妖怪学校の先生はじめました!
『妖怪学校の先生はじめました!』(ようかいがっこうのせんせいはじめました!)は、田中まいによる日本の漫画作品。略称は『妖はじ』。
概要[編集]
『月刊Gファンタジー』2014年12月号から連載。2018年3月1日から『pixivコミック』の『Pファンタピー』でスピンオフ『妖怪学校の生徒はじめました!』が連載されている。略称は『生徒はじ』。
2024年10月よりテレビアニメが放送。第2クールが2025年1月7日から続いて放送。
コミックは『A Terrified Teacher at Ghoul School!』のタイトルで欧米でも発売されている。キャラの名前は日本名をローマ字表記(Haruaki or Seimei、Benikoほか) 。雪女の「冬也(Toya)」は欧米の女性名[1]のファーストネームだが、そのまま使用されている。
ストーリー[編集]
孤島の百鬼学園島の百鬼学園に教師としてやってきた安倍晴明。晴明は妖怪学校で不幸体質がさらに加速して、ヘタレた教師生活を送ることとなる。
登場人物[編集]
主人公[編集]
- 安倍晴明(あべ はるあき)
- 声 - 逢坂良太、日葵わこ(幼少期)、いなせあおい(少年晴明)
- 本作の主人公。人間の教師だが、妖怪学校の先生になる。弐年参組の担任。アホ毛がトレードマーク。担当学科は国語(家庭科や体育で同席する場合もあり、一緒に野球もやっている)。
- 「はるあき」なのだが、偉大な先祖に因み、教え子たちからは「せいめい」と呼ばれる場合が多い。
- 妖怪を退治していた人間の末裔の神社の次男坊だが、ヘタレなこともあって妖怪相手にほとんど力を発揮できていない。退魔の術を制御する緑色の数珠をはめている。よく教卓の下に隠れる。
- セーラー服が大好きであり、セーラー服のことになると周囲にひかれる変態気質になる(アニメでは女性の制服フェチ)[2]。学園長から『もえきゅん 女性用制服図鑑』(漫画では『全国セーラー服カタログ』)を『妖怪事典』と共に渡された。
- 大阪府出身だが、学校や教職員寮では標準語。188cmの長身。背が高いので昆虫採集が得意。実家の神社境内の林にはせみがいて毎夏よく捕まえる。夏休みに狸塚と村雨も虫採りに来る。
- 職員室の机は散らかっており、料理もカップ麺にお湯を入れるくらいしか出来ない。頼りないと思われつつ生徒には好かれている。痩せの大食いでうどん10杯は平らげる。血圧が高く寝覚めがよい。
- 体育祭で借り物競走の審判を務める。障害物競走では負傷した佐野に代わり出場したが、クラス男子がナースなど女装の制服(漫画ではセーラー服)で応援した。
- 夜行学園祭では生徒たちと『脱出ゲーム』を企画する。
弐年参組の生徒[編集]
高校弐年のクラスは陸組まである。 参組は総勢25人だが、一部の女子がサボリで教室に不在の場合がある(一学期始業式の集合写真は晴明を入れて23名)。
女子はガラの悪い座敷を筆頭に、優等生・お嬢様・ギャル・人外と多様なキャラが揃っている。 男子はモブが顔も服もない輪郭の人型で描かれ、背景と化してる時がある。
年齢は大半が16歳(誕生月の早い狢と佐野は17歳)。社会人入学の小田原ははるか年上。
天才秀才(理科に特化したマッド化学生と、数学[3]に特化したPCオタク女子の2名も含む)の5名とそれ以外の20名との間に「超えられない学力の大きな壁」がある。秦中がわざとお馬鹿生徒を2年時のクラス替えで集めたことが判明した[4]。落第生ばかりだと指導者ポジが居ないので、一つ目小僧・がしゃどくろ・雪女の優等生を入れたがうまく機能せず、思惑に反し男は泥田坊、女は座敷童子がそのポジションになっている。
参組には不仲な組み合わせが少なからずあるものの、体育祭や修学旅行、学園祭など、あるいはクラスメイトの危機などでは一致団結して行動できる。 参年の不良(『生徒はじ』では弐年)や壱年の烏天狗ら上級生・下級生がからむこともある。
- 佐野命(さの みこと)
- 声 - 鈴木崚汰、宮下早紀(幼少期・みーくん)
- 疫病神。
- 神から妖怪に堕とされた。閻魔帳(出席簿)に元神である注意事項が書かれている。
- 学生服の前を開けた不良っぽい男子。上履きはスリップインシューズ。
- 金髪は地毛でなく実は染めている。ずぼらで頭頂部が地毛の茶色(漫画では黒)になってるのを放置、晴明から「プリン頭」と呼ばれた。
