大宅壮一

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大宅 壮一(おおや そういち、1900年9月13日 - 1970年11月22日)は、日本評論家作家ジャーナリスト

概要[編集]

時代の風潮を鋭く明快に斬る社会評論で、特に戦後に人気を博した。1971年、大宅壮一の膨大な雑誌のコレクションを元に作られた専門図書館として「大宅壮一文庫」が設立された。

三女は大宅映子で、父のジャーナリストの側面を受け継いでいる。

経歴[編集]

1900年(明治33年)9月13日、大阪府三島郡富田村(現高槻市)に父・八雄、母・トクの三男として生まれる。生家は醤油醸造業を営む。6歳のとき富田尋常小学校に入学し、12歳で卒業する。1912年4月富田尋常高等小学校に入学、このころから少年雑誌に投稿し、入選するようになる。

1915年、富田尋常高等小学校を卒業。同年4月、旧制茨木中学(現・大阪府立茨木高等学校)に入学。尋常小学から現役で進学した川端康成が三学年上に在籍していた。登下校時に寄った『虎谷』という書店は、川端も利用していた。投稿は中学3年まで続く。このころ父親は酒を飲んで働かず、兄の勇一も放蕩者であり得意先や掛取で頭を下げるのを嫌った為、家業はもっぱら壮一が担った。そのため学校には2日に1回しか行かなかった。中学生向けの雑誌『少年』『少年倶楽部』に作文や俳句を投稿し、メダルや昆虫採集用の虫籠などの懸賞を受賞している。家業をこなしつつ文学に親しむ一方で、ドイツ語とフランス語を独習していた。教育勅語への疑問、米騒動の支持などから中学校からは好ましからざる生徒と見られていた[1]

1918年大正7年)7月、父親が胃がんのため死去。同年11月、18歳(4年生)の時、米騒動に際して米騒動を煽動するような演説をおこない、大阪・茨木中学を諭旨退学となった。

1919年(大正8年)、徳島中学専門学校入学者検定試験(専検[注 1])を受け、100人中ただ一人合格し、旧制高等学校入学資格を得る。同年9月、第三高等学校(現・京都大学教養部)文科乙類に入学する。父を失い兵役にある兄に代わり家業を手伝うため、京都の吉田までは実家から汽車で通った。登校途中の汽車内で、同じく大阪の実家から病気のために汽車通学をする梶井基次郎と出会った。大宅は梶井と仲良くなり文学や恋愛を語り合った。また大宅と同じクラスであり、梶井とは寮で同室だった中谷孝雄が二人の友として加わった。

1922年(大正11年)3月、第三高等学校を卒業する。三高卒業と同時に最初の妻である山本和子と結婚する。山本和子は大川光三より紹介された加島銀行員であった。同年4月に東京帝国大学(現・東京大学)文学部教育学科に入学するが、すぐ社会学科に転学する。東大「新人会」に入る。大学1年の時に妻和子を東京へ呼び、下落合に間借りする。

1923年、東大通学の傍ら、生活費のため下谷の岩倉鉄道学校の英語講師となる。同年9月に関東大震災で学校自体が消失し休校となり失業する。戯曲「まずしければ」を『文芸時代』に発表する。賀川豊彦らの影響をうけ,日本フェビアン協会創立に参加した。参加者には川原次吉郎宮崎龍介木村毅秋田雨雀、大宅壮一、安部磯雄松永義雄山崎今朝弥富士辰馬等がいた。「一年もたたずに姿を消してしまった」とウィキペディアにあるが、これは誤りである。日本フェビアン協会の活動を通じて出会った近藤愛子と親しくなると妻和子も浮気したため離婚となる。近藤愛子と再婚したが後に結核で亡くなった。

1925年新潮社の嘱託となり、『社会問題講座』(全13巻)の編集に携わる。東京大学3年生に4年間籍を置いたが退学した。大宅は「ほとんど学校に出ず、授業料も納めなかったら、いつのまにか除籍されてしまった」と回想する(『大宅壮一自伝』)。

