逢坂剛(おうさか ごう、1943年11月1日- )は、作家。
本名・中浩正。父は小説の挿絵画家の中一弥。東京都生まれ。中央大学法学部卒。1980年「屠殺者よグラナダに死ね」でオール読物推理小説新人賞受賞。86年『百舌の叫ぶ夜』で直木賞候補。同年『カディスの赤い星』で直木賞受賞。同作で日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞受賞。ヨーロッパを舞台とした推理・サスペンス小説を得意とする。
2015年『平蔵狩り』で吉川英治文学賞を受賞。2019年、『百舌落とし』刊行に伴う小説「MOZU」シリーズ完結で毎日芸術賞受賞。