樹木希林
樹木 希林(きき きりん、昭和18年(1943年)1月15日 - 平成30年(2018年)9月15日)は、日本の女優。本名は内田 啓子(うちだ けいこ)。旧芸名は悠木千帆(初代)。昭和・平成を代表する女優のひとり。
来歴[編集]
東京府(現在の東京都)出身。父親は薩摩琵琶奏者。昭和36年(1961年)に文学座に入り、悠木千帆の芸名でデビューする。テレビドラマ「七人の孫」のお手伝いさんの役で女優として一躍有名になった。文学座を退団すると、主にテレビドラマで活躍し、ユニークな脇役として強い個性と存在感を示した。若い頃から老け役を多く務めていた関係から、ホームドラマの「寺内貫太郎一家」では小林亜星が演じた主人公の母親役を演じ、沢田研二のポスターの前で「ジュリー!」と身もだえする場面で人気を集めた。現在の芸名である樹木希林に改名したのは昭和52年(1977年)であるが、これは黒柳徹子が司会を務めた番組内のオークション企画に悠木千帆[注釈 1]の芸名を出品して2万2000円で売却したという逸話がある。
テレビドラマ、CM、映画など幅広く活躍し、「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」と「わが母の記」で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞する。平成20年(2008年)には紫綬褒章を受章し、平成26年(2014年)には旭日小授章を授章する。
平成16年(2004年)に乳癌を患って癌との闘病生活を続けており、この翌年の1月に右乳房を全摘出する手術を受けた。順調に回復していたが既に13箇所に転移しており、平成25年(2013年)3月には全身癌であることを日本アカデミー賞主演女優賞に輝いた壇上において公表していた。鹿児島県のクリニックで治療を受けたりして小康状態を保ちながら仕事は続けていたという。だが晩年は体調の悪化で舞台裏では車椅子を使っていた。
平成30年(2018年)8月13日に左大腿骨を骨折して8月15日に入院して手術を行なう。一時は危篤状態になっていたという。本人が最期は自宅で死去することを望んで希望通りに自宅に戻り、9月15日午前2時45分に東京都渋谷区の自宅で娘家族に看取られながら死去した。75歳没。
夫の内田とは昭和48年(1973年)に再婚して子供もいるが、別居婚で45年も過ごしていたという。樹木の死去に内田は「大きなショックを受けている」という。また私生活では昭和39年(1964年)に俳優の岸田森と結婚して4年後に離婚している。
最後の仕事は8月16日のゲストで出演予定だったNHKBSプレミアムの生番組である「大中継! にっぽんのお盆」の電話出演だった。
家族[編集]
- 内田裕也(ロック歌手。夫)。
- 内田也哉子(エッセイスト。裕也との長女)。
- 本木雅弘(也哉子の婿。俳優)。
- 内田伽羅(也哉子・雅弘の長女で樹木の孫。女優)。
- UTA(也哉子・雅弘の長男で樹木の孫。モデル)。
親族[編集]
出演[編集]
テレビドラマ[編集]
- 大江戸捜査網(東京12チャンネル)
- 金曜ドラマ 悪魔のようなあいつ(TBS)
- 水曜劇場 時間ですよ(TBS)
- ナショナル劇場 七人の孫(TBS)
- 丸出だめ夫(1966年、日本テレビ)
- 風 第31話「虫けら野郎」(1968年、TBS)
- 銭形平次 第101話「翡翠を持つ女」(1968年、フジテレビ)
- 素浪人 花山大吉 第54話「初恋の味は苦かった」(1970年、NET)
- プレイガール 第40話「勇み肌芸者衆」(1970年、東京12チャンネル)
- おさな妻(1970年、東京12チャンネル)
- ザ・ガードマン 第342話「教育ママの狂った大競走!」 - 川端弘子 役、第347話「すごーい奥さんの飛行機爆破作戦」(1971年、TBS)
- シークレット部隊 第4話「連休はハレンチ一家で大冒険」(1972年、TBS)
- 火曜日の女シリーズ いとこ同士(1972年、日本テレビ)
- 鉄平と順子(1972年、日本テレビ / 国際放映) - 鉄平の姉・まさよ 役
- リンコ(1997年、日米共作、NHK) - ハタおばさん 役
- 水曜劇場 時間ですよ第1~3シリーズ(第1話~第95話)(TBS)- (児島〈石松〉・大前田)浜子 役
- 水曜劇場 時間ですよ 昭和元年(TBS)- 亀山ツネ 役
- 水曜劇場 寺内貫太郎一家(TBS)
- 水曜劇場 ムー(TBS)- 金田(かねた)久美子 役