- 晴明がいつもドタバタしているのを楽しんでいる。堕落神なので清明の退魔の術は効きにくいが覚(さとり)と同様に、殺意なき攻撃や自身に向けられていない暴力には弱く、清明が妖怪を食う中国人や怪盗テケテケに退魔術を用いた際には火傷したり皮膚が変色(黒焦げ)した(風神雷神の兄弟や雪女一家はこの手の暴力も回避してしまう)。
- 元神らしくスーパー高校生で隙や死角がなさそうだが、音楽と理科(特に生物)、家庭科(特に調理)は駄目。体育も決して運動音痴ではないが、リズム感が無い上に球技や陸上のルールもよく知らずクラスメイトの足を引っ張る役立たず。若干身長(172cm)と足が長くないのがコンプレックス。
- 堕落神なので生き物や妖怪の知識に疎く、特に意思疎通が出来ない下等生物は苦手。
- 虫が大嫌いで、校舎内まで虫かごを持ち込む晴明に、秦中先生と共々激怒して暴れる。妖術で対象を木っ端微塵にできる。蜘蛛は虫ではない(鋏角動物)ので蓮浄は怖くない。海水浴では砂で作った狸を壊され立腹、富士に海妖怪もろとも氷結され動けない泥田・入道ら男子に電気ショックを与える。
- 体育祭で借り物競走のお題(狙って書かれてないが)になる事が多い。障害物競走アンカーを捻挫で晴明に譲る。
- 2月には女子からのチョコが下駄箱に入れられる(チョコ作りに失敗した二口女を除く)。ホワイトデーなど全く知らないので3月にお返しなどはしない。女子からのチョコ獲得数は富士と並び抜群、バレンタインの王様と女王様と言われる。
- 幼少期は「みーくん」と呼ばれ、恵比寿に連れられ京都に来たことがある。幼い頃から狸が好きで大きな狸のぬいぐるみに「豆太郎」と名付け常に持っていた。
- 狸塚豆吉(まいづか まめきち)
- 声 - 谷江玲音
- 豆狸。
- 愛媛県出身。実家は四国狸の連合会。
- 包み紙や風呂敷のような自身を覆うようなアイテムを被り少年に変身する(アニメでは顔がデフォルメされて描かれる場合が多い)。
- 自分より大きいものには化けられない。
- 佐野の友人。体育祭の借り物競走のお題「親友」に即断で佐野を選ぶほど。
- 無邪気な村雨とは入学時以来の知り合いだが、狸だけにプライドが高く、調子に乗りすぎ失敗する。
- また、騎馬戦でマジックハンドに化けハチマキをあつめまくるが落馬して失格してしまう。
- 「レッツラゴン」など昭和のギャグを好んで使う。
- 兄弟が多い。嫌いなモノは狐。また、妖術でない化学で超常現象を起こす柳田とも不仲。「布野郎」「デブ狸」と言い合い噛みつく。
- 泥田耕太郎(ひじた こうたろう)
- 声 - 坂泰斗
- 泥田坊(どろたぼう)。
- 片眼に眼帯、黒い手袋をしている。何処からか出現させた泥を投げてくる。実家は岩手県で紅子とは幼なじみ。
- シスコンであり、姉が人間と結婚したことで荒れている。晴明に八つ当たりしたりするも、晴明のあまりの不幸っぷりに同情を覚えた。
- 男子のなかでは長身(181cm)だが、晴明には及ばず「先生はバスケかバレーやってたの」と質問している。頼りになるクラスのお兄さん的存在。
- 男子に人気だが、本人はホモではない(佐野に「友達のままでいようよ」と言われた事がある)。武器(泥)の性質上、女子にはモテない。2月には女子からチョコをもらえない(座敷はお釣りで買ったチロルチョコをくれる)。
- 泥風呂に浸かるので新陳代謝がよい。
- 体育祭の借り物競走で「実は嫌いな級友」のお題を引き「誰も選べない」と苦悩する。意外とナイーヴ。
- 乗り物酔いをする。騎馬戦で空中を疾走する前田に気分が悪くなって、桃山に嘔吐して(泥をかけて)しまう。
- 躰は普通の肉体で、銭湯では泥人形かと思っていた晴明に意外な印象を持たれる。
- 林間学校では学園OBを泥沼に引きずり込む。
- 座敷紅子(ざしき べにこ)
- 声 - 鬼頭明里
- 座敷童子。
- ガラッパチで大柄の眼鏡女子。ビデオゲームにはまって女子寮に引きこもっていたが、晴明らによってふたたび学園に通う。PCの活用やプログラミングも天才的。技術家庭は金工・電子工作は得意だが、被服と調理は壊滅的に才能に乏しい。
- セーラー服のスカート中にズボンを履いていることを晴明は残念がっている。前に穴あき仕様の男物のパンツの時もある(晴明への嫌がらせ)。
- 赤いジャージやパーカーなど赤系統の服を着ている日は凶事を呼ぶ。泥田と同じ岩手県出身。
- 怖がらせ実習ではスケバンに扮した。私服は大半が泥田姉のお下がり。体が太く見える横縞のシャツなどコーディネートが絶望的に残念。
