京マチ子

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京 マチ子(きょう まちこ、大正13年(1924年3月25日 - 令和元年(2019年5月12日)は、大阪府大阪市出身の女優である。出演作品3本が海外映画祭のグランプリを獲得したため「グランプリ女優」と言われた(『羅生門』:ベネチア映画祭で日本初のグランプリ受賞、『雨月物語』:ベネチア映画祭で銀獅子賞受賞、『地獄門』:カンヌ映画祭でグランプリ受賞)。本名は矢野 元子(やの もとこ)。肉体美とエキゾチックな容姿で人気を博す。

略歴[編集]

1924年大阪市出身。大阪松竹少女歌劇団に入り、戦前に2本の松竹映画に出たが、戦後ダンサーとして人気を博した。当時、映画会社はスター探しに奔走しており、大映企画部長の松山英夫は上級生の勝浦千浪の評判をきいて、引き抜こうとして、京マチ子に目が留まり、翌日カメラテストを行った。勝浦は舞台の型にはまっていたが、京マチ子の粗削りながら新鮮さがあり、採用を決めた。昭和24年(1949年)に大映に入社し、第一回作品は映画『最後に笑う男』(1949年、安田公義監督)であった。宇野重吉と共演した谷崎潤一郎原作の『痴人の愛』(1949年、木村恵吾)ではナオミ役となり、大胆な演技で肉体派女優として注目される。昭和26年(1951年)のベネチア国際映画祭黒澤明監督の「羅生門」、昭和29年(1954年)のカンヌ国際映画祭衣笠貞之助監督の「地獄門」と出演映画が海外の映画祭で相次いで最高の賞を受賞し、グランプリ女優と言われるようになり、高く評価を受けた。

他にもベネチア映画祭銀獅子賞を受けた溝口健二監督の「雨月物語」やアメリカ映画「八月十五夜の茶屋」、吉村公三監督の「偽れる盛装」、市川崑監督の「鍵」、小津安二郎監督の「浮草」など、大監督の話題作に多く出演している。また山本富士子若尾文子らと共に大映映画の黄金時代を築くのに大きく貢献した。

しかし日本映画が斜陽期に入ると映画出演が減少した。そのため舞台やテレビドラマに活躍の場を移し、「必殺」シリーズで殺し屋の元締めを演じたり、NHK大河ドラマ「花の乱」などに出演。舞台では「冬の蝶」「黄昏」などに出演して存在感を示した。

晩年まで元気に過ごしていたとされるが、近年は高齢のこともあり次第に弱っていたという。令和元年(2019年)5月12日午後0時18分、心不全のため、東京都内の病院死去した。95歳没。

研究熱心な姿勢[編集]

初期の肉体派女優から国際派女優、演技派女優と変身した陰には、自身の相当の努力があった。台本を手に入れるとすべての私生活を捨て一人でホテルに閉じこもり、役の研究に没頭する[1]。黒澤明との「羅生門」の撮影に入る前の稽古では、まだ眠ってる黒澤明の枕元に台本を携え、「先生教えておくれやす」と質問していた[2]

映画の時期別代表作[編集]

初期:肉体派女優時代[編集]

時期的には1949年から1951年までの2年間である[3]。 戦後民主主義における理知的な女性像を体現した原節子、明確な自己主張と機知に富む会話の近代的な女性像の高峰秀子、清純派女優の系譜にあるが戦後の価値観も体現した津島恵子、スピード感のある会話、軽快で鮮烈な演技の淡島千景などと比較しても、誰とも異なる存在感を発揮したのが京マチ子であった。ふてぶてしい表情で、たばこを格好よく吸い、豊満な肉体で男を誘惑し、相手かまわず喧嘩を吹きかけ、封建的な思想を痛快に打ち破る。フレームをはみ出すボリュームで新しいイメージを形成した。今までの弱弱しいヒロインとは異なり、戦後の自由と解放の象徴でもあった。  この時期の代表作は出世作の『痴人の愛』、肉体派女優を体現した『浅草の肌』『牝犬』がある。『偽れる盛装』『羅生門』もこの時期の作品である。羅生門では神々しさと強烈な自己主張を持つ武士の妻を演じたと言われる[4]

中期:国際女優時代[編集]

