小池一夫

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小池 一夫(こいけ かずお、昭和11年(1936年5月8日 - 平成31年(2019年4月17日 )は、日本漫画原作者小説家脚本家作詞家作家。本名は俵谷 星舟(たわらや せいしゅう)。映画化された大ヒット漫画・「子連れ狼」の原作などで知られている。

経歴[編集]

秋田県出身。大学卒業後、作家の山手樹一郎に師事する。その後の昭和43年(1968年)に漫画家さいとう・たかをさいとう・プロダクションで採用されて「ゴルゴ13」の原作をはじめ、「無用ノ助」や「影狩り」などの原作を手掛けた。その後の昭和45年(1970年)から独立してデビューし、雑誌で子連れ狼の連載を開始した。子連れ狼はさすらいの旅を続ける剣の達人である拝一刀と息子の大五郎の物語で、映画やテレビドラマ化され、海外でも人気を博した。劇画原作の代表作として「修羅雪姫」「御用牙」「乾いて候」などがある。「ん」を「ン」と表記するなど、こだわりの言葉遣いも人気を集めた一因である。1980年代からはゴルフ漫画に新境地を開いて「紅い芝生」など多くのヒット作を編み出した。

後進の漫画家や作家の育成にも熱心で、小池一夫劇画村塾を設立して高橋留美子原哲夫らを育成した。また近年の国際的な著作権侵害に対抗して漫画の知的財産を保護して管理する必要性を訴えた。

大阪芸術大学教授を務め、漫画誌を創刊した。また平成22年(2010年)にツイッターを始めているが、その人生訓が評判を呼び、ツイートをまとめた書籍がロングセラーとなるなど、晩年まで絶大な人気を誇っていた。

ルパン3世の原作者であるモンキー・パンチとは漫画アクションの初期にその人気を争うライバル関係でもあり、また一緒に漫画を作った親友でもあったが、そのモンキー・パンチが平成31年(2019年)4月11日に死去。その死去を知った小池は「寂しくなるな」と追悼していたが、まるでその後を追うようにわずか6日後の4月17日午後8時頃に肺炎のため、東京都内の病院死去した。82歳没。以前より入院して療養中だったという。

評価[編集]

  • 「突然のことで驚いています。まだ若いのに残念です」「ゴルフが思い出深く、すぐに『ゴルフ』と言う仲間」(長嶋茂雄。小池より年上)。
  • 「大恩人です」(原哲夫)。

連載作品リスト[編集]

連載中
休載
連載中断中

完結作品リスト[編集]

小島剛夕の作画による作品
芳谷圭児の作画による作品
  • 高校生無頼控(週刊漫画アクション 1971年7月22日号〈No.30〉〜1973年6月7日号〈No.24〉)
  • ぶれいボーイ〈無礼男子〉(週刊漫画アクション 1973年11月22日号〈No.53〉〜1975年1月2日号〈No.1〉)
  • カニバケツ
  • 学校の探偵
  • 小池一夫のザ・シビゴルフ
叶精作の作画による作品
池上遼一の作画による作品
平野仁の作画による作品
やまさき拓味の作画による作品
伊賀和洋の作画による作品
神田たけ志の作画による作品
  • 御用牙(少年画報社 ヤングコミック 1970年10月〜1976年12月)
松森正の作画による作品
井上紀良の作画による作品
  • デュエット
  • マッド★ブル34(1985年7月〜1991年2月)
  • 連環日本書紀
  • マッド・ブル2000
  • 星の艦 あきらめなければいつかは乗れる
森秀樹の作画による作品
神江里見の作画による作品
  • 弐十手物語
  • 青春チンポジュウム
  • 気怠く彦次郎 ラブホテル女子高生殺人事件編
  • 藤堂高虎伝 虎視眈々 戦国の世を生き抜いた武将
  • 忘れ苦兵衛
  • 下苅り半次郎
ケン月影の作画による作品
川崎のぼるの作画による作品
  • ムサシ(1974年)
  • 長男の時代(1980年)
  • 勝ちたいんや!―劇画・星野仙一物語(2004年)
著名漫画家との作品

著作リスト[編集]

