コムギ
ナビゲーションに移動
検索に移動
コムギ(小麦)とは、植物界種子植物門被子植物亜門単子葉植物綱イネ目イネ科に属す草本の交配種であり、一年草もしくは越年草である。二毛作も可能であり、春小麦と冬小麦がある。
概要[編集]
おおむね世界中で栽培されている穀物である。やや寒冷なところでも栽培できるのでイネが栽培できないところでも栽培できる。ただし、ある程度寒冷なところでないと栽培できないので、温帯と冷帯での栽培となる。中華圏は「南米北麦」と云われる[1]
。
刈り入れた種子へ脱穀・製粉し、小麦粉にする。そののち製粉する際に「ふすま」という部位を除く処理があるため、製粉の過程に手間がかかる。
小麦粉の値段は世界経済に大きな影響を与え、エジプトのムバラク政権のように時の政府が崩壊することもあった。
主な食品[編集]
関連項目[編集]
脚注[編集]
- ↑ 「南船北馬」という言葉もあり、麦は「乾燥寒冷」、米は「湿潤温暖」というイメージがあるが、栽培技術の向上によってこの印象は古くなりつつある。