作曲家
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作曲家とは、音楽作品を創作することを生業とする人のことである。
概要[編集]
音楽作品を作るのが作曲家である。
クラシック音楽においては、作曲家は単にメロディーを作るだけでなく、対位法や和声、楽式を駆使して全ての音を指定する存在であった。歌詞が必要な声楽曲においては、当時の文学者、詩人が発表した詩など文学作品に音楽を加えるのが通常であった。
オペラの場合、音楽と歌詞に加え、脚本、衣装、振り付けなど様々な要素から構成される。これについても、個々に作者が異なるのが普通だが、リヒャルト・ワーグナーの様に脚本をも自分で書いた作曲家も存在する。
ポピュラー音楽においては、作曲をする者が必ずしも専門的な音楽教育を受けているわけではないため、「作曲」が単に旋律と、それを支える和音の創作に留まり、オーケストレーションなどの楽器の配分を専門教育を受けた別人が行う例が増えた。これを担当する者は「編曲」と表記されている。 また、既存の文学者の詩に曲をつけるのではなく、先に出来た旋律にあとから言葉を当てはめるという例も生まれた。このように、文学者の詩人ではなく、発表される商業音楽のために歌詞を書くのが専門の「作詞家」が現れた。
この様な状況の中、一人が作詞と作曲の両方を担当し、さらにその歌を歌う歌手はシンガーソングライターと呼ばれる。
作曲家一覧[編集]
クラシック音楽[編集]
- バロック(17世紀〜18世紀前半)
- アントニオ・ヴィヴァルディ - イタリア出身
- ヨハン・セバスチャン・バッハ - ドイツ出身
- ゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデル - ドイツ出身
- 前期古典派(18世紀中盤)
- 盛期古典派(18世紀末)
- ヨーゼフ・ハイドン - オーストリア出身
- ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト - オーストリア出身
- 後期古典派(19世紀序盤)
- ルートヴィヒ・ファン・ベートホーフェン - ドイツ出身
- 初期ロマン派(19世紀序盤)
- ニコロ・パガニーニ - イタリア出身
- フランツ・シューベルト - オーストリア出身
- 前期ロマン派(19世紀前半)
- フェリックス・メンデルスゾーン - ドイツ出身
- フレデリック・ショパン - ポーランド出身
- ユリウス・リーツ - ドイツ出身
- リヒャルト・ワーグナー - ドイツ出身
- 後期ロマン派(19世紀後半)
- アントン・ブルクナ - オーストリア出身
- ヨハネス・ブラームス - ドイツ出身
- ピョートル・チャイコフスキー - ロシア出身
- アントニーン・ドヴォジャーク - チェコ出身
- 晩期ロマン派(19世紀終盤〜20世紀序盤)
- セルゲイ・ラフマニノフ - ロシア出身
- 近代初期(20世紀序盤)
- ジョン・フィリップ・スーザ - アメリカ出身
- クロード・ドビュッシー - フランス出身
- フリッツ・クライスラー - オーストリア出身
- パブロ・カザルス - スペイン出身
- イーゴリ・ストラヴィンスキー - ロシア出身
- 近代後期~現代(20世紀中盤)
- ドミトリー・ショスタコーヴィチ - ロシア出身
- アラム・ハチャトリアン - グルジア出身
- テオドール・アドルノ - ドイツ出身
- ニーノ・サンツォーニョ - イタリア出身
- 現代
- クシシュトフ・ペンデレツキ - ポーランド出身
- アンドレ・プレヴィン - ドイツ出身