- 体育祭で借り物競走で「聖剣」(えくすかりばー)を引き、火山から出土した現物を入手してくる。
- 妖術で姿を消せる。騎馬戦で隠れてハチマキを集めていた。
- 漫画初版では髪が短かった(アニメでも幼少時は短い)。海ではスクール水着。夕食の鱶鰭を捕ると豪語した。
- 男子のような助平思考があり、銭湯でケロリン桶や腰掛け椅子を積んで乗り男湯を覗こうとする。
- 湯船にも眼鏡をかけたまま入る。
- 狢八雲(むじな やくも)
- 声 - 光富崇雄
- のっぺらぼう。
- モジャモジャ頭で普段は顔がある。実家は島根県。
- 料理が得意。佐野や晴明を筆頭に全く出来ない級友や教師に「切って加熱して味つけるだけが何故やれない」と駄目出しをする。
- 特に攻撃の妖術は無いが、顔の無い状態になることができる。ラップ音楽が好き。
- 島に来た晴明に最初に絡んだ生徒。
- 歌川国子(うたがわ くにこ)
- 声 - 綾坂晴名
- 餓者髑髏(がしゃどくろ)。
- 小柄な女子だが、驚くと巨大な骸骨の姿になる。学級委員。国語(現代文と古典)が得意。家庭科も好きで明先生の綻びも直す。学内ダンス・パーティーの衣装も自作する。
- 髪を束ね、頭頂にリボンをつけている。
- 人間体のまま顔だけ(漫画では顔の片側だけ)骸骨に変えられる。
- 制服スカートは他の子より長め。上履きは前ゴムのバレーシューズ。冬は茶色タイツ。
- 身よりが無く、たかはし医師の養女。下校は女子寮だが、明先生がやっている島の病院や実家がある栃木県に行くこともある。
- 入道が好きで修学旅行でもバスで隣席に座る。夏休みの海水浴では豊かな胸で入道をときめかせる。冬休みは羽根つきをする。
- 入道連助(にゅうどう れんすけ)
- 声 - 高野洸
- 一つ目小僧。
- 視力がいい。身体検査では視力表が校舎外の遠方(アニメでは島から海を隔て東京タワー)まで離さないと測れない。
- 鼻がないので香水に気付かない。歌川に思いを寄せ付き合っている。
- 同じく学級委員。愛称「れんれん」。紐結びのバスケットシューズで登校。
- 父子家庭。母の死後、父と不仲。親が政治家なので社会(地歴と公民)が得意。男子寮で暮らす。実家は東京都の大臣私邸だが、夏休みも戻らず級友の実家に出かける。
- ボンボンだけに同族嫌悪かお高くとまる蓮浄と不仲。夏休みの海水浴では口論になってしまう。
- カラオケは苦手で声が出ない。体育祭の借り物競走で「女の服」を引き困るが、富士がセーラー服の予備(冬服とスクールセーター)を貸してくれた。リレーでは色付きナース服で晴明を応援した。冬休みは級友たちと雪合戦をする。
- 学園のダンス・パーティーでは髪を上げ、タキシードで歌川をエスコートする。
- ハロウィンではお菓子を寮部屋の前に置き、「起こすな」と張り紙をして寝てしまう。
- 富士冬也(ふじ とうや)
- 声 - 日向朔公
- 雪女。
- 参組では稀有な本性と人間体が同一の妖怪。ノーメイクの素顔も綺麗なので、初対面だと正体に気づかない。
- ロングヘアーの女子高生。おへそが見え隠れする丈の短いセーラー服と美脚を露出させた校則(膝上5cm)よりかなり短い制服スカートに短い白ソックスと女学生用ローファーで登校。黒革の女学生鞄の中は化粧品や鏡がメインで教科書やノートは少ない。
- 雨や雪では白や赤のピカピカの長靴。セミロング丈で下駄箱に入らないので上に置くが、2月には女子からチョコを両方の筒の中に入れられる。自身は友チョコとカード(西洋式)を女子にあげる。冬は黒タイツで、私服ではミニの短パンやミニスカでロングブーツやハイヒールも履く。ルージュやマニキュアもしている。
- 実家は新潟県の雪女御殿。両親も雪女で長い黒髪の若く見える美人(いとこは雨女)。家族で互いの髪を梳り合いメイクしてあげるほど仲良し。妹は女の格好していても兄や父親を「にいに」「ちち」と呼び慕っている。雪の宮殿には多数の蔵書棚があり、清明や小古曽を唖然とさせるインテリ家族。クローゼットも凄い。
- 泥田坊とは反対に、女子に人気。頭が良く成績もよい[5]。特に外国語(英語は検定試験に合格で単位取得済み、仏伊独のモード誌が原語で読める)は完璧。授業は退屈なので、寝ていたり不在や空席の時もある。芸術科(音楽、美術、書道)も得意。
- 女子高生の様な女声も出せ、ギャルのような言動(アニメOP主題歌では手でハートマークしてる)も出来る。身体測定や銭湯で男子グループのほうに居なかった。座敷の民宿では和装で女将に扮した。
