1449年
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1449年(せんよんひゃくよんじゅうきゅう(く)ねん)は、1400年代の49年目である。日本の元号では文安6年であったが7月28日(8月16日)に改元が行なわれて宝徳元年となる。室町幕府の征夷大将軍は4月29日に第8代将軍として足利義成が就任する。朝廷の天皇は後花園天皇である。
日本の出来事[編集]
- 1月 - 幕府が足利持氏の遺児・永寿王(後の足利成氏)を鎌倉公方とする。
- 4月 - 足利義成が将軍宣下を受ける。京都で大地震が起こり、淀大橋・桂橋が落ち、嵯峨釈尊像が倒れ、余震は年末まで断続的に続く。
- 7月 - 洪水・地震・疾病が相次ぐ。
- 8月 - 琉球王国の商人が幕府に薬種と銭1000貫を献上する。
- 閏10月 - 幕府が和泉国や河内国の鍬鉄鋳物師の要求を容れ、上野国・下野国両国の鍬鉄商売を禁止する。
- 月不明 - 坂浄秀が鴻宝秘要を著す。紀三井寺の多宝塔が完成する。加賀国専称寺の親鸞上人絵伝が完成する。