JR西日本287系電車
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JR西日本287系電車(JRにしにほん287けいでんしゃ)とは、2011年から運行を開始した、西日本旅客鉄道の直流特急型電車である。
概要[編集]
福知山支社の「きのさき」「北近畿」で運用される183系置き換え用[1]、および日根野支社の「くろしお」用[2]として導入された。車両のデザインは683系をベースにしており、車両の帯色は福知山支社が国鉄特急色の赤[3]、日根野支社がオーシャンブルー[2]。225系と同様の0.5M方式を採用している。
車内には多目的室やバリアフリートイレ、女性専用トイレが設置されている[4]。また、グリーン車の全席、普通車の最前席、最後部席にはコンセントが設置されている[5]。
福知山支社の「きのさき」「こうのとり(北近畿を改称)」用車両は2011年3月12日から[6]、日根野支社の「くろしお」用は2012年3月17日よりデビューした[7]。
2017年より日根野支社の287系の一部編成が「パンダくろしお」となっている。
後に登場した683系の改造車である289系との併結はできない。
型式[編集]
- クモハ287形
- モハ286形
- モハ287形
- クモロハ286形
- 半室グリーン車で、基本編成のみ。貫通扉は準備工事。
- クモハ286
- 普通車で、付属編成のみ。
運用[編集]
福知山支社の287系は「きのさき」「こうのとり」「はしだて」「まいづる」で、日根野支社の287系は「くろしお」で運用されている。
脚注[編集]
- ↑ JR西 福知山支社の特急に新型287系投入 2009年10月5日、2023年8月3日閲覧
- ↑ a b 特急くろしお 新型287系を導入 2010年11月18日、2023年8月3日閲覧
- ↑ 287系新型特急のデザインを発表 JR西 2010年4月5日、2023年8月3日閲覧
- ↑ JR西日本、城崎温泉方面の特急列車用に新型電車「287系」を投入 2009年10月5日、2023年8月3日閲覧
- ↑ 「くろしお」用287系公開、車体にオーシャングリーンのライン - JR西日本 2011年8月4日、2023年8月3日閲覧
- ↑ 新緑に映える国鉄色 JR福知山線「こうのとり」 2011年5月12日、2023年8月3日閲覧
- ↑ 287系による“くろしお”が営業運転を開始 2012年3月20日、2023年8月3日閲覧
関連項目[編集]
JR西日本の鉄道車両 |