- 水曜劇場 ムー一族(TBS)- 金田(かねた)久美子 役
- ばあちゃんの星(TBS)
- 水曜劇場 さくらの唄(TBS)
- 水曜劇場 せい子宙太郎(TBS)
- 気まぐれ天使(日本テレビ)- 伊集院綾乃 役
- 気まぐれ本格派(日本テレビ)
- ゆうひが丘の総理大臣(日本テレビ)- 大屋ふく 役
- あさひが丘の大統領 (日本テレビ) - 小関もも子 役
- 半七捕物帳 第25話「十五夜御用心」(1979年9月18日、テレビ朝日)
- 探偵物語 第9話「惑星からきた少年」(1979年、日本テレビ) - 誘拐一味のボス 役
- 影の軍団シリーズ(1980 - 1982年・1985年、関西テレビ)
- 結婚したい女(1981年、毎日放送) - カメヨ
- 日本悪妻に乾杯!(1981年、毎日放送) - 松木ヒミコ
- 岡っ引どぶシリーズ(1981年 - 1991年、フジテレビ) - お仙
- 探偵同盟(フジテレビ)
- カムバック・ガール(毎日放送) - 能見鳥子
- 女捜査官シリーズ(ABC)
- 遠山の金さん(テレビ朝日) - お千親分
- 終りに見た街(テレビ朝日)
- 外科医 城戸修平(TBS) - 野口ふく 役
- 火曜サスペンス劇場 松本清張スペシャル・一年半待て(1984年、日本テレビ) - 高森たき子
- 風にむかってマイウェイ(1984年、TBS) - 原富子
- 翔んでる警視(1986年、TBS)
- 日本語歳時記・大希林(NHK教育テレビ)
- 必殺仕事人意外伝 主水、第七騎兵隊と闘う 大利根ウエスタン月夜(ABC)
- 先生のお気に入り!(TBS)
- はだかの刑事(日本テレビ)
- ママ母戦争(1990年、よみうりテレビ) - 松原多恵 役
- 花と竜(1992年、TBS)
- はみだし刑事情熱系(1996年-2003年、テレビ朝日) - 松尾菊枝特任巡査部長 役
- 味いちもんめ(1995年、テレビ朝日)
- 味いちもんめII 京都編(1996年、テレビ朝日)
- '97新春ドラマスペシャル 味いちもんめ(1997年、テレビ朝日)
- '98新春ドラマスペシャル 味いちもんめ(1998年、テレビ朝日)
- '2011新春ドラマスペシャル 味いちもんめ(2011年、テレビ朝日)
- '2013ドラマスペシャル 味いちもんめ(2013年、テレビ朝日)
- 月曜ドラマスペシャル「ダンスパートナー連続殺人 社交ダンス界に渦まく欲望と嫉妬」(1996年8月19日、TBS)
- 東芝日曜劇場 輝け隣太郎(TBS)
- 硝子のかけらたち(TBS)
- 連続テレビ小説 はね駒(1986年、NHK)
- 大河ドラマ 翔ぶが如く(1990年、NHK) - 天璋院付き老女・幾島役
- 連続テレビ小説 君の名は(1991年、NHK) - 深野柳子 役
- ダウンタウン探偵組'91(朝日放送)
- 鬼ユリ校長、走る!(関西テレビ)
- 大河ドラマ 葵 徳川三代(2000年、NHK) - お福(春日局) 役
- ドラマ人間模様 夢千代日記(NHK)
- ドラマ人間模様 続・夢千代日記(NHK)
- ドラマ人間模様 新・夢千代日記(NHK)
- 台所の聖女(NHK)
- 僕たちの戦争(TBS)
- 日中合作ドラマ 鑑真号物語(1989年、フジテレビ)
- 美空ひばり物語(1989年、TBS)
- 坊っちゃんちゃん(1996年、TBS) - 清・クロ(二役) 役
- 天の瞳(2000年、テレビ朝日)
- 菊次郎とさき(2001年、テレビ朝日) - 北野うし 役
- 世にも奇妙な物語 「BLACK ROOM」(2001年) ‐ 湯ノ本カズコ
- 向井荒太の動物日記 〜愛犬ロシナンテの災難〜(2001年、日本テレビ)
- テレビ50年ドラマ特別企画 向田邦子の恋文(2004年、TBS)
- 和田アキ子 特別企画ドラマ ザ・介護番長(2005年、TBS)
- 僕たちの戦争(2006年、TBS)
- 東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜(2006年、フジテレビ) - 方南町の大家 役
- 松本清張 点と線(2007年、テレビ朝日) - 小林安子 役
- 約束〜名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯〜(2012年6月30日、東海テレビ) - 奥西勝の母・タツノ 役
- このミステリーがすごい!ベストセラー作家からの挑戦状(2014年12月29日、TBS) - 大森キリカ 役