- エロい格好をするのが好きで、晴明のような制服フェチ(アニメでは蔵にゴールデンナース服まで持っている)を顧客に女装バー(バブル期のボディコン服やSM女王様など)を開業したいと思っているほど裕福(神酒と秦中をコスプレ嬢として誘いビビらせた)。でも恋愛対象は女性。クラスでも女に囲まれているが特定の彼女は居ない。他組女子とも仲良し。
- 男装すると文化祭の劇で王子様の役がやれる程の美形。男の格好時は髪を後ろでお団子にして纏める。
- 女のなりをしていても普通に男言葉で話すが、女と思い込んでいる男子をからかったり、同性だと信じてる女子を挑発したりする場合は女言葉を使う。
- 怒ると年上の教師でも「ねずみ」「秦中」と呼び捨てにして暴言を吐く。自身の呼称は「富士さん」だと日本の霊峰みたいなので、呼び捨てか君付けを要求してる。
- 日光や熱湯にも耐性があり、海の家、温泉にも出かける。ただ、長時間の運動や体育の授業は嫌いで、バスケや野球(女の子投げしか出来ない)などは見学の時がある。女子体育のソフトボールも無理。球技や体育祭ではチアガールやバトントワラーの格好で応援(漫画ではセーラー服でダブルピース)。四肢は傷害や溶解にも対応でき、即効で再生できる。
- 秋雨玉緒(むらさめ たまお)
- 声 - 榊原優希
- 猫又。
- 人間体でも耳と尻尾が飛び出ている。愛称「たま」。髪は黄色と橙のツートンカラー。純粋で陽気。豆狸と異なり人間体が小さくない(本性やデフォルメ描写では小さい)。
- 入道の友人。また、狸塚とは入学式の時からの知り合いで、最初は化かされた。和歌山県出身。弘法の結界により金剛峯寺から追われた化猫の裔。狸塚との会話だと関西弁が出る。
- 勉強は苦手で通信簿は1と2ばかり。入道たちと特訓した結果、テストの過去最高が38点(晴明の国語試験)。
- 体育祭ではマタタビの障害物競走に苦戦。
- 制服ズボンの裾を膝下までたくし上げ、上履きも下履きも運動靴を履いている。カラーシャツの首に黄色いネクタイも締める。
- 意外に怖がりで、林間学校では夜中の用足しも入道に付き添いを頼む。ねずみ先生にも翻弄されたのを悔しがる。
- 秦中の試験で赤点を取り居残の補習で妖力が暴走してしまい、時間遡行で晴明らを明治時代にタイムスリップさせる。
- 蓮浄ゆり(れんじょう ゆり)
- 声 - 森なな子
- 絡新婦/女郎蜘蛛(じょろうぐも)。
- 静岡県出身。天城越え浄蓮の滝壺近辺に棲む。
- 腕が八本ある。手を全部袖に通せる特注品のセーラー服を着る。理数系が苦手。
- お嬢様言葉で話す。銭湯で騒ぐ女子たちに注意する。
- 手から蜘蛛の糸を出せる。
- 入道を覗き男かつスケコマシと思い嫌っている。また、藤平も舌を出したり酒を吐いたり下品だと思ってる。
- 小古曽探(おごそ さぐる)
- 声 - 観世智顕
- 天邪鬼/天探女(あまのじゃく)。
- 天照の御代に天岩戸で女舞を披露し、その後高天原から人探しで下界した元女神の末裔。疫病神や風神雷神と異なり、本人が妖怪に落とされた堕落神ではない。
- 現実ではない発言をして幻覚を作ることができる。件(くだん)と似ているが天探女の場合は吉事も実像化できる。
- 妖怪アイドルの男子四人組ユニットの「SAGURU」として活動(雪女一家と小古曽姉だけが知っている)。佐野と反対に歌やダンスが得意。
- 普段は「鬼」と書かれた布や紙で顔を隠している。気弱で臆病。実家は福島県。阿武隈川の流域に祠を築いた芸能鬼。
- 東北出身なのに寒がり。夏休みも皆が半袖やランニングシャツなのに一人だけ肩に金モール付き長袖の軍服風スタイルだった(晴明に不審に思われた)。雪女邸にお泊り会に出かけた時には、富士がノースリーブとレディースのホットパンツにロング丈の女物の長靴で太腿も膝も丸出しなのに、モコモコのダウンジャケットとズボンにスキー帽、マフラー、手袋で着ぶくれ。
- 妖力の強い怪異を直視出来ない(ステージと観客席ほど離れていれば平気)。そのため隠し布を外さざるを得ない海水浴や、富士の家族が住む雪女御殿ではサングラス。
- 素顔はイケメンで富士と並ぶと美男美女のキラキラカップルに見える(ただヒールを履くと富士のほうが長身)。妖怪週刊誌「女性エイト」のカメラマンに過激な私服(おへそ丸出しでマイクロミニとエナメルの女王様ブーツ)の富士といる処をフォーカス(密写)され「アイドル、セクシー衣装の美女と極秘デート」と報道されてしまう。
