足軽
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足軽(あしがる)とは、日本における歩兵集団。
概要[編集]
主に日本の戦国時代に合戦における中心となった歩兵のことである。身分は武士の中でも下級クラスであり、弓隊や槍隊、鉄砲隊などに属した。身分が低いゆえにほとんどまともな甲冑を身に付けなかったため、逆に足が軽くて敏捷な動きを見せたといわれ、そこから足軽と名付けられた。ただ、戦国時代も織田信長の時代になると足軽にも一定の甲冑が身に着けられるようになり、集団戦にも耐えられるようになっていったという。
江戸時代になると、大名の家臣の用人が足軽と呼ばれた。赤穂事件で中途逃亡した寺坂吉右衛門が有名である。
関連項目[編集]
- 一領具足 - 長曾我部政権では足軽として重宝されたが、土佐山内藩政下では下士として冷遇された。
外部リンク[編集]