- いとの森の家(2016年2月21日〈前編〉・2月28日〈後編〉、NHK総合テレビ)
映画[編集]
- 殿方御用心(1966年) - 倉石松子 役
- 三匹の狸(1966年) - みどり 役
- 続・酔いどれ博士(1966年) - フミコ 役
- 湖の琴(1966年、東映) - 巣雲加代 役
- 旅路(1967年) - 室伏千枝 役
- 続・大奥(秘)物語 (1967年) - あや 役
- 尼寺(秘)物語(1968年) - 法順尼 役
- 兄貴の恋人(1968年) - 早苗 役
- コント55号と水前寺清子の神様の恋人(1968年) - 山上愛子 役
- クレージーの大爆発 (1969年、東宝) - 立花房子 役
- 男はつらいよ フーテンの寅(1970年、松竹) - 旅館の女中 役
- 縁結び旅行(1970年) - 関口珠子 役
- ママいつまでも生きてね(1970年) - 岡村看護婦 役
- 不良番長 口から出まかせ(1970年)
- 谷岡ヤスジのメッタメタガキ道講座(1971年) - 永井シゲ子役
- 喜劇 夜光族(1971年) - テツ子 役
- あゝ声なき友(1972年)
- 赤ちょうちん(1974年、日活) - 吉村クニ子 役
- 悪名縄張り荒らし(1974年) - おしげ 役
- ジャックと豆の木(1974年) - ノワール夫人 役
- あばよダチ公(1974年) - 美津子 役
- 蔵王絶唱(1974年) - 時田いま子 役
- 炎の肖像(1974年) - 食堂の女 役
- 告訴せず(1975年、東宝) - 木谷春子 役
- まむしと青大将(1975年) - 松川きく 役
- ザ・ドリフターズのカモだ!御用だ!(1975年) - とみ子 役
- ピーターソンの鳥(1976年)
- エデンの海(1976年、東宝) - お筆っあん 役
- サチコの幸(1976年) - モモエ 役
- 女教師(1977年、日活) - 横山百合子 役
- あすも夕やけ(1977年) - 松男大杉男の母 役
- はなれ瞽女おりん(1977年) - 一瀬たま 役
- ワニと鸚鵡とオットセイ(1977年、松竹) - メリー 役
- トラック野郎・突撃一番星(1978年、東映) - 石部スミ 役
- 龍の子太郎(1979年) - 山姥 役(声の出演)
- 総長の首(1979年)
- 金田一耕助の冒険(1979年) - たね 役
- 神様のくれた赤ん坊(1979年) - 子供を連れてくる女 役
- ツィゴイネルワイゼン(1980年) - キミ 役
- 看護婦のオヤジがんばる(1980年) - おさと姿 役
- 土佐の一本釣り(1980年) - ふき 役
- 帰ってきた若大将(1981年) - ともえ 役
- 野菊の墓(1981年) - お増 役
- 転校生(1982年、松竹) - 斉藤直子 役
- 刑事物語(1982年、東宝) - 矢代スミ刑事課庶務 役
- 三等高校生(1982年) - 竹久みち子 役
- 天城越え(1983年、松竹) - 土谷良作の妻 役
- ふるさと(1983年) - ヨシ 役
- クララ白書・少女隊PHOON(1985年) - ミスター・アン 役
- カポネ大いに泣く(1985年) - 立川仙枝 役
- さびしんぼう(1985年、東宝) - 雨野テルエ 役
- 夢千代日記(1985年、東映) - 菊奴 役
- 俺たちの行進曲(1985年) ※劇場未公開
- 玄海つれづれ節(1986年)
- 春駒のうた(1986年) - おさと姿 役
- 郷愁(1988年) - 上岡ミネ 役
- つる -鶴-(1988年、東宝) - 由良 役
- 風の又三郎 ガラスのマント(1989年)
- ドンマイ(1990年) - ハナコ 役
- 大誘拐 〜Rainbow kids〜(1991年、東宝) - 中村くら 役
- リトル・シンドバッド 小さな冒険者たち(1991年) - 美知子の母 役
- 戦争と青春(1991年) - 小野木悦子 役
- いつかギラギラする日(1992年) - 井村の女房 役
- ザ・中学教師(1992年) - 竹田安子 役
- 夢の女(1993年) - お松 役
- REX 恐竜物語(1993年) - CFガール 役
- さくら(1994年) - ふみ 役
- RAMPO(1994年) - 女中頭 / 根津界隈の主婦 役
- 時の輝き(1995年、松竹) - 永島 役
- 三たびの海峡(1995年) - ハルモニ 役
- 微笑みを抱きしめて(1996年) - 長野淑子 役
