市町村長
ナビゲーションに移動
検索に移動
市町村長(しちょうそんちょう)とは、地方自治体の首長のことである。記事の便宜上市町村長としているが、実際は市長(しちょう)、町長(ちょうちょう)、村長(そんちょう)が正式名称である。
概要[編集]
市町村長の選挙に立候補して、当選した場合に就任することができる。立候補の条件は25歳以上の日本国民であること、市長の任期は4年で、4年ごとに行なわれる選挙に当選し続け、かつ解職・辞任がなければ、在職し続けることも可能である。
市町村長の職務は、地方議会で決定した条例や予算に基づいて政策を実行することである。
市町村長は知事と同じく地方公務員だがその特別職であり、待遇は条例で決められている。給与等については各地の市町村で異なるためあくまで一例となるが、平成16年(2004年)の東京都八王子市の市長の月給は114万円となっている[注 1]。
大日本帝国憲法下[編集]
大日本帝国憲法下では、市町村長は議会の推薦によって選任され、有権者の直接選挙はなかった。また、兼職も現在より許容されており、尾崎行雄は国会議員と東京市長を兼職していた。
関連項目[編集]
- 市町村に置かれる他の執行機関
- 市町村に置かれた戦前の執行機関
注[編集]
- ↑ 尤も過去には給与を辞退した首長もいた。
外部リンク[編集]