大正
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大正(たいしょう)は、日本の時代区分のひとつで元号である。大正の前の元号は明治であり、後の元号は昭和である。大正天皇の在位期間である1912年(明治45年/大正元年[注釈 1])7月30日から1926年(大正15年/昭和元年)12月25日までの期間。
概要[編集]
大正の由来[編集]
儒教の「大享以正、天之道也」から採用されたもので「全てを滞りなく、順調に運び正しさを得る」を意味する。
大正という時代[編集]
大正時代は、庶民が社会の中心に躍り出た時代である。大正デモクラシーなどで政治、社会、文化など様々な分野に民主主義の風潮が拡大した。大正14年(1926年)には25歳以上の全ての男性に普通選挙権が持つことを許されるようになる。また、大衆向けのラジオや新聞などのマスメディアが発達した。
また、女性に対する差別や不平等を解消しようと平塚らいてうらが女性解放運動を行なっている。大正時代の女性の就業率は全体の4割ほどであった。
大正に建設されたもの[編集]
大正時代の文化人[編集]
大正時代の食文化[編集]
またカルピス(大正8年)、グリコのお菓子(大正11年)、キューピーマヨネーズ(大正14年)など多くの商品が生み出されている。
大正8年(1919年)にはバウムクーヘンが初めて販売され、大いに人気になった。
日本の出来事[編集]
海外の元号での使用[編集]
後に、ベトナムの元号でも、大正(たいせい)という元号が使われていたことが分かった。 1527年から1677年まで使われていた。
関連項目[編集]
脚注[編集]
- 注釈