- 美味しんぼ(1996年、松竹) - トメ 役
- 恋と花火と観覧車(1997年) - 三田さなえ 役
- 必殺始末人(1997年、松竹) - おとら 役
- マグニチュード(1997年)
- 39 刑法第三十九条(1999年、松竹) - 長村時雨 役
- ざわざわ下北沢(2000年) - 九四郎のファンの女性 役
- 東京マリーゴールド(2001年) - 酒井律子 役
- DRUG(2001年) - 黒川大家 役
- ダンボールハウスガール(2001年) - 黒川大家 役
- ピストルオペラ(2001年、松竹) - りん 役
- リターナー(2002年、東宝) - 謝 役
- 命(2002年、東映) - 美里の母 役
- 夜を賭けて(2002年) - 高山フネ 役
- 半落ち(2004年、東映) - 島村康子 役
- 下妻物語(2004年、東宝) - 桃子の祖母 役
- ほたるの星(2004年、角川映画) - 橋本校長 役
- IZO(2004年) - イゾーの母親 役
- チェケラッチョ!!(2006年、東宝) - 南風原ちさ 役
- 赤い鯨と白い蛇(2006年) - 大原美土里 役
- 東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜(2007年) - オカン 役
- サイドカーに犬(2007年) - 増田トメノ 役
- 歩いても 歩いても(2008年) - 横山とし子 役
- 宮城野(2008年) - 女将 役
- 悪人(2010年) - 清水房江 役
- ゴースト もういちど抱きしめたい(2010年) - 運天五月 役
- 大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇(2011年) - 占い師 役
- 奇跡(2011年、ギャガ) - 大迫秀子 役
- 朱花の月(2011年) - 拓未の母 役
- わが母の記(2012年) - 伊上八重 役[1]
- ツナグ(2012年) - 渋谷アイ子 役
- 約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯(2013年) - 奥西タツノ 役
- そして父になる(2013年)- 石関里子 役
- 神宮希林 わたしの神様(2014年)*本人に密着のドキュメンタリー映画[2]
- 駆込み女と駆出し男(2015年) - 三代目柏屋源兵衛 役
- あん(2015年) - 主演・徳江 役[3]
- 海街diary(2015年)- 菊池史代 役
- 海よりもまだ深く(2016年) - 淑子 役[4]
- 人生フルーツ(2016年) - ナレーション ※ ドキュメンタリー映画[5]
- 光(2017年) - 音声ガイドナレーション[6]
- モリのいる場所(2018年)[7] - 熊谷秀子 役
- 万引き家族(2018年) - 柴田初枝 役
- 日日是好日(2018年) - 武田先生 役
- エリカ38(2019年)
劇場アニメ[編集]
- 蓮如物語(1998年) - シズ 役
- ブレイブ・ストーリー(2006年) - オンバ 役[8]
- 借りぐらしのアリエッティ(2010年) - ハル役
テレビ番組[編集]
- 日本語歳時記・大希林(NHK)
- 23時ショー(NETテレビ(現:テレビ朝日)系)司会
- NHKスペシャル 驚異の小宇宙 人体II 脳と心(NHK)
- NHKスペシャル 病の起源(1)睡眠時無呼吸症 〜石器が生んだ病〜(NHK)
- 温故希林〜樹木希林の骨董珍道中(NHK BSプレミアム)
- 温故希林〜樹木希林の骨董珍道中 日本篇(全4回、2011年)
- 温故希林〜樹木希林の骨董珍道中 韓国篇(全3回、2012年)
- 温故希林〜樹木希林の骨董珍道中 台湾篇(全3回、2013年)
- NHKスペシャル あなたは未来をどこまで知りたいですか〜運命の遺伝子〜(2013年7月7日、NHK総合)
- 神宮希林(東海テレビ、2013年11月3日) - 東海テレビ開局55周年記念番組[9]
- 戦後70年 樹木希林ドキュメンタリーの旅(東海テレビ、2015年8月8日・10日・12日・13日・14日・15日)[10]
- 直撃!シンソウ坂上西城秀樹さん追悼特集(2018年5月24日、フジテレビ) - ナレーション[11]
- ザ・ノンフィクション』「転がる魂 内田裕也」(フジテレビ、2018年7月29日・8月5日) - ナレーション
広告[編集]