1926年1月、雑誌『新潮』巻頭「新潮評論」を無署名で執筆する。同年12月号に「文壇ギルドの解体」を昭和元年署名入りで発表し、文筆活動に入る。当初は「左翼のパリパリの評論家」としてしられていた。『赤い星』(翻訳、新潮社)を刊行した。

1927年、世界文学全集の『モンテクリスト伯』下巻を翻訳。この印税で東京吉祥寺に家を新築する。

このころ、週刊新聞『時局新聞』の編集顧問にも名を連ねる。1年余の短命であったが、大宅の痛烈な評論のほかに作家・漫画家によるユニークで直截な評論・小説・画があり、近代文学史・思想史・ジャーナリズム史研究に活用される。

1931年大宅昌と結婚した。前妻を亡くしたばかりの大宅壮一が富山へ講演会に行き、壇上から一目ぼれし、彼女を講演後の座談会に出るようにメモを渡し、見初められ5月に結婚した。大宅昌はその頃、小学校の先生をしていた。太田壮一は手紙を連日出して口説き落とした。妻の実家では、『大宅は左翼だから』と大反対されたが、昌は「大宅をこのまま殺してはならぬ」と一人決断して結婚した。世間では『恐妻』といっていたが、妻はたんすと同じであるべきところにあればいいのだ、と大宅壮一は言っていた。

1934年東京日日新聞社大阪毎日新聞の社友となる。このころから海外に旅行するようになり、1935年7月朝鮮満州香港に旅行。翌年1936年9月南洋諸島に旅行した。その翌年の1937年には毎日新聞社従軍記者として、上海、香港、北京徐州南京広東などを回った。1937年(昭和12年)の南京攻略戦では現地を取材しており、南京事件については規模に議論があるとした上で、日本軍による虐殺の存在自体には肯定的証言をしている。

1939年5月理研映画常務取締役製作部長に就任したが、1941年8月に取締役製作部長を辞任した。

1941年11月今村均中将を軍司令官とするジャワ方面軍である第十六軍の宣伝文化部隊に徴用された。大宅を推薦したのは『陸軍画報』社長の中山正男である。同じ班には詩人の大木惇夫や漫画家の横山隆一がいた。その後、大木はこの時の経験を基に詩集「海原にありて歌へる」を出版し、その際に大宅は跋文で「戦争といふものは実に素晴らしい文化的啓蒙者である」と書いた。

1942年1月ジャワ作戦に参加するも、乗っていた輸送船が撃沈される。

1943年4月に設立された啓民文化指導所の総務に就任した。日本占領下のジャワで発行された雑誌『ジャワ・バル』第9号(1943年5月,[復刻版,龍渓書舎,1992年])で,大宅は「啓民文化指導所本部及び映画部指導委員」として紹介されている。このころ「「こんなことをやっていては,日本人は世界中から嫌われる。戦争を早く終結すべきだ」などと,軍に楯をついて,ついには憲兵から危険人物視されるようになった(半藤一利(2006)『恋の手紙 愛の手紙』文春新書)。

1943年10月末、日本に帰国した。

1944年、東京・世田谷八幡山で自給自足の農耕生活に入る。大宅昌は「私は、農業をするために嫁いだわけではありません」と断固反対して、大宅壮一の評論家としての戦後の活動を支えた。

1945年9月、株式会社凸版印刷の顧問となる。1947年、『改造』12月号に「亡命知識人論」を発表する。この中で大宅壮一は「今後も政治的にはまったく「自由」な立場で,発言し行動したいと思っている。それを第三者が何と批評しようと,もちろんそれは勝手である」と述べている。

1950年頃から本格的にジャーナリズムで活躍。1950年に刊行された「『人間裸像』に収録された文章の初出を調査したところ,15 本中9本が「猿取哲」名で発表されたものであった」と井川充雄は述べる(井川充雄 (2013)「占領期のメディアと文化人」春季研究発表会ワークショップ報告,マス・コミュニケーション研究, 82 巻)。像』によって大宅は,「大宅壮一」としての「再登場」を完全に果たしたと言える。

