1499年
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1499年(せんよんひゃくきゅうじゅうきゅうねん)は、1400年代の99年目である。日本の元号では明応8年である。室町幕府の征夷大将軍は第11代の足利義高(後の足利義澄)であり、朝廷の天皇は後土御門天皇である。
日本の出来事[編集]
- 1月 - 畠山尚順が畠山義豊を敗死させる。但馬国守護・山名政豊が死去(59歳)。次男の山名致豊が跡を継ぐ。
- 3月 - 本願寺蓮如が死去(85歳)。
- 6月 - 竹田昭慶が死去。
- 7月 - 管領・細川政元が前将軍・足利義尹(後の足利義稙)と通じたことを理由に比叡山延暦寺を攻め、根本中堂を焼き討ちする。足利義尹が畠山尚順や朝倉貞景と結んで越前国敦賀に進軍する。京都で騒動が発生し、朝廷が宮中の御物を丹波国山国荘に移す。
- 12月 - 細川政元が摂津国天王寺で畠山尚順を破り、尚順は紀伊国に敗走する。
- この年は全国的に飢饉であった。幕府が李氏朝鮮に僧侶の正竜を派遣して大蔵経や珍禽を求める。竜安寺石庭が完成する。