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大泉洋
大泉洋 (おおいずみ よう、1973年4月3日 - ) は北海道江別市出身のタレント・コメディアン・俳優。血液型はB型。
経歴[編集]
出生地は江別だが、小学校時に札幌市南区に転居。
北海学園大学では演劇研究会に所属。研究会仲間の卒業記念の演劇ユニット・TEAM NACSに加入。後に再結成され、現在も活動中である。
大学在学中の1994年にローカルタレントとして芸能界入り。翌1996年の10月にスタートした北海道テレビ『水曜どうでしょう』へ出演したことや2002年にスタートしたHBCラジオの『大泉洋のサンサンサタデー』でのDJ活動により、道内での知名度がアップして人気を得た。『水曜どうでしょう』は全国で再放送を繰り返し、DVDが販売され、テレビ朝日の『パパパパパフィー』に不定期に出演したことで大泉も全国で有名になっていった。
2004年に東京に本格進出。俳優としては『救命病棟24時』の第3シリーズや連続テレビ小説『まれ』、大河ドラマ『真田丸』、『鎌倉殿の13人』などに出演。『ノーサイド・ゲーム』などのテレビドラマ・映画で主演を務めている。
近年は司会者としても活躍しており、2020年から2022年まで『NHK紅白歌合戦』の司会を務めた。翌2023年にも白組歌手として出場。
人物[編集]
全国をまたにかけて活動するようになってからも、北海道内でのローカル番組は『おにぎりあたためますか』や『1×8いこうよ!』などに出演し、『ハナタレナックス』は、現在唯一の5人集合レギュラー番組である。なお、原点の『水曜どうでしょう』は2002年にレギュラー番組を終了したが、おおよそ数年に一回のペースで新作特番を製作している。また北洋銀行などのイメージキャラクターを務めている。
大学入学前の2年間は代々木ゼミナール札幌校で東京の大学を目指して浪人生活を送っており、同時期にTBSアナウンサーの安住紳一郎も通学していた。
地理歴史の教員免許を取得しており、母校の北海道札幌藻岩高等学校で教育実習を行っている[注 1]。
親族[編集]
両親は北海道学芸大旭川分校(現・北教大旭川校)出身で、共に教員となった。父は理科教師で盲学校や養護学校の校長を歴任したが、高校までは俳優志望だった[注 2]。母は英語教師。
父方の先祖は陸奥国白石出身で、仙台藩家老の片倉家の陪臣の家系。戊辰戦争後に渡道し、開拓民を経て、北海道に定住。父方曽祖父は裁判所の執達吏(今で言う執行官)を務め、父方祖父は区裁判所書記から銀行員に転身した。母方は愛媛県出身。母方曽祖父は大正期に松山市駅の駅長を務めた人物であり、母方祖父も戦前の伊予鉄道電気に勤めていたが、戦後失業して開拓民として渡道し、後に英語教員の職を得た。母方祖母はハワイ出身。
7歳上の兄・潤は公選10代函館市長。元函館市職員で、2023年4月の統一地方選挙後半戦の函館市長選に出馬し、9万8千票余りを獲得して当選を果たした。
関連項目[編集]
- TEAM-NACS のメンバー
脚注[編集]
- 注
- 出典