漫画以外 - キャラクター造形学
  • 「キャラクターはこう動かす!」小池書院(2000年3月) ISBN 4883155331
  • 「キャラクターはこう創る!」小池書院(2000年3月) ISBN 4883155323
  • 「キャラクターはこう活かす!―スーパーキャラクターを創ろう」小池書院(2001年6月) ISBN 4883155544
  • 「大阪芸術大学 小池一夫のキャラクター造形学」大阪芸術大学(2006年12月) ISBN 486225070X
  • 「人を惹きつける技術―カリスマ劇画原作者が指南する売れるキャラの創り方」講談社+α新書(2010年1月)ISBN 978-4062726344
  • 「小池一夫のキャラクター新論 ソーシャルメディアが動かすキャラクターの力」小池書院(2011年5月)ISBN 978-4862257024
  • 「ホット&クール! ローソンのソーシャル・キャラクター戦略」小池書院(2013年6月)ISBN 978-4862259387
  • 「小池一夫のキャラクター創造論 -読者が「飽きない」キャラクターを生み出す方法」ゴマブックス(20 年7月) ISBN 978-4777118403
  • 「リドル×ドリル 小池一夫のキャラクターメソッド」グラフィック社(2016年9月)ISBN 978-4766129786
漫画以外 - エッセイなど
  • 「小池一夫のつぶやき集 年寄りは弱虫なンかがなれるもンじゃねえ日記」(ツイッターつぶやき集)小池書院(2012年9月)ISBN 978-4862258588
  • 「狼の夜話 俺、劇画、40年」(自伝エッセイ)小池書院(2012年12月)ISBN 978-4862258854
  • 「小池一夫対談集 〜キャラクター60年」(対談集)小池書院(2013年8月)ISBN 978-4862258656
  • 「「孤独」が人を育てる 小池一夫名言集」講談社+α新書(2015年6月)ISBN 978-4062729024
  • 「ふりまわされない。 小池一夫の心をラクにする300の言葉」ポプラ社(2016年12月)ISBN 978-4591152829
  • 「人生の結論」朝日新書(2018年8月)ISBN 978-4022737823
  • 「だめなら逃げてみる: 自分を休める225の言葉」ポプラ社(2018年10月)ISBN 978-4591160060

映像化作品[編集]

映画化作品
ドラマ化作品
  • 無用ノ介』(1969年3月1日〜9月20日放送:全19話、NTV) - 脚本。
  • 子連れ狼』《第一部》(1973年4月1日〜9月30日放送:全27話、NTV) - 原作。
  • 『現代鬼婆考・殺愛』《サスペンスシリーズ》(1973年9月28日放送、MBS) - 脚本。
  • 電人ザボーガー』(1974年4月6日〜1975年6月29日放送:全52話、フジテレビ) - 原案。
  • 『子連れ狼』《第二部》(1974年4月7日〜9月29日放送:全26話、NTV) - 原作。
  • 『子連れ狼』《第三部》(1976年4月4日〜9月26日放送:全26話、NTV) - 原作・脚本。
  • 『傘次郎・新子捕物日記 夫婦河童(めおとがっぱ)』《時代劇スペシャル》(1981年6月26日放送、フジテレビ) - 原作。
  • 『傘次郎新子捕物日記 夫婦十手・豪商六人衆連続殺人事件』《時代劇スペシャル》(1982年6月4日放送、フジテレビ) - 原作。
  • お毒味役主丞・乾いて候』《時代劇スペシャル》(1983年6月17日放送、フジテレビ) - 原作。
  • 乾いて候 お毒味役必殺剣』《時代劇スペシャル》(1984年1月26日放送、フジテレビ) - 原作。
  • 『御用牙』《時代劇スペシャル》(1984年2月16日放送、フジテレビ) - 原作。
  • 『子連れ狼』《時代劇スペシャル》(1984年3月1日放送、フジテレビ) - 原作。
  • 弐十手物語』(1984年4月12日〜7月12日放送:全13話、フジテレビ) - 原作。
  • 乾いて候』(1984年8月23日〜9月27日放送:全6話、フジテレビ) - 原作。
  • 『刀化粧』《時代劇スペシャル》(1989年9月12日放送、TBS) - 原作。
  • 子連れ狼 冥府魔道の刺客人・母恋し大五郎絶唱!』《秋の時代劇スペシャル》(1989年10月5日放送、ANB) - 原作。
  • 『ゴルフ・スーパードラマ キンゾーの上ってなンボ!!』《名古屋テレビ開局30周年記念》(1991年11月5日放送、NBN) - 原作。
  • 『胸さわぎの15才(フィフティーン)』(1992年10月2日〜12月18日放送:全12話、KTV) - 原作『青春チンポジュウム』。
  • 乾いて候 母は生きていた!?その背後に潜む陰謀を田村三兄弟が斬る!!』《時代劇スペシャル》(1993年4月7日放送、フジテレビ) - 原作・題字。
  • 『御用牙』(2004年3月6日放送、時代劇専門チャンネル) - 原作。1994年にフジテレビ放送用に製作されていた地上波未放送作品。
  • 『春が来た』《金曜時代劇》(2002年9月27日〜11月1日放送:全6話、NHK) - 原作。
  • 『子連れ狼』《第一部》(2002年10月14日〜12月9日放送:全9話、テレビ朝日) - 原作。
  • 『子連れ狼』《第二部》(2003年7月7日〜12月15日放送:全19話、テレビ朝日) - 原作。
  • 『子連れ狼』《第三部》(2004年7月5日〜9月13日放送:全10話、テレビ朝日) - 原作。
オリジナル・ビデオ・アニメ(OVA)化作品
Vシネマ化作品
  • 『道中師〜怨み掏ります 恋も掏ります〜』(1995年10月25日発売、キングレコード株式会社) - 原作。

作詞[編集]

テレビ出演[編集]

外部リンク[編集]