- 富士の露出した太ももを抱えて「お姫様抱っこ」するのが得意[6]。気は優しくて力持ちを地でいく。
- 街で追っかけのファンに取り囲まれた際は、彼女のふりをした富士に助けられた。
- 大田弥五郎(おおた やごろう)
- 声 - 川島零士
- 大太郎発意/大太法師(だいだらぼっち)。
- 那珂川の入江に棲む巨人。
- 普段は小柄だが、身長が130mまで伸びる。家族全員が巨体の状態。実家は茨城県。
- 騎馬戦では巨大化するも、低所にある他クラスのハチマキを取れない。
- 野球観戦が趣味。素振りで知らず知らずのうちに晴明をかっ飛ばす。
- 秋辺(あきべ)
- 声 - 藤咲野々花
- コロポックル[7]。
- 非常に小さく、大田の肩や柳田の上、デイジーの上履きの甲に乗っている事が多い。
- 大田のガールフレンド。北海道出身。アイヌ模様のバンドをしている。
- 緑のコルコニ(アイヌ語で蕗)の葉っぱの傘をさして、デイジーや富士と一緒に帰る時がある。
- 柳田(やなぎだ)
- 声 - 杉田智和
- 一反木綿。
- 名字も名前も「柳田」で同じ。愛称は「ぎだ」。
- 化学(化ける研究ではない)好きで、「惚れ薬」とかの変な薬品を作り、木綿をシルクに変化させたりする。
- 体育祭の障害物競走では爆薬を破裂させた。
- 桃山とは異性の友人。一方、お喋りで秘密もベラベラ話してしまう狸塚を不快に思っている。
- 鹿児島県出身だが薩摩でなく大隅。人間のロケット発射基地が近くなので科学好き。九州新幹線でも目撃された。
- 夏休みはリアカーで超高速タクシーを営業している。海水浴では前田と富士が海妖怪から奪還した参組女子を乗せたが重くて海に落ちてしまう。8月31日にクラスメイトが日本全国から見られる強力な打ち上げ花火を上げた。
- 2月には媚薬入りのチョコを男子(モテない倉橋、藤平や泥田ら)の下駄箱に匿名女子からに見せかけ入れて、反応を期待する。富士が下駄箱の上に置いた女の長靴に女子からのチョコが入れられクリスマスの菓子入りブーツ状態なのを見て驚く。
- 親戚が島の駐在所に勤務。躰は白でなく赤い一反木綿。山崎駐在とマンドラゴラの巡査をリアカーに乗せパトカーがわりに島を走り回る。
- 小田原(おだわら)
- 声 - 大野智敬
- 化け提灯。
- 顔が提灯で「火」や「雷門」などと書かれている。神奈川県出身。
- 教師3人組よりかなり年上。妖怪中学を出て働いていたとき、阿倍野区に居た幼い晴明に会っている。
- 江戸時代の同心が使う小田原提灯が変化した怪異の裔。年長者だが謙虚。
- 尾形兄弟(光&林)
- 声 - 篠原彰宏
- 風神と雷神。
- 双子の兄弟だが、どちらも自分が兄だと主張する。
- 堕落神(神から妖怪に落とされた)なので晴明の御札や技がなかなか通用しない。制御する数珠を外した最大限の攻撃でも気絶する程度で済む。
- 顔が浅黒く髪の明るいほうが雷神、顔が白く髪が黒いほうが風神。
- 倉橋優太(くらはし ゆうた)
- 声 - 白石兼斗
- 件(くだん)。
- 災難を予言する。
- 本性は人頭牛体の妖怪。
- 脳筋で運動(特に球技)は得意だが、勉学は苦手。長崎県出身。
- 体育祭の騎馬戦では真偽不明の予言をして、びびった弐組からハチマキを奪う。
- 参組の中では、妖怪嫌いの恵比寿先生と近しい。
- 藤平大和(とうびょう やまと)
- 声 - 彼方環
- 蟒蛇(うわばみ)
- バンダナをしている。本性は酒甕の中から出る巨大蛇。鳥取県出身。
- 舌が長く、口から酒を吐く。ネズミが好物。男子寮には専用の冷蔵庫(ネズミなど小動物の冷凍保存用)を持つ。
- 女郎蜘蛛に獲物を採られるのを警戒している。
- 学園祭ではバスケット部長と「大食い対決」の模擬店を開く。
- 五月姫(さつき たき)
- 夜叉(やしゃ)。
- 人間や動物の死体を操れる。
- 青髪ショートヘアの女子。髑髏飾りの付いたヘアバンドをしてる。千葉県出身。
- 林間学校ではゾンビや骸骨の集団の襲撃を無効化した。
- 冬休みは級友たちとモノポリーや人生ゲームをする。
- 桃山菜摘(ももやま なつみ)
- 声 - 藤代侑李
- 二口女/大喰嬶(ふたくちおんな)。
- 前の口は口数が少なくボソボソ話すが、後ろの口は唇が厚く言葉遣いが悪くて毒舌を吐く。その為、授業中は後ろの口に猿轡(ギャグ)をされてる場合もある。