1951年から1957年ころまでである[3]。 1951年にベネチアで『羅生門』が金獅子賞を受賞し、一躍国際女優となった。ここから「東洋的な靜の演技」に転換する。国際派女優としては、肌を露出することなく、しとやかな上流階級女性を演じることが多くなった。  この時期の代表作は、『雨月物語』『地獄門』、ハリウッドで撮影された『八月十五夜の茶屋]』である。

後期:多彩な演技派女優時代[編集]

1957年から1963年の時期である。美人女優のラベルから解放され演技派として活躍した。ミステリ・ミュージカル、喜劇映画、文芸映画と幅広い役をこなし、円熟時代となった。 この時期の代表作は、『鍵』『足にさわった女』、『婚期』である。

晩期:舞台・テレビ女優時代[編集]

1963年以降の時期である[3]。1963年大阪新歌舞伎座、1964年の明治座で舞台に出演し、1964年7月には『あぶら照り』でテレビ出演した。映画は1984年公開の『化粧』が最後であった。2006年には82歳で舞台「女たちの忠臣蔵」に出演した。 この時期の代表作は、『他人の顔』『千羽鶴』である。

経歴[編集]

  • 1924年3月25日、大阪府大阪市港区八幡屋町で生まれる。
  • 1929年、5歳の時父親が蒸発し、母と祖母により育てられる。
  • 1936年、小学校卒業と同時に大阪松竹少女歌劇団(現OSK日本歌劇団)に予科生として入団する。京マチ子の芸名をつけ、レビューの踊り子として訓練を受け、華麗なダンスで人気を博す。
  • 1944年、松竹時代劇『天狗倒し』で映画初出演、溝口健二監督『団十郎三代』出演。
  • 1949年、大阪松竹少女歌劇を退団し、大映に入社。山本富士子若尾文子とともに大映の看板女優となる。木村恵吾監督『痴人の愛』に出演。
  • 1950年黒澤明監督映画『羅生門』に出演。
  • 1951年吉村公三郎監督映画『源氏物語』に出演。吉村公三郎監督『偽れる盛装』に出演。
  • 1953年溝口健二監督映画『雨月物語』に出演。衣笠貞之助監督映画『地獄門』出演。成瀬巳喜男監督映画『あにいもうと』。
  • 1956年、アメリカ映画『八月十五夜の茶屋』に出演。第14回ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)にノミネート。
  • 1959年市川崑監督映画『鍵』主演。小津安二郎監督映画『浮草』出演。
  • 1964年、フジテレビ系「あぶら照り」でテレビ初出演。
  • 1966年勅使河原宏監督映画『他人の顔』出演。
  • 1974年山本薩夫監督『華麗なる一族』 出演。
  • 1975年、山本薩夫監督『金環蝕』出演。
  • 1976年、映画『男はつらいよ 寅次郎純情詩集』で寅さんより唯一の年上マドンナを演じる。
  • 2006年橋田壽賀子作舞台『女たちの忠臣蔵』瑶泉院役で最後の出演。
  • 2019年5月12日、都内の病院で心不全により逝去。95歳没。墓はハワイ[5]

出演作品[編集]

公開年月順の出演作品である[3]。出演者は京マチ子を除く。

映画[編集]