1954年6月中近東ヨーロッパアフリカブラジル中南米諸国へ取材の旅に出る。1955年に「「無思想人」宣言」を行う(『中央公論』1955年5月号)。1920年代の日本共産党シンパの評論家から無思想人となった。鶴見俊輔はこれを「前衛的知識人から傍観者的知識人への転向のコースの典型」と述べた(鶴見俊輔(1959)「後期新人会員――林房雄・大宅壮一」思想の科学研究会編『共同研究転向 上巻』平凡社)。

1956年、『日本の裏街道を行く』で第10回文芸春秋読者賞を受賞。「一億総白痴化」が流行語となる。

1959年9月、ニキータ・フルシチョフ訪米を取材するため渡米した。1965年4月、菊池寛賞を受賞。

1967年(昭和42年)1月に「大宅壮一東京マスコミ塾」(略称・大宅マスコミ塾)を開く。逝去により閉塾するまで、8期480名の塾生を送り出した。

1968年1月、東京女子医科大学心臓研究所に入院。

1969年9月、古希の祝賀パーティをホテルニューオータニで開催した。

1970年(昭和45年)11月22日、東京女子医科大学心臓血圧研究所で死去した。葬儀は同年11月28日青山葬儀所で行われ、同じ北摂出身で、中学同窓の川端康成が弔辞を読んだ。川端康成直筆の弔辞の原本が、雑誌図書館「大宅壮一文庫」で発見されている[2]

大宅壮一ノンフィクション賞[編集]

生前の1969年(昭和44年)に壮一自身の発案で公益財団法人日本文学振興会(株式会社文藝春秋)の協力を得て大宅壮一ノンフィクション賞が創設された[3]

人物[編集]

  • 大宅壮一は、原稿用紙がなくても、頭で文章を作っておき、原稿用紙に向かって書き下ろすと、きちんと400字、800文字に収めるという名人芸であった。
  • 天才といわれた長男が東大ラグビー部で活躍していたとき、頭を強打して、後遺症でその数年後亡くなったことに衝撃を受けた。
  • 大宅は三回結婚しているが、年譜には結婚のことは出てこない。

流行語[編集]

大宅壮一の生み出した流行語には次のものがある。

著書[編集]

  • 『社会問題講座〈11~13〉』新潮社,1927
  • 『千夜一夜物語』(翻訳),中央公論社,1928
  • 『英国戯曲集』(翻訳),新潮社,1928
  • 『ジャーナリズム講話』白楊社,1935
  • 『果たして怪教か?-類似宗教の解剖ー』東京日日新聞社,1935
  • 『宗教を侮る』真正社,1937
  • 『新興宗教』板垣書店,1950
  • 『日本の遺書』ジープ社,1950
  • 『人間裸像』板垣書店,1950
  • 『実録・天皇記』鱒書房,1952
  • 『蛙のこえ』鱒書房,1952
  • 『世界の裏街道を行く〈〔第1〕〉中近東・欧洲篇』文藝春秋新社,1955
  • 『無思想人宣言』鱒書房,1956
  • 『昭和怪物伝』角川書店,1957
  • 『僕の日本拝見』中央公論社,1957
  • 『女傑とその周辺』文藝春秋新社,1958
  • 『わが青春放浪記』春陽堂書店,1958
  • 『大学の顔役』文藝春秋新社,1959
  • 『日本の人物鉱脈』文藝春秋新社,1959
  • 『日本新おんな系図』中央公論社,1959
  • 『フルシチョフ遠征従軍記』新潮社,1960
  • 『日本のいちばん長い日』KADOKAWA,1973
  • 『炎は流れる (明治と昭和の谷間)』第1巻~第4巻,文芸春秋新社,1964
  • 『青春日記』中央公論新社,1979

[編集]

  1. 戦後の大検に相当

参考文献[編集]

  1. 大宅壮一(2010)『大宅壮一自伝』日本図書センター
  2. 川端康成直筆の弔辞見つかる東京新聞,2021年5月16日
  3. 大宅賞受賞者一覧文芸春秋,2021年5月
第1回