- 群馬県出身。ピンク髪をツインテールにしてる。両側の髪を手足のごとく動かせる。
- 劇ではシンデレラに扮した。12時寸前に王子様から追われ、ガラスの靴が脱げた拍子に階段を転げ落ちる。ダメージを受けると変顔(目が飛び出るなど)になる。変顔を活かして座敷の民宿では、絡新婦に化かされのびている被害者の役を演じた。
- 泥田の嘔吐を拭いてくれた佐野にお返しとして、ハンカチを贈るつもりで間違って狸のイラストつきのパンティを買ってしまい噂になる。
- 柳田とは腐れ縁で、異性の友人として一緒に旅行する。
- 人型妖怪のなかでは、他の女子に比べて断トツの貧乳。カラオケでは一人デュエットが出来る。
- 2月にはチョコを自作するが失敗し、柳田から「これはゾンビか、良く出来てるな」と(皮肉ではなくマジで)言われてしまう。
- 小泉(こいずみ)
- 声 - 島袋美由利
- 轆轤首/飛頭蛮(ろくろくび)。
- 首が伸びる女子。(アニメOPでは首が取れて胴体から外れている)
- 伸びた首を相手の喉に巻き付け締め上げる攻撃をする。
- 前髪をアップにしている。眉を剃り描いてる。埼玉県出身。大宮付近で人間のギャルに混じり出没する。
- 恋話などが好き。銭湯では女子グループの会話をリードする。校舎の欄干から落ちるところを雨明に助けられ、少し気になる様子。
- 富士とは仲良しで化粧品を借りたり一緒に女物の店に買い物に行く。雪女一家を見ても小古曽のようにダウンしない。2月にはお互いに友チョコのやりとりをする。
- 前田康富(まえだ やすとみ)
- 声 - 森永彩斗
- 人魚。
- 実家は福井県。若狭湾沖の深海にある龍宮。
- 魚の尾鰭から人間の脚に変化できる。人間体では晴明より長身(200cm)になる。陸海空に対応できる。
- 騎馬戦の馬となり空中を疾走し活躍するも、マンドラゴラ(実況のマシュマロ)に名前を覚えて貰えなかった。
- 東京で迷子になった晴明を浮遊して探した際、ビル内に居る子供たちから「おさかな」と指さされた。
- 海水浴では冷気を放つ富士を乗せて浮遊し、参組女子を攫った海妖怪(船幽霊と海坊主のコンビ)と対峙する。
- 控え目だがクラスの中では貴重な常識人。
- 雛菊(デイジー)
- 声 - 蘭笛
- 化け傘。
- 頭にリボン。授業中でも教室外によく出てしまう。山形県出身。庄屋となった加藤家の蛇の目が年月を経て変化した妖怪。酒田は西回り航路で上方に通じており、舶来趣味で言葉も訛っていない。
- 西洋かぶれ。一本足だが下駄でなく、短いソックスにキャンバス靴[8]。
- 海では油紙のうえにセパレーツ水着を着る。「普段隠してないのに」と男子から突っ込みを受けた。
- 麻理鈴(マリリン)
- 声 - 南波遥海
- 麻桶毛(あさおけのけ)。
- 緑色で毛むくじゃらで二本足。徳島県出身。
- 90年代末のガン黒コギャルのような喋り方をする。
- 銭湯では脱衣の必要がない。柳田と不仲。
弐年弐組の生徒[編集]
参組への対抗意識が強い。担任の神酒は「ミキティ」のあだ名で呼ばれる。
- 鹿島遼太(しかじま りょうた)
- 声 - 川上晃二
- 金平鹿(こんへいか、こんぺいろく)。
- 熊野の海鬼で、頭に鹿のような角がある。通称「かしま」「カジー」など。
- 三重県出身。水産妖怪なので農業妖怪の泥田坊と仲が悪い。バスケットの対抗戦などではエキサイトする。
- 寮の部屋に『妖怪楽天』などエロ本がある。海の生物たちを操れる。奈良県にいる鹿は嫌い。
- 二恨坊の火(にこんぼうのひ)
- 鬼火。
- 借り物競走のトップランナー。
- 夏のお盆には本土で墓場に出て墓参りの人間を驚かす役目があるため、出席日数が足りず、1学年進級に二、三年かかる。
- 首長(くびなが)
- 入道に似ているが、くびが長い。遼太の相棒。
- 火の車
- 障害物競走のセカンドランナー。参組の柳田に抜かれる。兵庫県出身。
弐年肆組の生徒[編集]
体育祭のトップランナー(動物妖怪)はスタートラインで豹変し、普段の可愛いデフォルメと違う劇画タッチの怖い化け物の姿で描かれる。「それが本性か」と審判の晴明を驚かした。
- 五徳猫(ごとくびょう、ごとくねこ)
- 化猫。
- 台所にでる妖怪なので、得意な借り物競走で圧勝かと思われたが、佐野を小脇に抱えた泥田にゴール直前で差し切られる。
- 赤提灯
- 障害物競走のセカンドランナー(無機物妖怪)。爆走する柳田に遅れる。
弐年伍組の生徒[編集]
- 魔兎
