1493年
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1493年(せんよんひゃくきゅうじゅうさんねん)は、1400年代の93年目である。日本の元号では明応2年である。室町幕府の征夷大将軍は第10代の足利義材(後の足利義稙)であったが明応の政変のために6月29日に廃されている。朝廷の天皇は後土御門天皇である。
日本の出来事[編集]
- 2月 - 将軍・足利義材が畠山政長ら幕府軍を率いて河内国の畠山基家討伐に出陣する。
- 3月 - 島津友久が死去し、息子の島津運久が跡を継ぐ。美濃国守護代の斎藤妙純が除目費用を朝廷に献じる。
- 4月 - 細川政元・日野富子らにより京都でクーデターが起こり、足利義高(後の足利義澄)が擁立される(明応の政変)。
- 閏4月 - 細川政元により畠山政長が自殺させられる(52歳)。足利義材は捕虜になり京都に幽閉される。
- 5月 - 畠山基家が幕府に恭順して入京して出仕する。
- 6月 - 足利義材が細川政元の下から逃亡して越中国の神保長誠を頼る。
- 8月 - 下京で土一揆が起こり、民家に放火する。
- 11月 - 横川景三が死去(65歳)。増運が死去(60歳)。近江国滋賀郡で徳政一揆が起こり、日吉社に拠る。