1443年
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1443年(せんよんひゃくよんじゅうさんねん)は、1400年代の43年目である。日本の元号では嘉吉3年である。室町幕府の征夷大将軍は第7代将軍の足利義勝であったが7月に死去し、幕府は将軍不在となる。朝廷の天皇は後花園天皇である。
日本の出来事[編集]
- 2月 - 徳政一揆の首謀者である塔森船代官の山本弥次郎が処刑される。鳥羽の民衆が徳政を要求するが失敗して逃走する。
- 4月 - 施薬院使の丹波盛長が薬商に薬を貢納させる。
- 5月 - 小倉宮が死去。海門承朝が死去(70歳)。
- 7月 - 足利義勝が死去(10歳)。
- 8月 - 世阿弥が死去(81歳)。
- 9月 - 南朝の尊秀王(万寿寺宮)が前大納言の日野有光と謀って神璽・宝剣を奪って延暦寺に逃走するが、延暦寺は匿わずにこれらを殺害し、さらに有光の子・日野資親ら50名余も斬られる。西京の住民が北野社に籠もり、放火や切腹をすると強訴に及ぶ。南朝の乱で内裏が焼ける。
- 10月 - 後亀山天皇の孫の勧修寺宮(権僧正の教尊)が捕縛される。
- 月不明 - 対馬国の宗貞盛が李氏朝鮮との貿易船50隻と協定を結ぶ。