NHK紅白歌合戦
NHK紅白歌合戦(エヌエイチケイこうはくうたがっせん)は、毎年、NHK総合等で12月31日に放送される日本の恒例の音楽番組。
概要[編集]
日本レコード大賞、新春かくし芸大会と並ぶ、日本でかつて国民的であった年末の音楽番組。
テレビ放送(NHK総合テレビジョン)以外にラジオ(NHKラジオ第1放送)で、2018年からはBS4K・BS8Kでも同時放送されている。
1960年代から1980年代にかけては視聴率が80パーセントを超える驚異的な番組だったが、裏番組で格闘技が中継されたり、年末バラエティ特番の「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 笑ってはいけないシリーズ」(日本テレビ系列)などの人気の上昇や、若者のテレビ離れなどが進んだ結果、しばらく視聴率40%前後を維持したのち、2021年には34%まで低下。近年、出演する歌手は、演歌や歌謡曲歌手が削減され、国民的ではない若手アーティスト・アニメ関連・韓国アーティストが名を連ねている。かつての年末らしい番組を見たい視聴者はテレビ東京の「年忘れにっぽんの歌」を見る傾向が強くなっている。
テレビで紅白歌合戦が初中継されたのは1953年12月31日で、当時、紅組は水の江滝子、白組は高橋圭三が司会を務めた。
大晦日の恒例番組となったのは、1953年12月の第4回からで、それまでの第3回まで正月のラジオ番組として放送されていた。
会場[編集]
3回目までは内幸町の旧NHK放送会館、テレビ初中継時は、東京の日本劇場で行われたが、その後、都区内会場を転々とし、1973年より渋谷区のNHKホールに固定されている。但し2021年は、耐震化工事の都合から東京国際フォーラムでの開催となった。
NHKの夏恒例の「思い出のメロディー」と異なり関東以外を主会場としたことはない。
司会[編集]
司会は、その年の朝の連続テレビ小説や大河ドラマの出演者が出演する傾向にあるが、出演されないこともある。なお、司会には必ず1名以上、NHKのアナウンサーが出演している。
2021年以降は、紅白の枠を払い、男性女性がどちらも紹介する形態を採用した。
内村光良が総合司会だった時は、前日に日本レコード大賞を受章した歌手に対してそれを祝福するコメントを言うことが通例となっていた。
視聴率[編集]
2021年は過去最低34.3%を記憶し最高瞬間視聴率も40%に達しなかった。一方で五木ひろしの紅白卒業や松田聖子の紅白辞退が注目されるなどマイナスな話題に注目が集まった。今後この最低記録を更新していくと予想される[1]。
出演アーティスト[編集]
「カテゴリ:NHK紅白歌合戦出演者」も参照
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基本的に、放送年に人気のある曲を発表・リリースした歌手が多く出場している。例えば2016年の第67回には『PERFECT HUMAN』をリリースしたRADIO FISHや『サヨナラの意味』をリリースした乃木坂46が、2017年の第68回には『明日も[2]』をリリースしたSHISHAMOや『ノンフィクション』をリリースした平井堅が出場した。
一方で常連の出場者の場合、ほぼ毎年同じような曲を歌う傾向になることもある。例えば石川さゆりは2007年以降『天城越え』または『津軽海峡冬景色』のどちらかを1年おきに交互で歌っている[3]。一方で常連出場者でも五木ひろしは2018年に同年の新曲『VIVA LA VIDA! 〜生きてるっていいね!〜』を歌っている (翌2019年も歌った) 。
出演回数の多いアーティスト
五木ひろし(48回) 和田アキ子(39回) 石川さゆり(41回) 坂本冬美(30回) 氷川きよし(19回) 浜崎あゆみ(15回) 水森かおり(16回) AKB48(11回) Perfume(11回) (2018年11月14日時点)
ゲスト出演者[編集]
放送年に歌唱するアーティストに関連したゲストが登場することがある。
例えば、2014年に新語・流行語大賞で「ダメよダメダメ」が入賞し、元ネタの一つとされた森進一の「年上の女」の発売46年目の紅白初歌唱に関連して日本エレキテル連合が出場した。
その他[編集]
紅白歌合戦の腐りきった裏側を実名で告白
この動画では、たいして売れてもない・誰だかわからない歌手や毎年連続出場する歌手がいる原因に金・女・暴力団があると告白。
https://www.youtube.com/watch?v=J2nJCWjbmhk
脚注[編集]
外部リンク[編集]
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