気仙沼市
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気仙沼市(けせんぬまし)は、宮城県北東に位置する市である。
概要[編集]
江戸時代の気仙沼本郷を中心とし、岩手県域に入り込んだような形をしており、旧本吉郡所属だった当市は、旧・本吉郡域との関係の深さは当然ながら、北接する旧・気仙郡の岩手県大船渡市や陸前高田市、あるいは内陸側で隣接する岩手県一関市とも関係が深い。
県境協定により、陸前高田、大船渡両市内と気仙沼市内の公立高進学は相互に可能であり、一関市の旧藤沢町、室根村からも気仙沼市内の公立高進学が可能である。一方、気仙沼の西側は千厩高校の産業技術、生産技術の両科のみ進学可能である。
歴史[編集]
戦国時代末期の天正19年(1591年)に豊臣秀吉による奥州仕置があり、当地では、陸奥国閉伊郡平田村から北側が南部氏領(後の盛岡藩)、気仙郡唐丹村から南側が伊達氏領(後の仙台藩)となった[1](いずれも現:岩手県釜石市)。明治維新の廃藩置県や府県統合を経て、気仙郡の南側に隣接する本吉郡は宮城県域となり、一方の気仙郡等は岩手県域になった。
脚注[編集]