1477年
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1477年(せんよんひゃくなな(しち)じゅうなな(しち)ねん)は、1400年代の77年目である。日本の元号では文明9年である。室町幕府の征夷大将軍は第9代将軍の足利義尚である。朝廷の天皇は後土御門天皇である。応仁の乱が終結した年である。
日本の出来事[編集]
- 1月 - 長尾景春が関東管領の上杉顕定を破り、顕定が上野国に敗走する。
- 2月 - 広橋綱光が死去(47歳)。
- 4月 - 太田道灌が豊島氏を破って武蔵国平塚・石神井・練馬の諸城を落とす。
- 5月 - 太田道灌が上杉顕定を奉じて長尾景春を破る。
- 7月 - 日野富子が窮乏した公家や武士に金銭穀物を利息付きで貸す。
- 9月 - 畠山義就が河内国に下向する。
- 10月 - 大内政弘が東軍、すなわち足利義政(幕府)に降伏し、義政は政弘を改めて周防国・長門国・豊前国・筑前国の守護に任命する。畠山義就が河内国・大和国における東軍を破る。
- 11月 - 大内政弘ら元西軍の諸大名が陣所をそれぞれ焼いて自分の分国に帰国し、京都は焼け野原になる。足利義視が美濃国の土岐成頼と共に美濃に下向し、応仁の乱が終結する。
- 12月 - 東福寺に寺家被官が足軽と称して暴行することを禁止する。