- 障害物競走のトップランナー。人参で足留めを食う。
- 処女妖怪
- 猫娘、単眼姐、妹背人形(いもせひんな)、一角鬼、長壁(おさかべ)など
- 富士の友人。世話焼き女子のグループ。
- 女子寮や新学期、登校の服装検査、妖神交流の職員室らの場面で登場。秦中のうるさい生活指導を嫌っている。
- 富士が授業中不在のときは大抵、彼女たちと女子寮で女子会(ガールズトーク)している。普通に富士を女子の部屋に入れる。
- 男女問わずお馬鹿な参組生徒たちに呆れている。
- 学内ダンスパーティーでは鮮やかな色のドレス姿の富士と代わり番こに踊る(体育が苦手な富士のほうが女ステップ)。
- 学園祭では、富士(ヒロインのキャバクラ嬢役)を観に来た雪女一家と共に演劇部の演し物を鑑賞した。
弐年壱組の生徒[編集]
弐年陸組の生徒[編集]
壱年弐組の生徒[編集]
- 烏丸天丸(からすま てんまる)
- 声 - 観世智顕(兼役)
- 烏天狗。
- 「烏天狗団」と名乗る犯罪集団の書記。
- 丸太の集まりを相手の嫌いなもの(晴明なら不良生徒、神酒なら女の集団)に見せる幻覚術を使う。
- 古本屋で佐野とアルバイトをしている。色男だが何故か女にモテない。
参年生[編集]
- 不良妖怪
- 大三毛猫、兵主部、屏風覗、統豹尾(なかつかみ)など
- 『生徒はじ』では弐年生。新入生の狸塚や村雨に絡む。マタタビを鎌鼬に斬られてしまう。
- 大食い先輩
- 丸鬼。
- 学園祭で藤平と「大食い対決」の模擬店をやる。バスケット部長。怒ると怖い顔になる。
- 田岡(たおか)
- 男子寮で小古曽と同室。新聞部員。
- 小古曽の正体に気付かない。
百鬼学園の先生・職員[編集]
晴明は酒呑童子と鎌鼬の後輩だが、学年は同じらしく[9]タメ口をきいている(晴明と神酒が25歳。誕生月の早い秦中が1つ上)。
- 学園長
- 声 - 福山潤 / 津田健次郎(ドラマCD)
- ぬらりひょん。
- 百鬼学園の学園長。
- 能の翁面をかぶる。本当に老人なのか不明。
- 右目の周りにあざがある。
- 学園祭では朱雀共々、小古曽が出現させた床が脱ける落とし穴に落とされた。
- 神酒凛太郎(みき りんたろう)
- 声 - 堀江瞬、早水リサ(少年神酒) / 遊佐浩二(ドラマCD)
- 酒呑童子。
- 晴明の隣の弐組の担任をしている。教職員寮でも晴明の隣人。
- 佐野や狸塚は一年の担任時の教え子だった。
- 酒に弱く、すぐに酔って暴れる。
- 幼い頃から姉たちのパシリだったので女も苦手(美女に見える富士も苦手)。
- 京都府出身で学校でも京都弁で話す。
- 体育祭の実況では標準語も話せる。
- 秦中飯綱(はたなか いづな)
- 声 - 岩崎諒太 / 小野友樹(ドラマCD)
- 鎌鼬(かまいたち)。
- 愛知県出身。私生活では尾張方言が出る。183cmと清明に次ぐ長身(巨大化妖怪を除く)。
- 眼鏡を掛けて、愛妻が編んだマフラーを愛用。
- 両手の鎌は鉄の檻を切断でき、鎌を振る事で空中に気薄な領域を作り相手を斬る。
- 生徒指導の教師。カマイタチ(真空状態にする)の必殺技が効かず、双鎌をも壊してしまう佐野(染髪)や富士(短いスカート)の服装違反を黙認している。
- 妻より寿命が短いのを気にする。
- 兄弟が多い。八男で四つ子のひとり。
- 阿波山(あわやま)
- 体育教師。教師3人組より三年先輩。
- 朝野(あさの)
- 元教師。阿波山の同期。『生徒はじ』に登場。
- 職員寮の寮監
- 口裂け女。
- 普段はマスクをしている。
- 男子寮の寮監
- 守宮(やもり、みやもり)。
- 黒眼鏡の小男。蜥蜴の妖怪。
- 女子寮の寮監
- 眠り鬼。
- 丈の長いエプロンか割烹着をしてる女鬼。
- 寮内に男子がいても無頓着で欠伸するばかり(佐野や富士が居る場合がある)。座敷に部屋へ入れないように鍵を勝手に交換されてしまう。
- たかはし明(あきら)
- 声 - 蒼井翔太
- 百々目鬼(どどめき、とどめき)。
- 校医。顔に目が縦に三つ並ぶ。注射が得意。
- 妖怪の孤児を引き取り育てている。歌川の養父。栃木県出身で実家は貿易商。日光浪漫街道の峠越え旅人から穴(目)の空いた銅銭を奪っていた怪異の裔。
- 歌川を自動車に乗せドライブするが、よく車を壁や柱にぶつける。
- 囲碁・将棋など盤上遊戯が好きだが、他の妖怪が余りに弱くてなかなか対戦相手が見つからない。
- 看護婦たち
- 山姥(やまんば)。