春日由三 | 吉本明光

第2回 中山晋平
第3回

春日由三 | 吉川義雄

第4回

春日由三 | 吉川義雄 | 川村専一 | 狩野近雄 | 河上英一 | 笹本恭彦 | 明瀬裕 | 池田太郎 | 牧定忠

第5回

春日由三 | 吉川義雄 | 渋沢秀雄 | 横山隆一 | 西崎緑 | 貝谷八百子 | 田付辰子 | メイ牛山

第6回

春日由三 | 吉川義雄 | 岩田専太郎 | 勅使河原蒼風 | 千代の山雅信 | 小山いと子 | 吉村公三郎 | 市川翠穂 | マヤ片岡

第7回

春日由三 | 吉川義雄 | 三國連太郎 | 小西得郎 | 栃錦清隆 | 青木茂高 | 河上牧子 | 水木洋子 | 坂西志保 | 田村佐紀子 | 吾妻徳穂

第8回

吉川義雄 | 田中角栄 | 菊田一夫 | 若乃花勝治 | 金田正一 | 奥むめお | 森田たま | 細川ちか子 | 近藤百合子

第9回

吉川義雄 | 横山泰三 | 水原茂 | 稲垣浩 | 朝汐太郎 | 沢田美喜 | 杉村春子 | 戸川エマ | 赤堀全子

第10回

吉川義雄 | 木下惠介 | 大宅壮一 | 杉浦幸雄 | 若羽黒朋明 | 長谷川春子 | 大濱英子 | 榊淑子 | 谷桃子

第11回

吉川義雄 | 秋山登 | 唐島基智三 | 柏戸剛 | 松本幸四郎 | 中村汀女 | 田中絹代 | 秋山ちえ子 | 江上トミ

第12回

長沢泰治 | 土門拳 | 高田元三郎 | 仲代達矢 | 大鵬幸喜 | 和田夏十 | 勅使河原霞 | 村山リウ | 森光子

第13回

長沢泰治 | 工藤昭四郎 | 東郷青児 | 森英恵 | 大山康晴 | 山内一弘 | 佐田の山晋松 | 藤間紫 | 岡田茉莉子 | 十返千鶴子 | 浪花千栄子

第14回

長沢泰治 | 細川隆元 | 丹羽文雄 | 實川延若 | 中西太 | 栃ノ海晃嘉 | 飯田蝶子 | 貞閑晴 | 新珠三千代 | 花柳壽輔 | 佐久間良子

第15回

長沢泰治 | 大林清 | 北葉山英俊 | 林与一 | 古賀忠道 | 春風亭柳橋 | 岩下志麻 | 司葉子 | 長谷川町子 | 林美智子 | 吉屋信子

第16回

坂本朝一 | 円地文子 | 安達曈子 | 入江美樹 | 藤村志保 | 小絲源太郎 | 松下幸之助 | ファイティング原田 | 緒形拳

第17回

坂本朝一 | 樫山文枝 | 五代利矢子 | 浜美枝 | 山崎豊子 | 大佛次郎 | 尾上菊之助 | 加藤芳郎 | 鶴ヶ嶺昭男

第18回

中山卯郎 | 福島慎太郎 | 木村秀政 | 西本幸雄 | 石坂浩二 | 福原美和 | 栗原小巻 | 塩月弥栄子 | 平岩弓枝

第19回

中山卯郎 | 江夏豊 | 王馬熙純 | 榊原仟 | 鈴木俊一 | 曽野綾子 | 高田敏子 | 藤田弓子 | 三船敏郎

第20回

中山卯郎 | 浅丘ルリ子 | 市川海老蔵 | 今井通子 | 大谷直子 | 菅野義丸 | 佐藤愛子 | 鶴岡一人 | 平幹二朗

第21回

中道定雄 | 坂東玉三郎 | 樋口久子 | 小林弘 | 三田佳子 | 志村喬 | 武原はん | 玉の海正洋 | 中山律子

第22回

仲代達矢 | 小野田勇 | 浪花家辰造 | 大場政夫 | 宇田川竜男 | 堀内寿子 | 大山英子 | 村山加代子 | 中山きよ子 | 樫山文枝 | 山口果林 | 高橋信雄 | 山下迪子 | 館弘子 | 石田芳夫 | 中山紀子 | 井沢つま | 森戸辰男 | 溝尾正志 | 花本方美 | 為久優子 | 成田知子 | 桑田たつ子 | 村上巳里 | 山下誠 | 小川善三郎 | 河野久枝 | 桑原永子 | 田川由紀子 | 佐藤太圭子 | 山田三智穂 | 大谷豊二 | 高橋優子 | 貴ノ花利彰 | 赤塚洋文 | 平内義幸 | 富岡雅寛 | 平賀輝子 | 中川時子

