教育』 同人社書店、1926年
  • 『思想闘争史上に於ける社会科学運動の重要性』 改造社、1927年
  • 『大學の顛落』 同人社、1930年
  • 『我國における研究自由鬪爭史の一節――進化主義思想の移植』 岩波書店[岩波講座哲学]、1933年
  • オウエン・モリス』 岩波書店[大教育家文庫]、1938年、復刻版1984年
  • 『戰爭と文化』 中央公論社、1941年
  • 『獨逸勞働戰線と産業報國運動――その本質及任務に關する考察』 改造社、1941年
  • 『獨逸勞働の指導精神』 栗田書店、1942年
  • 『青年學徒に訴ふ――知識階級はいま何を爲すべき乎』 學藝社、1946年
  • 『救国民主聯盟の提唱』 鱒書房、1946年
  • 『労働組合の課題』 君島書房、1947年
  • 『社会民主主義のために』 第一出版、1947年
  • 『新日本建設國民運動の性格と目標』 印刷局[公民叢書]、1948年
  • 『クロポトキン』 弘文堂[アテネ文庫]、1949年
  • 『平和革命の條件』 東京出版社、1950年
  • 『日本におけるキリスト教と社会運動』 潮書房、1950年
  • 『變革期の大学』 広島大学本部、1952年
  • 『國際連合と平和主義』 日本国際連合協会編、日本國際連合協会、1952年
  • 『民主主義の反省』 民主教育協会[IDE教育選書]、1957年
  • 『日本教育の回顧と展望』 教育出版、1959年
  • 『国際理解教育の基本的理念』 日本ユネスコ国内委員会[ユネスコ双書]、1960年
  • 『学問の自由と大学の自治』 民主教育協会[IDE教育資料]、1961年
  • 『科学と世界平和』 民主教育協会[IDE教育資料]、1962年
  • 『時局と教育――森戸辰男講演集』 民主教育協会、1963年
  • 『これからの教育』 日本教師会出版部[教師会叢書]、1966年
  • 『思想の遍歴 上 クロポトキン事件前後』 春秋社、1972年
  • 『教育不在――占領政策と権力闘争の谷間』 鱒書房、1972年
  • 『第三の教育改革――中教審答申と教科書裁判』 第一法規出版、1973年
  • 『憲法と自衛隊』 労働問題懇話会[産業労働ライブラリー]、1974年
  • 『思想の遍歴 下 社会科学者の使命と運命』 春秋社、1975年
  • 『遍歴八十年』 日本経済新聞社、1976年
  • 『無政府主義』 黒色戦線社、1988年
  • 『クロポトキンの社会思想の研究』 黒色戦線社、1988年

共編著[編集]

  • 『政府はいかに思想を善導せんとするか』 山本宣治共著、大阪労働学校出版部、1929年
  • 『経済学全集 第50巻 剰余価値学説略史』 笠信太郎共著、改造社、1933年
  • 『労働組合と經濟復興』 中山伊知郎、労働協会共著、毎日新聞社[毎日労働講座]、1947年
  • 『新教育基本資料とその解説』 共著、學藝教育社、1949年
  • 『平和の経済的基礎』 大内兵衛共著、全国統計協会連合会、1952年
  • 『経済学の諸問題――久留間鮫造教授還暦記念論文集』 大内兵衛共編、法政大学出版局、1958年
  • 『日本を考える』 波多野鼎共著、労働問題懇話会[産業労働ライブラリー]、1973年

翻訳[編集]