- 興和新薬 キャベジンコーワ『宮城県・白沢編』(1972年、悠木千帆の芸名で、森繁久彌と共演)
- ピップフジモト 『ピップエレキバン』
- 富士フイルム
- エステ de ミロード
- フットワークエクスプレス(現トールエクスプレスジャパン)(岸部一徳と共演)
- TTNet 東京電話(寺内貫太郎一家を再現)
- 味の素 『ほんだし』(田中麗奈と共演)
- 洋服の青山(三浦友和と共演)
- NICOSカード(田村正和と共演)
- ぺんてる 『筆ペン』
- 三菱自動車 『トッポBJ』(香取慎吾と共演)
- キリンビバレッジ 『キリンオレンジ』
- アサヒビール 『ファーストレディ』
- ミツカン 『金のつぶ』
- リクルート 「ゼクシィ」(2011年)夫の内田裕也との共演
- 第一三共 「認知症治療」
- ソフトバンクモバイル 白戸家シリーズ
- 宝島社 企業CM(2016年) - 第33回読売広告大賞グランプリ受賞[13]
- 三井不動産リアルティ「三井のリハウス」(2016年8月 - )[14]
- そごう・西武「アドバンストモード」プロジェクトアイコン(2016年9月 - )[15]
- マスターカード「pricelessを選ぼう。」キャンペーン(2017年6月 - )[16]
レコード・CD[編集]
- お化けのロック(1977年、TBS「ムー」劇中歌、郷ひろみとのデュエット)
- 林檎殺人事件(1978年、TBS「ムー一族」劇中歌、郷ひろみとのデュエット)
- 2人のすべて(1995年、TBS「輝け隣太郎」主題歌、唐沢寿明とのデュエット。
受賞歴[編集]
年 | 賞 | 対象作品 |
---|---|---|
1986年 | 日本女性放送者懇談会賞[17] | |
2005年 | 第37回芸術選奨文部大臣賞 | 『はね駒』 |
2005年 | 第26回ヨコハマ映画祭助演女優賞 | 『半落ち』 |
2005年 | 第28回日本アカデミー賞優秀助演女優賞 | 『半落ち』 |
2007年 | 第31回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞 | 『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』 |
2007年 | 第20回日刊スポーツ映画大賞助演女優賞 | 『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』 |
2008年 | 紫綬褒章 | |
2009年 | 第30回ナント三大陸映画祭最優秀女優賞 | 『歩いても 歩いても』 |
2009年 | 第33回報知映画賞最優秀助演女優賞 | 『歩いても 歩いても』 |
2009年 | 第51回ブルーリボン賞助演女優賞 | 『歩いても 歩いても』 |
2009年 | 第82回キネマ旬報ベスト・テン助演女優賞 | 『歩いても 歩いても』 |
2009年 | 第32回日本アカデミー賞優秀助演女優賞 | 『歩いても 歩いても』 |
2011年 | 第34回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞 | 『悪人』 |
2012年 | 第4回TAMA映画賞最優秀女優賞 | 『わが母の記』 |
2012年 | 第25回日刊スポーツ映画大賞助演女優賞 | 『わが母の記』『ツナグ』[18] |
2013年 | 第36回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞 | 『わが母の記』 |
2014年 | 旭日小綬章 | |
2015年 | 第28回東京国際映画祭 ARIGATO賞[19] | |
2015年 | 山路ふみ子映画賞女優賞 | 『あん』[20] |
2015年 | 第7回TAMA映画賞 最優秀女優 | 『あん』『駆込み女と駆出し男』『海街diary』[21] |
2015年 | 第40回報知映画賞 主演女優賞 | 『あん』[22] |
2016年 | 第37回ヨコハマ映画祭 特別大賞 | 『あん』[23] |
2016年 | 第39回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞 | 『あん』[24] |
2016年 | 第9回アジア太平洋スクリーンアワード 女優賞 | 『あん』[25] |
2016年 | 第37回ヨコハマ映画祭 特別大賞[23] | |
2016年 | 第42回放送文化基金賞・演技賞 | 『いとの森の家』[26] |