No タイトル 公開年月 監督 主な共演者
1 天狗倒し 1944年2月 井上金太郎 佐分利信、沢村圀太郎
2 団十郎三代 1944年6月 溝口健二 田中絹代、河原崎権十郎
3 最後に笑う男 1949年2月 安田公義  滝沢修加藤大介
4 花くらべ狸御殿 1949年4月 木村恵吾 水ノ江滝子
5 地下街の弾痕 1949年5月 森一生 志村喬、二本柳寛
6 三つの真珠 1949年6月 安達伸生 喜多川千鶴日高澄子
7 痴人の愛 1949年6月 木村恵吾 宇野重吉森雅之
8 蛇姫道中 1949年12月 木村恵吾 大河内傅次郎長谷川一夫
9 続蛇姫道中 1950年1月 木村恵吾 大河内傅次郎、長谷川一夫
10 遙かなり母の国 1950年3月 伊藤大輔 早川雪州、山田五十鈴
11 浅草の肌 1950年4月 木村恵吾 二本柳寛藤間紫
12 美貌の海 1950年4月 久松静児 水戸光子、小沢栄
13 復活 1950年6月 野淵昶 小林桂樹、滝沢修
14 羅生門 1950年8月 黒澤明 三船敏郎、森雅之
15 火の鳥 1950年9月 田中重雄 長谷川一夫、藤田進
16 偽れる盛装 1951年1月 吉村公三郎 藤田泰子、菅井一郎
17 恋の阿蘭蛇坂 1951年3月 鈴木英夫 菅原謙二、浦辺粂子
18 自由学校 1951年5月 吉村公三郎 木暮美千代
19 情炎の波止場 1951年6月 安田公義 藤田進
20 牝犬 1951年8月 木村恵吾 志村喬、久我美子
21 源氏物語 1951年11月 吉村公三郎 大河内傅次郎、長谷川一夫
22 馬喰一代 1951年12月 木村恵吾 三船敏郎、志村喬
23 浅草紅団 1952年1月 久松静児 根上淳、乙羽信子
24 長崎の歌は忘れじ 1952年3月 田坂具隆 アーリントン・トールマン
25 踊る京マチ子 歌う乙羽信子 1952年4月 乙羽信子
26 滝の白糸 1952年6月 野淵昶 森雅之、浪花千栄子
27 美女と盗賊 1952年9月 木村恵吾 森雅之、三国連太郎
28 大佛開眼 1952年11月 衣笠貞之助 長谷川一夫、大河内傅次郎
29 彼女の特ダネ 1952年12月 仲木繁夫 若尾文子、船越英二
30 雨月物語 1952年3月 溝口健二 田中絹代、森雅之
31 黒豹 1953年6月 田中重雄 菅原謙二、三益愛子
32 あにいもうと 1953年8月 成瀬巳喜男 森雅之、久我美子
33 地獄門 1953年10月 衣笠貞之助 長谷川一夫、山形勲
34 或る女 1954年3月 豊田四郎 若尾文子、森雅之
35 愛染かつら 1954年4月 木村恵吾 船越英二、三宅邦子
36 春琴物語 1954年6月 伊藤大輔 花柳喜章杉村春子
37 浅草の夜 1954年7月 島耕二 鶴田浩二、若尾文子
38 千姫 1954年10月 木村恵吾 菅原謙二、大河内傅次郎
39 馬賊芸者 1954年11月 島耕二 白井玲子、清川虹子
40 春の渦巻 1954年12月 枝川弘 菅原謙二、南田洋子
41 薔薇いくたびか 1955年4月 衣笠貞之助 若尾文子、山本富士子
42 楊貴妃 1955年5月 溝口健二 森雅之、山村聡
43 藤十郎の恋 1955年6月 森一生 長谷川一夫、柳永二郎
44 新女性問答 1955年8月 島耕二 進藤英太郎、菅原謙二
45 新・平家物語 義仲をめぐる三人の女 1956年1月 衣笠貞之助 長谷川一夫、山本富士子
46 虹いくたび 1956年2月 島耕二 上原謙、若尾文子
47 赤線地帯 1956年3月 溝口健二 若尾文子、三益愛子
48 月形半平太 花の巻 嵐の巻 1956年10月 衣笠貞之助 長谷川一夫、山本富士子
49 八月十五夜の茶屋 1957年1月 ダニエル・マン マーロン・ブランド
50 いとはん物語 1957年1月 伊藤大輔 鶴田浩二、東山千栄子
