諏訪内晶子

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諏訪内 晶子(すわない あきこ、英:Akiko Suwanai1972年2月7日 - )は、バイオリニストである。日本で生まれたバイオリニストでは庄司紗矢香五嶋みどりと並ぶ人気と実力を備えると言われる。

経歴[編集]

1972年、東京都町田市に生まれる。3歳からバイオリンを習い始める。桐朋学園「子供のための音楽教室」に入室する。9歳で第35回全日本学生音楽コンクール小学生の部 東日本大会第1位となる。13歳の時、第30回全日本学生音楽コンクール中学生の部で全国大会第1位となる。町田市成瀬台中学校卒業後、桐朋女子高等学校音楽科に進学する[1]

1987年、第56回日本音楽コンクールで第1位となる。同時に鷲見賞レウカディア賞黒柳賞松下賞(国際コンクール派遣の切符)受賞。

1988年イタリア開催の第35回パガニーニ国際バイオリンコンクールで第2位となる(16歳で最年少入賞)。第1位はレオニダス・カヴァコスギリシャ)であった。次いで、ベルギー開催のエリザベート王妃国際音楽コンクールで第2位 (最年少17歳で入賞)となる(1989年)。

1990年、第9回チャイコフスキー生誕150年記念国際コンクールでバイオリン部門第1位 (最年少18歳、日本人初受賞)。バッハ優秀演奏賞チャイコフスキー作品優秀演奏賞も受賞する。桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コースに進学し、江藤俊哉に師事する。1991年からジュリアード音楽院に進学し、ドロシー・ディレイチョーリャン・リンに師事する。1995年、ジュリアード音楽院修士課程を修了。国立ベルリン芸術大学でも学び、ウーヴェ=マルティン・ハイベルクに師事する[2]

1995年、アンドレ・プレヴィン指揮NHK交響楽団定期演奏会で日本における演奏活動を再開する。

パリに拠点を置き、世界的に活躍するバイオリニストとなった。

人物[編集]

参考文献・注釈[編集]