第23回

加藤稔 | 池内淳子 | 中原誠 | 森英恵 | 小林桂樹 | 中村汀女 | 井上ひさし | 中野貴代 | 神田好武 | 真木洋子 | 輪島大士

第24回

高橋洋子 | 生沼スミエ | 棟方志功 | 村上元三 | 京マチ子 | サトウサンペイ | 高田ユリ | 尾上菊五郎 | 寺島純子 | 北の湖敏満

第25回

根本良夫 | 橋本明治 | 杉村春子 | 尾上松緑 | 栗原小巻 | 堀江謙一 | 檀ふみ | 魁傑將晃 | 新垣留美子

第26回

根本良夫 | 尾上梅幸 | 高橋展子 | 吉永小百合 | 加藤剛 | 三林京子 | 大竹しのぶ | 古葉竹識 | 三重ノ海五郎

第27回

池田彌三郎 | 浅丘ルリ子 | 中村梅之助 | 小野清子 | 村上隆 | 堤加蓉子 | カロリーナ・ピレス・ド・リオ | 若三杉壽人 | 川上哲治

第28回

川口幹夫 | 市川染五郎 | 上田利治 | 旭國斗雄 | 水島新司 | 川橋幸子 | 橋田壽賀子 | 新井春美 | 竹下景子

第29回

川口幹夫 | 北の湖敏満 | 岩下志麻 | 植村直己 | 八千草薫 | 安奈淳 | 森和人 | 森下洋子 | 山本浩二

第30回

加藤好雄 | 若山富三郎 | ミヤコ蝶々 | 菅原文太 | 大原麗子 | 松本零士 | 重兼芳子 | 古葉竹識 | 多岐川裕美

第31回

加藤好雄 | 松本幸四郎 | 陳舜臣 | 佐久間良子 | 木田勇 | 向田邦子 | 島田陽子 | 鈴木喜久子 | 角田好雄

第32回

渡辺一雄 | 石毛宏典 | 古手川祐子 | 緒形拳 | 花井幸子 | 倉本昌弘 | 森光子 | 坂田栄男 | 高橋洋子 | 秋竜山 | 澤地久枝

第33回

香川宏 | 生沼スミエ | 玉の海梅吉 | 森英恵 | 山藤章二 | 池上季実子 | 広岡達朗 | 村松友視 | 真野響子 | 滝田栄 | 橋田壽賀子 | 前橋汀子 | 市川猿之助

第34回

香川宏 | 三船敏郎 | 松本幸四郎 | 大原麗子 | 田淵幸一 | 樋口久子 | 松坂慶子 | 田中裕子 | 隆の里俊英 | 谷川浩司 | 林真理子 | 胡桃沢耕史 | 宮尾登美子 | 山口小夜子 | 役所広司