51 スタジオはてんやわんや 1957年1月 浜野信彦 船越英二、若尾文子
52 踊子 1957年2月 清水宏 淡島千景、船越英二
53 女の肌 1957年4月 島耕二 淡島千景、根上淳
54 地獄花 1957年6月 伊藤大輔 鶴田浩二、市川和子
55 夜の蝶 1957年7月 吉村公三郎 山本富士子、船越英二
56 1957年10月 市川崑 菅原謙二、船越英二
57 有楽町で逢いましょう 1958年1月 島耕二 菅原謙二、川口浩
58 悲しみは女だけに 1958年2月 新藤兼人 田中絹代 、杉村春子
59 1958年3月 田中重雄 三益愛子 、川口浩
60 忠臣蔵 1958年4月 渡辺邦男 長谷川一夫、勝新太郎
61 大阪の女 1958年5月 衣笠貞之助 中村雁次郎、船越英二
62 赤線の灯は消えず 1958年7月 田中重雄 野添ひとみ、根上淳
63 夜の素顔 1958年10月 吉村公三郎 若尾文子、根上淳
64 娘の冒険 1958年11月 島耕二 若尾文子、野添ひとみ
65 あなたと私の合言葉 さよなら、今日は 1959年1月 市川崑 若尾文子、野添ひとみ
66 細雪 1959年1月 島耕二 山本富士子、轟夕起子
67 女と海賊 1959年4月 伊藤大輔 長谷川一夫、木村功
68 夜の闘魚 1959年4月 田中重雄 川口浩、山本富士子
69 次郎長富士 1959年6月 森一生 長谷川一夫、市川雷蔵
70 1959年6月 市川崑 中村雁次郎、叶順子
71 浮草 1959年11月 小津安二郎 中村雁次郎、若尾文子
72 女経 第三話「恋を忘れていた女」 1960年1月 吉村公三郎 中村雁次郎、根上淳
73 流転の王妃 1960年1月 田中絹代 船越英二、東山千栄子
74 ぼんち 1960年4月 市川崑 市川雷蔵、若尾文子
75 三人の顔役 1960年7月 井上梅次 長谷川一夫、川口浩
76 足にさわった女 1960年8月 増村保造 船越英二、ハナ肇
77 1960年10月 島耕二 池辺良、船越英二
78 お伝地獄 1960年11月 木村恵吾 船越英二、菅原謙二
79 婚期 1961年1月 吉村公三郎 若尾文子、野添ひとみ
80 濡れ髪牡丹 1961年2月 田中徳三 市川雷蔵、小林勝彦
81 女の勲章 1961年6月 吉村公三郎 若尾文子、叶順子
82 小太刀を使う女 1961年9月 池広一夫 中村玉緒、船越英二
83 釈迦 1961年11月 三隅研次 市川雷蔵、勝新太郎
84 黒蜥蜴 1962年3月 井上梅次 大木実、叶順子
85 仲よし音頭 日本一だよ 1962年5月 井上芳夫 本郷功次郎、中村雁次郎
86 女の一生 1962年11月 増村保造 田宮二郎、叶順子
87 女系家族 1963年3月 三隅研次 若尾文子、高田美和
88 現代インチキ物語 ど狸 1964年2月 田中重雄 船越英二、中村玉緒
89 甘い汗 1964年9月 豊田四郎 佐田啓二、桑野みゆき
90 他人の顔 1966年7月 勅使河原宏 仲代達也、平幹二朗
91 沈丁花 1966年10月 千葉泰樹 司葉子、団令子
92 小さい逃亡者 1966年12月 衣笠貞之助 宇野重吉、安田道代
93 千羽鶴 1969年4月 増村保造 若尾文子、平幹二朗
94 玄海遊侠伝 破れかぶれ 1970年2月 マキノ雅弘 勝新太郎、松方弘樹
95 華麗なる一族 1974年1月 山本薩夫 佐分利信、月丘夢路
96 ある映画監督の生涯 溝口健二の記録 1975年5月 新藤兼人 永田雅一、入江たか子
97 金環蝕 1975年9月 山本薩夫 仲代達也、宇野重吉
98 妖婆 1976年10月 今井正 稲野和子、児玉清
99 男はつらいよ 寅次郎純情詩集 1976年12月 山田洋次 渥美清、倍賞千恵子
100 化粧 1984年5月 池広一夫 松坂慶子、池上季実子