  • ブレンターノ 『勞働者問題』 岩波書店、1919年
  • G. D. H. Cole, W. Mellor 『ギルド社會主義』 文化學會出版部、1920年
  • アントン・メンガア 『近世社會主義思想史』 我等社、1921年
  • ヴエルネル・ゾムバルト 『勞働組合運動の理論と歴史』 大原社會問題研究所出版部、1922年/細野三千雄共訳、同人社書店、1925年
  • レーデラア 『岐路に立てるヨーロッパ――其解決と極東』 大阪毎日新聞社、1924年
  • アントン・メンガア 『全勞働収益權史論』 弘文堂書房、1924年
    • 『社會思想全集 第21巻 全勞働収益權史論・軍國主義論』 平凡社、1930年
  • カール・マルクス『マルクス「剰餘價値學説史」(10分冊)』 櫛田民蔵、大内兵衛共訳、同人社書店[大原社會問題研究所パンフレット]、1925年
  • マルクス、エンゲルス『ドイッチェ・イデオロギー――マルクス・エンゲルス遺稿』 河上肇、櫛田民蔵共訳、我等社[我等叢書]、1930年
  • エルンスト・エンゲル 『ベルギー勞働者家族の生活費』 栗田書店[統計學古典選集]、1941年/第一出版[統計學古典選集]、1947年
    • エンゲル 『ベルギー労働者家族の生活費』 栗田出版会[統計学古典選集]、1968年/第一出版[統計学古典選集]、1968年
  • エンゲル 『労働の価値・人間の価値』 栗田書店[統計學古典選集]、1942年/第一出版[統計學古典選集]、1947年
  • 『独逸労働の指導精神』 栗田書店、1942年
  • モリッツ・ウィルヘルム・ドロービッシュ 『道徳統計と人間の意志自由』 栗田書店[統計學古典選集]、1943年
  • ズューズミルヒ『神の秩序』 高野岩三郎共訳、第一出版[統計學古典選集]、1949年

出典[編集]

  1. a b c d e 小池聖一「森戸辰男、人と思想」広島大学文書館
  2. a b 鶴見俊輔「森戸辰男」、日本アナキズム運動人名事典編集委員会編 『日本アナキズム運動人名事典』ぱる出版、2004年、649頁
  3. 森戸事件(もりとじけん)とは コトバンク
  4. 新訂 政治家人名事典 明治~昭和の解説 コトバンク
  5. a b c 平林春好「森戸辰男」、朝日新聞社編『現代人物事典』朝日新聞社、1977年、1418頁
  6. 【湯浅博 全体主義と闘った思想家】独立不羈の男・河合栄治郎(42)その生涯編・一騎打ち(1/5ページ) 産経ニュース(2016年5月14日)
  7. 【湯浅博 全体主義と闘った思想家】独立不羈の男・河合栄治郎(42)その生涯編・一騎打ち(2/5ページ) 産経ニュース(2016年5月14日)
  8. a b GHQでなく日本人が魂入れた憲法25条・生存権 (2ページ目) 日経ビジネス電子版(2016年3月30日)
  9. 森戸辰男氏(略歴) 獨協大学
  10. a b c d 「森戸辰男理事長逝去」『労働科学』60巻7号、1984年
  11. 石上大和『民社党――中道連合の旗を振る「責任政党」』教育社、1978年
  12. 社会思想研究会編『社会思想研究会の歩み――唯一筋の路』社会思想社、1962年
  13. 中村菊男「蝋山先生と民主社会主義運動」『改革者』第68号、1967年11月
  14. 山口義男「芝園橋界わい(15)素晴らしき指導者たち(その2)」『改革者』第41巻第12号(通巻485号)、2000年12月

外部リンク[編集]


