北海道大学
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北海道大学(ほっかいどうだいがく、英:Hokkaido University)は、1918年に設置された国立大学である。一般的な略称は「北大」(ほくだい)[注 1]。
概要[編集]
札幌の観光スポットとして知られる札幌市時計台は札幌農学校の演武場(武芸練習場・屋内体育館)として建設されたものである。国公立大学では日本一キャンパスが広いと言われる(演習林等の面積は除外)。
沿革[編集]
国内5番目の帝国大学として創設された。
- 1872年、「開拓使 仮学校」を東京に設置。
- 1876年8月14日、札幌農学校は開校式を行う。学制(明治5年太政官布告第214号)規定に基づく学士称号の授与権限をもっていた。初代教頭にマサチューセッツ農科大学学長のウィリアム・スミス・クラークが就任した。調所広丈を初代校長とする。農学、土木工学、測量、英語を教えた。
- 1907年(明治40年)9月1日、札幌農学校は東北帝国大学農科大学に改称する[注 2]。大学予科、附設土木工学科などを設ける。
- 1918年(大正7年)4月1日、北海道帝国大学を設置。東北帝国大学農科大学が北海道帝国大学農科大学となる。
- 1919年(大正8年)2月、 農学部設置(農科大学を改称)。医学部を設置。
- 1924年(大正13年)、工学部設置。
- 1930年(昭和5年)、理学部設置。
- 1947年(昭和22年) 4月、法文学部を設置、10月北海道大学に名称を変更。
- 1949年 5月、国立学校設置法が公布・施行され、函館水産専門学校を包含して、新制の北海道大学(法文・教育・理・医・工・農・水産(函館市)の各学部)を設置。附属土木専門部は室蘭工業大学に合併。
- 1950年4月、法文学部が文学部と法経学部に分離。
- 1953年8月、法経学部が法学部と経済学部に分離。
- 1957年7月、一般教養部を教養部と改称
- 1965年4月、薬学部設置
- 1967年6月、歯学部設置
- 1995年4月、教養部廃止
- 2004年4月、北海道大学が国立大学法人北海道大学となる。
- 2006年(平成18年)薬学部薬学科は6年制に移行
基本事項[編集]
- 名称:国立大学法人北海道大学
- 本部所在地:〒060-0808 北海道札幌市北区北8条西5丁目
- 交通:JR札幌駅北口から構内まで徒歩約7分
- 建学の理念:「フロンティア精神」、「国際性の涵養」、「全人教育」及び「実学の重視」(4つの基本理念)
- 学生数:17,478人(学部11,346人・大学院修士課程3,784人、博士課程2,348人)
- 学部
- 文学部
- 法学部
- 教育学部
- 経済学部
- 理系学部
- 医学部
- 歯学部
- 獣医学部
- 農学部
- 工学部
- 薬学部
- 理学部
- 水産学部
- キャンパス
- 札幌キャンパス
- 函館キャンパス
文化財[編集]
- 札幌農学校第2農場 (北18条西7~8丁目) 重要文化財、北海道 遺産[1]
- 北海道大学植物園(北3条西8丁目) 重要文化財・登録有形文化財
- 現役の博物館建築としては国内最古。博物館旧事務所や博物館倉庫、博物館便所、博物館鳥舎、植物園門衛所の6棟が重要文化財に指定される。
- バチェラー記念館 登録有形文化財
- アイヌのまるきぶね 重要有形民俗文化財
- 北海道大学古河記念講堂(北9条西7丁目、(旧東北帝国大学農科大学林学科教室) 登録有形文化財
- 北海道大学旧札幌農学校昆虫及養蚕学教室(北9条西8丁目) 登録有形文化財
- 北海道大学旧札幌農学校図書館読書室・北海道大学旧札幌農学校図書館書庫(北9条西8丁目) 登録有形文化財
クラブ活動[編集]
- 北海道大学 “縁“ - YOSAKOIソーランのチーム。