第35回

菊池綜一 | 江上由美 | 釜本邦茂 | 名取裕子 | 風間杜夫 | 石井幹子 | 連城三紀彦 | 里中満智子 | 衣笠祥雄 | 松坂慶子 | 市川海老蔵

第36回

遠藤利男 | 三田佳子 | 中村吉右衛門 | 高野悦子 | 小池一夫 | 武原はん | ジェームス三木 | 山口洋子 | 吉田義男 | 大地真央 | 北尾光司

第37回

中野正之 | 森光子 | 清原和博 | 森下洋子 | 雁屋哲 | 黒柳朝 | 加藤芳郎 | 山崎洋子 | 渡辺謙 | 加納みゆき | 千代の富士貢

第38回

吉岡利夫 | 若尾文子 | 中井貴一 | 森瑤子 | 江藤俊哉 | 俵万智 | 逢坂剛 | 森口祐子 | 近藤真一 | 若村麻由美 | 北勝海信芳

第39回

今西陽一郎 | 三田佳子 | 片岡孝夫 | 伊藤京子 | 森祇晶 | 浅野温子 | 安野光雅 | 伊勢桃代 | 新井満 | 山口智子 | 千代の富士貢

第40回

沖清司 | 千代の富士貢 | いしだあゆみ | ねじめ正一 | 小林浩美 | 中村勘九郎 | 村崎芙蓉子 | 西田敏行 | 石岡瑛子 | 斎藤雅樹 | 渡辺梓

第41回

沖清司 | 山本陽子 | 中村鴈治郎 | 諏訪内晶子 | 野田秀樹 | コシノジュンコ | 渡辺久信 | 森口祐子 | 松岡修造 | 沢口靖子 | 真田広之

第42回

小林由紀子 | 増井光子 | 山崎豊子 | 秋山幸二 | 芦原すなお | 荻野アンナ | 若花田勝 | 貴花田光司 | 緒形直人 | 鷲尾いさ子 | 田中好子

第43回

内林達夫 | 有森裕子 | 曙太郎 | 古賀稔彦 | 富司純子 | 中田久美 | 野茂英雄 | 村上弘明 | 伊藤みどり | 森光子 | 高橋克彦

第44回

松尾武 三田佳子 | 米長邦雄 | 市川團十郎 | 細川直美 | 筒井道隆 | つみきみほ | 松原敏春 | 平瀬真由美 | 宮尾登美子 | 川淵三郎 | 内館牧子 | 田村亮子 | 植木等 | 野村克也 | 中丸三千繪 | 古田敦也 | ミヤコ蝶々 | 曙太郎 | 古橋廣之進 | 大林素子

第45回

松尾武 | イチロー | 赤井英和 | 奥野史子 | 岩下志麻 | 羽生善治 | 南井克巳 | 賀来千香子 | 川本ゆかり | 市川崑 | 森光子

第46回

上田洋一 | 古田敦也 | 田村亮子 | 天海祐希 | 竹中直人 | 原辰徳 | 水谷八重子 | 中村紘子 | ジョージ川口 | 柳家小さん | 大石芳野

第47回

上田洋一 | 有森裕子 | 川口能活 | 江角マキコ | 仰木彬 | 清水市代 | 中村橋之助 | 森英恵 | 桂米朝 | 大石静 | 周防正行

第48回

大橋晴夫 | 井原正巳 | 吉永小百合 | 片岡仁左衛門 | 伊藤みどり | 佐々木主浩 | 佐藤夕美子 | 本木雅弘 | 篠田節子 | 谷川浩司 | 吉行あぐり