第1回

春日由三 | 吉本明光

第2回 中山晋平
第3回

春日由三 | 吉川義雄

第4回

春日由三 | 吉川義雄 | 川村専一 | 狩野近雄 | 河上英一 | 笹本恭彦 | 明瀬裕 | 池田太郎 | 牧定忠

第5回

春日由三 | 吉川義雄 | 渋沢秀雄 | 横山隆一 | 西崎緑 | 貝谷八百子 | 田付辰子 | メイ牛山

第6回

春日由三 | 吉川義雄 | 岩田専太郎 | 勅使河原蒼風 | 千代の山雅信 | 小山いと子 | 吉村公三郎 | 市川翠穂 | マヤ片岡

第7回

春日由三 | 吉川義雄 | 三國連太郎 | 小西得郎 | 栃錦清隆 | 青木茂高 | 河上牧子 | 水木洋子 | 坂西志保 | 田村佐紀子 | 吾妻徳穂

第8回

吉川義雄 | 田中角栄 | 菊田一夫 | 若乃花勝治 | 金田正一 | 奥むめお | 森田たま | 細川ちか子 | 近藤百合子

第9回

吉川義雄 | 横山泰三 | 水原茂 | 稲垣浩 | 朝汐太郎 | 沢田美喜 | 杉村春子 | 戸川エマ | 赤堀全子

第10回

吉川義雄 | 木下惠介 | 大宅壮一 | 杉浦幸雄 | 若羽黒朋明 | 長谷川春子 | 大濱英子 | 榊淑子 | 谷桃子

第11回

吉川義雄 | 秋山登 | 唐島基智三 | 柏戸剛 | 松本幸四郎 | 中村汀女 | 田中絹代 | 秋山ちえ子 | 江上トミ

第12回

長沢泰治 | 土門拳 | 高田元三郎 | 仲代達矢 | 大鵬幸喜 | 和田夏十 | 勅使河原霞 | 村山リウ | 森光子

第13回

長沢泰治 | 工藤昭四郎 | 東郷青児 | 森英恵 | 大山康晴 | 山内一弘 | 佐田の山晋松 | 藤間紫 | 岡田茉莉子 | 十返千鶴子 | 浪花千栄子

第14回

長沢泰治 | 細川隆元 | 丹羽文雄 | 實川延若 | 中西太 | 栃ノ海晃嘉 | 飯田蝶子 | 貞閑晴 | 新珠三千代 | 花柳壽輔 | 佐久間良子

第15回

長沢泰治 | 大林清 | 北葉山英俊 | 林与一 | 古賀忠道 | 春風亭柳橋 | 岩下志麻 | 司葉子 | 長谷川町子 | 林美智子 | 吉屋信子

第16回

坂本朝一 | 円地文子 | 安達曈子 | 入江美樹 | 藤村志保 | 小絲源太郎 | 松下幸之助 | ファイティング原田 | 緒形拳

第17回

坂本朝一 | 樫山文枝 | 五代利矢子 | 浜美枝 | 山崎豊子 | 大佛次郎 | 尾上菊之助 | 加藤芳郎 | 鶴ヶ嶺昭男

第18回

中山卯郎 | 福島慎太郎 | 木村秀政 | 西本幸雄 | 石坂浩二 | 福原美和 | 栗原小巻 | 塩月弥栄子 | 平岩弓枝

第19回

中山卯郎 | 江夏豊 | 王馬熙純 | 榊原仟 | 鈴木俊一 | 曽野綾子 | 高田敏子 | 藤田弓子 | 三船敏郎

第20回

中山卯郎 | 浅丘ルリ子 | 市川海老蔵 | 今井通子 | 大谷直子 | 菅野義丸 | 佐藤愛子 | 鶴岡一人 | 平幹二朗

第21回

中道定雄 | 坂東玉三郎 | 樋口久子 | 小林弘 | 三田佳子 | 志村喬 | 武原はん | 玉の海正洋 | 中山律子

第22回

仲代達矢 | 小野田勇 | 浪花家辰造 | 大場政夫 | 宇田川竜男 | 堀内寿子 | 大山英子 | 村山加代子 | 中山きよ子 | 樫山文枝 | 山口果林 | 高橋信雄 | 山下迪子 | 館弘子 | 石田芳夫 | 中山紀子 | 井沢つま | 森戸辰男 | 溝尾正志 | 花本方美 | 為久優子 | 成田知子 | 桑田たつ子 | 村上巳里 | 山下誠 | 小川善三郎 | 河野久枝 | 桑原永子 | 田川由紀子 | 佐藤太圭子 | 山田三智穂 | 大谷豊二 | 高橋優子 | 貴ノ花利彰 | 赤塚洋文 | 平内義幸 | 富岡雅寛 | 平賀輝子 | 中川時子

