みちのく銀行
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みちのく銀行(みちのくぎんこう)とは、青森県青森市に本店のある普通銀行。
概要[編集]
大正10年(1921年)に設立された。源流は明治27年(1894年)設立の青森商業銀行であり、戦後に青和銀行となった。昭和51年(1976年)に青和銀行と弘前相互銀行が合併し、地方銀行のみちのく銀行となったが、実質は相互銀行の弘前相銀が青和銀を吸収した逆さ合併に近い合併である。
青森県内をはじめとして、北海道、岩手県、宮城県、秋田県の東北地方の各県、さらに東京都など令和元年(2019年)の時点で合計94店舗を展開している(令和2年(2020年)3月末、令和3年(2021年)3月末時点でも同じ)。さらに海外にも進出しており、中国の上海に駐在員事務所を構えている。平成21年(2009年)に財務基盤の強化のため、200億円の公的資金の注入を受けている。
平成31年(2019年)3月期の連結総資産は2兆1157億円。純利益は前期比73.2パーセント減の6億円。従業員数は1331人で、連結自己資本比率は7.98パーセントである。令和2年(2020年)期の連結総資産は2兆1695億円。純損益は前期比45億円の赤字。従業員数は1369人。連結自己資本比率は7.41パーセントである。令和3年(2021年)期の連結総資産は2兆3604億円。純損益は前期比19億円の黒字。従業員数は1299人。連結自己資本比率は7.70パーセントである。