テレビドラマ[編集]

京マチ子が出演したドラマのリストである。出演者には京マチ子を除く。

No タイトル キー局 放送年月 番組名 主な共演者
1 偽れる盛装 CX/FNN 1962/03/13 シャープ火曜劇場(第29回) 朝丘雪路、水戸光子
2 あぶら照り(油照り) CX/FNN 1964/07/01 一千万人の劇場 野川由美子、藤村志保
3 豆菊はんと雛菊はん NHK 1965/01/03 ミヤコ蝶々、山吹まゆみ
4 京マチ子アワー 朝顔 CX 1965/07/02 シオノギテレビ劇場 久慈あさみ、中村メイコ
6 女の一生 NET/ANN 1965/08/16~1965/08/30 ポーラ名作劇場(64) 岡田茉莉子、芥川比呂志、
7 三界に家なし TBS/JNN 1965/08/21 土曜グランド劇場(第16回) 伊志井 寬、渡辺美佐子
8 春や春(1) TBS/JNN 1966/01/02 東芝日曜劇場(第474回) 杉村 春子、伊志井 寛
9 春や春 その2 TBS/JNN 1966/04/03 東芝日曜劇場(第487回) 杉村 春子、大空 真弓
10 春や春 その3 TBS/JNN 1966/04/10 東芝日曜劇場(第488回 杉村春子、大空真弓
11 そのまた春や春 TBS/JNN 1967/01/01 東芝日曜劇場(第526回) 杉村春子、大空真弓
12 喜劇はいから鯉さん(ハイカラ鯉さん) NTV/NNN 1967/08/04~1967/10/27 進藤英太郎、尾上辰之助
13 春一番(1)) CX/FNN 1968/01/06~1968/02/24 土曜劇場(6) 進藤英太郎、水野久美
14 あなたお話しましょう TBS/JNN 1968/07/28 東芝日曜劇場(第607回) 船越 英二、玉川伊佐男
15 橋づくし TBS/JNN 1968/09/08 東芝日曜劇場(第613回) 松尾 嘉代、日色ともゑ
16 新春一番 TBS/JNN 1969/01/04~1969/02/22 土曜劇場(12) 黒柳 徹子、中村メイコ
17 赤ん坊夫人 KTV/FNN 1969/08/05~1969/09/09 火曜劇場 高橋悦史、天知  茂
18 春一番(3) CX/FNN 1970/01/03~1970/03/28 土曜劇場 中村メイコ、高野ひろみ
19 台所太平記 NHK 1970/06/29~1970/07/10 銀河ドラマ 益田喜頓、藤間  紫
20 妻が娘になる時 TBS/KNN 1970/07/26 東芝日曜劇場(第711回) 伊志井 寛、沢田 雅美

バラエティー番組[編集]

舞台[編集]

人物[編集]

  • 趣味は釣り、乗馬、ゴルフ。
  • 映画で出演する人物と実像はかなり異なっている。実像は古風で義理堅く、謙虚であると多くの人が証言する。仕事が暇な時でも街に出ず、母親への親孝行を尽くしていた[3]
  • 石井ふく子とは同じマンションの友人。よく一緒に食事する。
  • 俳優の仲代達矢は、最も尊敬する女優の一人とする[7]
  • 当初はハリウッド映画『八月十五夜の茶屋』の出演を断っていたが、大映の永田雅一社長との食事でダニエル・マン監督や俳優マーロン・ブランドとの顔合わせがあり、出演が決まった。
  • 私生活においては生涯にわたり、独身を貫いている。異性とのスキャンダルもなく、スクープもなかったことは、原節子と共通している。

受賞[編集]

  • 1950年、第5回毎日映画コンクール「女優演技賞」
  • 1964年、第38回キネマ旬報賞・主演女優賞
  • 1987年、菊田一夫演劇賞大賞
  • 1987年、紫綬褒章
  • 1987年、菊田一夫演劇賞「演劇大賞」
  • 1994年、勲四等宝冠章
  • 1995年、第18回日本アカデミー賞・会長特別賞
  • 1995年、第5回日本映画批評家大賞・ゴールデン・グローリー賞

注・参考文献[編集]

  1. 朝日新聞、1964年3月22日
  2. 黒澤明(1990)『蝦蟇の油』岩波書店、p.335
  3. 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 北村匡平(2019)『美と破壊の女優 京マチ子』筑摩書房
  4. [ https://digital.asahi.com/articles/DA3S14014435.html 京マチ子さん死去]朝日新聞、2019年5月15日
  5. 日本が生んだ国際的女優 京マチ子さん
  6. 京マチ子さん、両まゆそり落とし大役ゲット 生涯独身を通し億ション購入…評伝
  7. 「最も尊敬する女優さん」