第23回

加藤稔 | 池内淳子 | 中原誠 | 森英恵 | 小林桂樹 | 中村汀女 | 井上ひさし | 中野貴代 | 神田好武 | 真木洋子 | 輪島大士

第24回

高橋洋子 | 生沼スミエ | 棟方志功 | 村上元三 | 京マチ子 | サトウサンペイ | 高田ユリ | 尾上菊五郎 | 寺島純子 | 北の湖敏満

第25回

根本良夫 | 橋本明治 | 杉村春子 | 尾上松緑 | 栗原小巻 | 堀江謙一 | 檀ふみ | 魁傑將晃 | 新垣留美子

第26回

根本良夫 | 尾上梅幸 | 高橋展子 | 吉永小百合 | 加藤剛 | 三林京子 | 大竹しのぶ | 古葉竹識 | 三重ノ海五郎

第27回

池田彌三郎 | 浅丘ルリ子 | 中村梅之助 | 小野清子 | 村上隆 | 堤加蓉子 | カロリーナ・ピレス・ド・リオ | 若三杉壽人 | 川上哲治

第28回

川口幹夫 | 市川染五郎 | 上田利治 | 旭國斗雄 | 水島新司 | 川橋幸子 | 橋田壽賀子 | 新井春美 | 竹下景子

第29回

川口幹夫 | 北の湖敏満 | 岩下志麻 | 植村直己 | 八千草薫 | 安奈淳 | 森和人 | 森下洋子 | 山本浩二

第30回

加藤好雄 | 若山富三郎 | ミヤコ蝶々 | 菅原文太 | 大原麗子 | 松本零士 | 重兼芳子 | 古葉竹識 | 多岐川裕美

第31回

加藤好雄 | 松本幸四郎 | 陳舜臣 | 佐久間良子 | 木田勇 | 向田邦子 | 島田陽子 | 鈴木喜久子 | 角田好雄

第32回

渡辺一雄 | 石毛宏典 | 古手川祐子 | 緒形拳 | 花井幸子 | 倉本昌弘 | 森光子 | 坂田栄男 | 高橋洋子 | 秋竜山 | 澤地久枝

第33回

香川宏 | 生沼スミエ | 玉の海梅吉 | 森英恵 | 山藤章二 | 池上季実子 | 広岡達朗 | 村松友視 | 真野響子 | 滝田栄 | 橋田壽賀子 | 前橋汀子 | 市川猿之助

第34回

香川宏 | 三船敏郎 | 松本幸四郎 | 大原麗子 | 田淵幸一 | 樋口久子 | 松坂慶子 | 田中裕子 | 隆の里俊英 | 谷川浩司 | 林真理子 | 胡桃沢耕史 | 宮尾登美子 | 山口小夜子 | 役所広司