2016年 | 第10回アジア・フィルム・アワード・特別功労賞[27] | |
2017年 | 第26回日本映画批評家大賞・ダイヤモンド大賞(淀川長治賞)[28] | |
2018年 | 第12回ジャパン・カッツ カット・アバブ賞 | 『モリのいる場所』[29][30] |
脚注[編集]
- 注釈
- 出典
- ↑ “樹木希林、認知症の役は「やりたがる役者がいないので私に回ってくる(笑)」”. cinemacafe.net (2012年4月18日). 2016年9月10日確認。
- ↑ “樹木希林、人生初のお伊勢参りが映画に”. シネマトゥデイ. (2014年8月19日) 2014年12月11日閲覧。
- ↑ “樹木希林、河瀬直美新作で主演「死ぬ死ぬ詐欺みたいね」”. シネマトゥデイ. (2014年12月11日) 2014年12月11日閲覧。
- ↑ “阿部寛、今度は夢追う“ダメ中年”!? 樹木希林と親子役…是枝監督最新作『海よりもまだ深く』”. シネマカフェ. (2015年12月25日) 2015年12月25日閲覧。
- ↑ “樹木希林がナレーション担当、建築家・津端修一とその妻の暮らし追った記録映画が公開”. 映画ナタリー. (2016年10月17日) 2016年10月18日閲覧。
- ↑ “樹木希林のギャラはタダ!?「もう困った時の樹木希林というのはナシ」”. MovieWalker (2017年5月27日). 2017年6月5日確認。
- ↑ 小山美咲 (2017年10月10日). “山崎努&樹木希林、56年の時を経て夫婦役で初共演!”. シネマトゥデイ. 2018年5月25日確認。
- ↑ “ブレイブ ストーリー”. GONZO公式サイト. 2016年6月28日確認。
- ↑ “神宮希林”. 東海テレビ. 2015年8月8日確認。
- ↑ “戦後70年 樹木希林ドキュメンタリーの旅”. 東海テレビ. 2015年8月8日確認。
- ↑ “フジで西城秀樹さん追悼特番、坂上忍が故人ゆかりの人に直撃取材”. SANSPO.COM. (2018年5月23日) 2018年5月25日閲覧。
- ↑ 「No.1ストレートトーク」篇 樹木(15秒) Softbank
- ↑ “【樹木希林さん出演、宝島社 企業広告】「死ぬときぐらい好きにさせてよ」が「読売広告大賞」グランプリ受賞” (プレスリリース), dot.ドット 朝日新聞出版, (2016年4月18日), オリジナルの2016年5月25日時点によるアーカイブ。 2016年5月15日閲覧。
- ↑ “「三井のリハウス」新作TVCF放映開始 〜樹木希林さんを祖母役に起用し、大切な家を売却する家族の思いを表現〜” (プレスリリース), 三井不動産リアルティ, (2016年8月19日) 2016年9月10日閲覧。
- ↑ “「年齢を受け入れて着たい服を着る」樹木希林がそごう・西武のプロジェクト新アイコンに”. Fasionsnap.com NEWS. レコオーランド (2016年9月8日). 2016年9月10日確認。
- ↑ “Mastercardが「pricelessを選ぼう。」キャンペーンを開始” (プレスリリース), マスターカード, (2017年6月1日) 2017年6月5日閲覧。
- ↑ “歴代受賞者”. 日本女性放送者懇談会 SJWRT. 2016年6月21日確認。
- ↑ “樹木の「底が知れない」才能 / 映画大賞”. nikkansports.com. (2012年12月29日) 2017年8月31日閲覧。
- ↑ “東京国際映画祭“ARIGATO賞”新設、受賞者に樹木希林、広瀬すず、細田守ら”. 映画ナタリー (2015年10月15日). 2015年10月15日確認。
- ↑ “「第39回山路ふみ子映画賞」に是枝裕和監督の「海街diary」”. 映画.com (2015年10月18日). 2015年10月19日確認。
- ↑ “第7回TAMA映画賞|第25回映画祭TAMA CINEMA FORUM”. TAMA CINEMA FORUM (2015年). 2015年11月21日確認。
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- ↑ “樹木希林、北米の映画祭で女優賞「75歳で“次の世”考え中だが、ほめられるのはうれしい」”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2018年7月27日) 2018年7月28日閲覧。