第49回

大橋晴夫 | 清水宏保 | 藤原紀香 | 琴錦功宗 | 中村玉緒 | 松平健 | 俵万智 | ジェームス三木 | 服部道子 | 熊川哲也 | 浅利純子

第50回

伊東律子 | 出島武春 | 松嶋菜々子 | 内館牧子 | 野村萬斎 | 田村亮子 | 津川雅彦 | 草笛光子 | 阿久悠 | 福嶋晃子 | 乙武洋匡

第51回

伊東律子 | 田村亮子 | 長嶋茂雄 | 高橋尚子 | 渡辺謙 | 池内淳子 | 佐々木主浩 | 岡本綾 | 井上康生 | 木村佳乃 | 内藤國雄

第52回

出田幸彦 | 栃東大裕 | 川原亜矢子 | 室伏広治 | 竹田恆和 | 松岡佑子 | 唐沢寿明 | 平良とみ | 天海祐希 | 藤田宜永 | 森下洋子

第53回

出田幸彦 | 朝青龍明徳 | 米倉涼子 | 市川新之助 | 阿川佐和子 | 宮本恒靖 | 仲間由紀恵 | 高橋由伸 | 恩田美栄 | 岩合光昭 | 岸惠子

第54回

中村季恵 | 浅野ゆう子 | 五木寛之 | 優香 | 三谷幸喜 | 村山由佳 | 末續慎吾 | 村主章枝 | 武田真治 | 有馬稲子 | 星野仙一

第55回

中村季恵 | 野口みずき | 野村忠宏 | 橋田壽賀子 | 中村勘九郎 | 荒川静香 | 滝沢秀明 | 高島礼子 | 和田一浩 | 森光子 | 日野原重明

第56回

琴欧州勝紀 | 薬師丸ひろ子 | 野口聡一 | 長澤まさみ | 山田洋次 | 森光子 | 上川隆也 | 眞鍋かをり | 林家正蔵 | 栗原はるみ

第57回

渡辺謙 | 阿木燿子 | リリー・フランキー | 藤山直美 | 内野聖陽 | 横峯さくら | 田口壮 | 吉田都 | 鎌田實 | 瀬戸内寂聴

第58回

宮﨑あおい | 上田桃子 | 岡島秀樹 | 青木功 | 中村勘三郎 | 新垣結衣 | 茂木健一郎 | 坂東眞理子 | 陣内智則 | 藤原紀香

第59回

本木雅弘 | 吉田沙保里 | 太田雄貴 | 高橋尚子 | 松本幸四郎 | 松坂慶子 | 姜尚中 | 堀北真希 | 妻夫木聡 | 上野由岐子

第60回

白鵬翔 | 草刈民代 | 阿部寛 | 深田恭子 | 原辰徳 | 勝間和代 | 城田優 | 杉山愛 | 西田敏行 | 森光子

第61回

野口聡一 | 湊かなえ | 岩崎夏海 | 寺島しのぶ | 髙橋大輔 | 上野樹里 | 伊勢谷友介 | 仲間由紀恵 | 北大路欣也 | 武良布枝

第62回

大竹しのぶ | 田中将大 | コシノジュンコ | 三谷幸喜 | 鈴木京香 | 佐々木則夫 | 鈴木明子 | 松山ケンイチ | 松井冬子 | 琴奨菊和弘

第63回

綾瀬はるか | 尾木直樹 | 澤穂希 | 中村勘九郎 | 樹木希林 | 桂文枝 | 吉田沙保里 | 入江陵介 | 菅野よう子 | 日馬富士公平

第64回

田中将大 | 滝川クリステル | 宮藤官九郎 | 宮本信子 | 杉良太郎 | 風吹ジュン | 岡田准一 |  | 片岡愛之助 | 阿川佐和子

第65回

中園ミホ | 尾上松也 | 蜷川実花 | 山中伸弥 | 井上真央 | 阿部寛 | 仲間由紀恵 | タモリ | 黒柳徹子

第66回

羽生結弦 | 堺雅人 | 長澤まさみ | 大泉洋 | 土屋太鳳 | 三宅宏実 | 上橋菜穂子 | 所ジョージ | 有村架純 | 又吉直樹

第67回

高畑充希 | 辻沙絵 | 草刈正雄 | 新垣結衣 | 大谷翔平 | 萩野公介 | 伊調馨 | 秋本治 | 春風亭昇太 | 村田沙耶香

第68回

村田諒太 | 村上茉愛 | 加藤一二三 | 吉岡里帆 | 高橋一生 | 宮本信子 | 鈴木亮平 | 林真理子

第69回

阿部サダヲ | 安藤サクラ | 池江璃花子 | 小平奈緒 | 佐藤健 | 出川哲朗 | 永野芽郁 | 中村勘九郎 | 夏井いつき | 野村萬斎 | 長谷部誠

第70回

井上尚弥 | 上沼恵美子 | サンドウィッチマン | 渋野日向子 | 瀬戸大也 | 田中圭 | 戸田恵梨香 | 中西麻耶 | 長谷川博己 | 広瀬すず | 吉野彰

第71回

黒柳徹子 | サンドウィッチマン | 杉咲花 | 染谷将太 | チコちゃん | 宮崎美子 | 宮本亞門 | 室伏広治 | 吉沢亮

第72回

石川佳純 | 清原果耶 | 小池栄子 | 坂口健太郎 | 谷真海 | 三谷幸喜

第73回

芦田愛菜 | 黒柳徹子 | 西村宏堂 | 羽生結弦 | 坂東彌十郎 | 福原遥 | 松本潤 | 村上宗隆 | 森保一 | 吉田都

第74回

北口榛花 | 国枝慎吾 | 堺雅人 | 俵万智 | 寺島しのぶ | 寺田宣弘 | バカリズム | 吉高由里子