第35回

菊池綜一 | 江上由美 | 釜本邦茂 | 名取裕子 | 風間杜夫 | 石井幹子 | 連城三紀彦 | 里中満智子 | 衣笠祥雄 | 松坂慶子 | 市川海老蔵

第36回

遠藤利男 | 三田佳子 | 中村吉右衛門 | 高野悦子 | 小池一夫 | 武原はん | ジェームス三木 | 山口洋子 | 吉田義男 | 大地真央 | 北尾光司

第37回

中野正之 | 森光子 | 清原和博 | 森下洋子 | 雁屋哲 | 黒柳朝 | 加藤芳郎 | 山崎洋子 | 渡辺謙 | 加納みゆき | 千代の富士貢

第38回

吉岡利夫 | 若尾文子 | 中井貴一 | 森瑤子 | 江藤俊哉 | 俵万智 | 逢坂剛 | 森口祐子 | 近藤真一 | 若村麻由美 | 北勝海信芳

第39回

今西陽一郎 | 三田佳子 | 片岡孝夫 | 伊藤京子 | 森祇晶 | 浅野温子 | 安野光雅 | 伊勢桃代 | 新井満 | 山口智子 | 千代の富士貢

第40回

沖清司 | 千代の富士貢 | いしだあゆみ | ねじめ正一 | 小林浩美 | 中村勘九郎 | 村崎芙蓉子 | 西田敏行 | 石岡瑛子 | 斎藤雅樹 | 渡辺梓

第41回

沖清司 | 山本陽子 | 中村鴈治郎 | 諏訪内晶子 | 野田秀樹 | コシノジュンコ | 渡辺久信 | 森口祐子 | 松岡修造 | 沢口靖子 | 真田広之

第42回

小林由紀子 | 増井光子 | 山崎豊子 | 秋山幸二 | 芦原すなお | 荻野アンナ | 若花田勝 | 貴花田光司 | 緒形直人 | 鷲尾いさ子 | 田中好子

第43回

内林達夫 | 有森裕子 | 曙太郎 | 古賀稔彦 | 富司純子 | 中田久美 | 野茂英雄 | 村上弘明 | 伊藤みどり | 森光子 | 高橋克彦

第44回

松尾武 三田佳子 | 米長邦雄 | 市川團十郎 | 細川直美 | 筒井道隆 | つみきみほ | 松原敏春 | 平瀬真由美 | 宮尾登美子 | 川淵三郎 | 内館牧子 | 田村亮子 | 植木等 | 野村克也 | 中丸三千繪 | 古田敦也 | ミヤコ蝶々 | 曙太郎 | 古橋廣之進 | 大林素子

第45回

松尾武 | イチロー | 赤井英和 | 奥野史子 | 岩下志麻 | 羽生善治 | 南井克巳 | 賀来千香子 | 川本ゆかり | 市川崑 | 森光子

第46回

上田洋一 | 古田敦也 | 田村亮子 | 天海祐希 | 竹中直人 | 原辰徳 | 水谷八重子 | 中村紘子 | ジョージ川口 | 柳家小さん | 大石芳野

第47回

上田洋一 | 有森裕子 | 川口能活 | 江角マキコ | 仰木彬 | 清水市代 | 中村橋之助 | 森英恵 | 桂米朝 | 大石静 | 周防正行

第48回

大橋晴夫 | 井原正巳 | 吉永小百合 | 片岡仁左衛門 | 伊藤みどり | 佐々木主浩 | 佐藤夕美子 | 本木雅弘 | 篠田節子 | 谷川浩司 | 吉行あぐり

