エフエム東京

株式会社エフエム東京（とうきょうエフエム、英語: TOKYO FM Broadcasting Co., Ltd.）は、東京都にあるFMラジオ局である。周波数80.0MHz。通称はTOKYO FM。略称はTFM。

概要[編集]

エフエム東京

日本を代表するFMラジオ局で、東海大学や日本電波塔が大株主となっている。
東京タワーから周波数80.0MHz、出力10kWで送信され、東京都を中心に首都圏で聴取され^{[注 2]}、静岡県伊豆東海岸や山梨県東部の一部でも聴取可能である。

関東ではFMヨコハマと並ぶポジションだが、東京都を放送対象地域とするため、在京ライバルFM局のJ-WAVEと異なり、都下および伊豆諸島に中継局があり、86.6MHzの檜原中継局は多摩地域を広くカバーする他、エリアによっては80.5MHzや83.6MHzのほうが受信しやすい。また、小笠原村でも防災行政無線を通じた放送聴取が可能である。

38局加盟のJFNのキー局であり、平日夜間や土日は全国ネットを行う番組が多い。

1958年（昭和33年） - 東海大学が実験局として、FM東海を設置。
1968年（昭和43年） - 当時の郵政省^{[注 3]}が、愛阪福のFM民放局の周波数割り当てを実施し、その絡みでFM東海の実験局としての再免許を拒否し、東海大学と揉める。
1970年（昭和45年）3月 - 法人としてのエフエム東京設立。
1970年4月26日 - FM東京が放送を開始。「ジェット・ストリーム」、「通信高校講座」など一部番組はFM東海から引き継ぐ。