連城三紀彦(れんじょう みきひこ、1948年1月11日-2013年10月19日)は、作家、真宗大谷派の僧侶。
本名・加藤甚吾。愛知県生まれ。早稲田大学政経学部卒。1977年「変調二人羽織」で幻影城新人賞を受賞。推理小説、恋愛小説を書き、1980年に「戻り川心中」で直木賞候補、日本推理作家協会賞を受賞する。以後も総計五回直木賞候補になり、1983年「宵待草夜情」(直木賞候補)で吉川英治文学新人賞を受賞。84年『恋文』で直木賞受賞。96年『隠れ菊』で柴田錬三郎賞を受賞。