第49回

大橋晴夫 | 清水宏保 | 藤原紀香 | 琴錦功宗 | 中村玉緒 | 松平健 | 俵万智 | ジェームス三木 | 服部道子 | 熊川哲也 | 浅利純子

第50回

伊東律子 | 出島武春 | 松嶋菜々子 | 内館牧子 | 野村萬斎 | 田村亮子 | 津川雅彦 | 草笛光子 | 阿久悠 | 福嶋晃子 | 乙武洋匡

第51回

伊東律子 | 田村亮子 | 長嶋茂雄 | 高橋尚子 | 渡辺謙 | 池内淳子 | 佐々木主浩 | 岡本綾 | 井上康生 | 木村佳乃 | 内藤國雄

第52回

出田幸彦 | 栃東大裕 | 川原亜矢子 | 室伏広治 | 竹田恆和 | 松岡佑子 | 唐沢寿明 | 平良とみ | 天海祐希 | 藤田宜永 | 森下洋子

第53回

出田幸彦 | 朝青龍明徳 | 米倉涼子 | 市川新之助 | 阿川佐和子 | 宮本恒靖 | 仲間由紀恵 | 高橋由伸 | 恩田美栄 | 岩合光昭 | 岸惠子

第54回

中村季恵 | 浅野ゆう子 | 五木寛之 | 優香 | 三谷幸喜 | 村山由佳 | 末續慎吾 | 村主章枝 | 武田真治 | 有馬稲子 | 星野仙一

第55回

中村季恵 | 野口みずき | 野村忠宏 | 橋田壽賀子 | 中村勘九郎 | 荒川静香 | 滝沢秀明 | 高島礼子 | 和田一浩 | 森光子 | 日野原重明

第56回

琴欧州勝紀 | 薬師丸ひろ子 | 野口聡一 | 長澤まさみ | 山田洋次 | 森光子 | 上川隆也 | 眞鍋かをり | 林家正蔵 | 栗原はるみ

第57回

渡辺謙 | 阿木燿子 | リリー・フランキー | 藤山直美 | 内野聖陽 | 横峯さくら | 田口壮 | 吉田都 | 鎌田實 | 瀬戸内寂聴

第58回

宮﨑あおい | 上田桃子 | 岡島秀樹 | 青木功 | 中村勘三郎 | 新垣結衣 | 茂木健一郎 | 坂東眞理子 | 陣内智則 | 藤原紀香

第59回

本木雅弘 | 吉田沙保里 | 太田雄貴 | 高橋尚子 | 松本幸四郎 | 松坂慶子 | 姜尚中 | 堀北真希 | 妻夫木聡 | 上野由岐子

第60回

白鵬翔 | 草刈民代 | 阿部寛 | 深田恭子 | 原辰徳 | 勝間和代 | 城田優 | 杉山愛 | 西田敏行 | 森光子

第61回

野口聡一 | 湊かなえ | 岩崎夏海 | 寺島しのぶ | 髙橋大輔 | 上野樹里 | 伊勢谷友介 | 仲間由紀恵 | 北大路欣也 | 武良布枝

第62回

大竹しのぶ | 田中将大 | コシノジュンコ | 三谷幸喜 | 鈴木京香 | 佐々木則夫 | 鈴木明子 | 松山ケンイチ | 松井冬子 | 琴奨菊和弘

第63回

綾瀬はるか | 尾木直樹 | 澤穂希 | 中村勘九郎 | 樹木希林 | 桂文枝 | 吉田沙保里 | 入江陵介 | 菅野よう子 | 日馬富士公平

第64回

田中将大 | 滝川クリステル | 宮藤官九郎 | 宮本信子 | 杉良太郎 | 風吹ジュン | 岡田准一 |  | 片岡愛之助 | 阿川佐和子

第65回

中園ミホ | 尾上松也 | 蜷川実花 | 山中伸弥 | 井上真央 | 阿部寛 | 仲間由紀恵 | タモリ | 黒柳徹子

第66回

羽生結弦 | 堺雅人 | 長澤まさみ | 大泉洋 | 土屋太鳳 | 三宅宏実 | 上橋菜穂子 | 所ジョージ | 有村架純 | 又吉直樹

第67回

高畑充希 | 辻沙絵 | 草刈正雄 | 新垣結衣 | 大谷翔平 | 萩野公介 | 伊調馨 | 秋本治 | 春風亭昇太 | 村田沙耶香

第68回

村田諒太 | 村上茉愛 | 加藤一二三 | 吉岡里帆 | 高橋一生 | 宮本信子 | 鈴木亮平 | 林真理子

第69回

阿部サダヲ | 安藤サクラ | 池江璃花子 | 小平奈緒 | 佐藤健 | 出川哲朗 | 永野芽郁 | 中村勘九郎 | 夏井いつき | 野村萬斎 | 長谷部誠

第70回

井上尚弥 | 上沼恵美子 | サンドウィッチマン | 渋野日向子 | 瀬戸大也 | 田中圭 | 戸田恵梨香 | 中西麻耶 | 長谷川博己 | 広瀬すず | 吉野彰

第71回

黒柳徹子 | サンドウィッチマン | 杉咲花 | 染谷将太 | チコちゃん | 宮崎美子 | 宮本亞門 | 室伏広治 | 吉沢亮

第72回

石川佳純 | 清原果耶 | 小池栄子 | 坂口健太郎 | 谷真海 | 三谷幸喜

第73回

芦田愛菜 | 黒柳徹子 | 西村宏堂 | 羽生結弦 | 坂東彌十郎 | 福原遥 | 松本潤 | 村上宗隆 | 森保一 | 吉田都

第74回

北口榛花 | 国枝慎吾 | 堺雅人 | 俵万智 | 寺島しのぶ | 寺田宣弘 | バカリズム | 吉高由里子