萩市
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萩市(はぎし)は、山口県北浦地域に位置する市である。
概要[編集]
阿武川から分かれた橋本川と松本川のデルタ地帯に所在し、江戸時代は長州藩主毛利家の居城、萩城の城下町だった。
2005年3月に阿武町、阿東町を除く阿武郡の2町4村を合併した。このため、島根県に接する市北東部の旧須佐町や旧田万川町は経済や教育面で市中心部よりも隣県益田市との繋がりが強い。
隣接自治体[編集]
交通[編集]
- 鉄道
旧市域では、2ヶ所の架橋が欠かせない市街のデルタ地帯を避け、山陰本線が外縁部を通過している。
一応、東萩駅が市の代表駅となっており、2005年3月改正までは益田と小倉を結ぶ特急「いそかぜ」が停車していた。
一方、岩日北線や今福線の工事が凍結されたので、広島方面への鉄道の利便性向上は潰えた。
- バス
市街地の真ん中に萩バスセンターがあり、ここが新山口駅や津和野駅などに通じる市の交通拠点となっている。
1999年まではJRの自動車駅の「萩市駅」もはす向かいにあったが、中国JRバスの拠点合理化で廃止しバスセンターに統合された。
田万川、須佐地区は市街地への直通バスは無く、益田市街から石見交通の路線バスが通じる。
- 地域高規格道路
山陰自動車道の一部となる地域高規格道路萩・三隅道路が2011年に開通した。
- 一般道路
- 空路
隣県の萩・石見空港が一番至近。
教育[編集]
大学[編集]
高等学校[編集]
旧須佐、田万川両町は、益田市の島根県立高校に進学できる協定がある。
史跡[編集]
萩城跡、明倫館、有備館、松下村塾、木戸孝允旧宅、伊藤博文旧宅などの史跡が残る。
出身者[編集]
- 野坂参三(日本共産党の衆議院議員、参議院議員)
- 志賀義雄(日本共産党の衆議院議員)
- 木戸孝允(桂小五郎。維新の元勲、松陰には藩校明倫館で師事)
- 幕末に吉田松陰が主宰の私塾「松下村塾」からは久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文、山縣有朋、品川弥二郎など明治維新の志士を数多く輩出した。