国際連合教育科学文化機関
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ユネスコ(United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization, UNESCO)とは、国連教育科学文化機関(こくれんきょういくかがくぶんかきかん)のことである。教育・科学・文化を通じて国民・国際的な協力を促進し、世界平和と安全に貢献することを目的として1946年11月4日に発足した。本部はフランスのパリにある。識字率向上や世界の文化、自然遺産の保護活動に取り組む。日本は1951年に加盟した。2017年現在ではパレスチナなど195か国の地域が加盟している。ユネスコの世界遺産委員会は「世界遺産」の登録の可否を判断している。加盟国代表で構成する最高機関の総会を2年ごとに開催する。
憲章には「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」と明記している。この憲章はユネスコ憲章と言われ、1945年11月16日にイギリスのロンドンで会議が開かれて、「国際連合教育科学文化機関憲章」によって設立された。
ただ政治的偏向や放漫運営など問題も少なくなく、アメリカなどは1984年に1度脱退し、2003年10月に復帰したものの、2011年にパレスチナがユネスコへの正式加盟が決定したことに反発してユネスコ予算の22パーセントを占める分担金を凍結するなどの措置を取り、2017年10月にはまたも脱退することを表明している。
外部リンク[編集]
- 国際連合教育科学文化機関
- 日本ユネスコ国内委員会
- 国際連合教育科学文化機関日本政府代表部
- World Digital Library
- 公益社団法人日本ユネスコ協会連盟
- 財団法人ユネスコ・アジア文化センター