- 明先生の部下。女峰山で遭難した女房の遺体に魂が宿ったもの。ゾンビと異なり自我がある。
- 苧から糸を紡ぎ、明先生の手術を手伝う。
- ねずみ先生
- 声 - 中村光樹
- 凶鼠。
- 秦中と神酒は昔の教え子だった。滋賀県出身。
- 非常に小さい。チーズが好き。蛇の藤平を怖がっている。猫である秋雨は怖くない。干支に無い事を揶揄う。鳥(特に猛禽類)は嫌い。
- 体育祭の障害物競走の肆組トップランナーで出場するが、チーズ罠の「ネズミホイホイ」の糊に引っ付いてしまう。
- 学園祭では「ネズミーランド」を企画し、テレビ局に取材される。
- 用務員
- 豆腐小僧。
一般妖怪[編集]
- 鳳(あげは)
- 声 - 南條愛乃
- 毒揚羽。
- 毒々しい色合いの羽根を生やしている。テレビ局の職員(女子アナ・レポーター)。
- 学園祭でも取材に来てねずみ先生にインタビューする。
- 密写された小古曽とエロい服装の富士のプライベート写真を見て、自分の番組で「SAGURUに彼女がいる」と取り上げる。
- AD
- 声 - 乃村健次
- 巨鬼。
- がっしりした体躯で角が二本。黒シャツに黒ハーフパンツ。
- カメラを担いだクルー。
- 中野
- 声 - 前島亜美
- 同じくテレビ局の女性職員。夜行学園祭を中継する。
- 海妖怪
- 声 - 小笠原仁(船幽霊)、今井文也(海坊主)
- 柄杓で船を沈める怪異(船幽霊)と巨人(海坊主)の凸凹コンビ。
- 参組の女子たちをナンパして攫おうとし、空中を飛ぶ前田に乗った富士に氷結された。
- 参組のリーダー格である泥田を「田舎で田植えでもしてろ」と挑発し、里妖怪の雪女に味方する人魚の前田に「海妖怪の裏切り者」と罵倒した。
- 山妖怪
- 狒々、猿鬼、覚(さとり)、模炆爺など。
- 避難訓練に登場。学園を占拠しようとする。
- 半魚人
- 追っかけ女の集団を引き連れてストーカー行為をする。小古曽や神酒に纏わり付く。
- 人魚との違いは二本足である事と耳が魚の鰭になっている。
- たかはし暗(くらい)
- 声 - 福澤侑
- 明と同じく百々目鬼。
- 入道家の使用人。丸眼鏡と黒いマスクをしている。
- ミッチー
- 螭(みずち)
- 遊園地でマスコットとして働いている。
- 一本だたら
- 雪道に片足だけの足跡を遺す怪異。
- 鉄・非鉄金属の加工が得意でそりまで造る。サンタコスプレした雪女一家と一緒にプレゼントを配る。北欧から本物がくるので配達は12月20日と早める。
- 三味長老(しゃみちょうろう)
- 化け三味線。
- 佐野たちとバンド(バンド名は「佐野と愉快な仲間たち」)をやっている。音痴な佐野を励ましている。
- 四鬼(しき)
- 分裂鬼。
- 四人掛かりで4種類の攻撃をする。隠形使い。
- 学園OB
- 掻撫(かいなで)、お歯黒べったり、朧車(おぼろぐるま)、べとべとさんなど。
- 林間学校で登場。百鬼夜行を見せる。
- 隻化俥(かたわぐるま)
- 東京上空をパトロールして警備する怪異。
- 修学旅行の回に出現。
- 人魚の姿で空を疾走する前田たちを咎める。
- 雪入道
- 飛騨の雪妖怪。富士家の紹介で入道父に仕えている。
- 一眼比丘尼
- やはり入道父に仕えるメイド。
- 琉球妖怪
- 蕉圓怪、遺念火、シーサー、ギムナジーなど。
- 通行人をおどかすだけで危害を加えないものが多い。
- 羅刹可畏
- 羅刹鬼(らせつき)。
- 神酒家と並ぶ名家の長男。荊棘の元婚約者。
人間[編集]
安倍家の家族はみなアホ毛がある。
- 安倍雨明(あべ あめあき)
- 声 - 梶原岳人、小針彩希(幼少期)
- 晴明の双子の兄。大阪の実家で宮司を継いでいる。
- 誕生日が異なるのは、日を跨いで生誕したため。大阪弁。
- 187cmで僅かに背が低い。ブラコンで晴明の様子を大阪から見にくる。授業参観にも来る。
- 妖怪嫌いなので、弟とは反対に強気で妖怪に容赦しない。喧嘩も強い。
- セーラー服(アニメでは女の制服全般)の中身には皆目興味ない晴明と異なり、女性への関心もあるので(若い女に見える)富士父に見とれたり、欄干から落っこちてきた小泉を抱き留めたりしている。
- 晴明からは「雨」(あめ)と呼ばれる。妖怪たちからは「ドッペル」呼ばわりされている。晴明の事は「晴」(はる)と呼ぶ。
- 安倍兄弟の母
- 声 - 能登麻美子
- 東京弁で話す。呑気者。若作りだが髪が白く年相応。人間だが霊感がある。
- 家族で並ぶと小さく見えるが息子と夫が長身なせい。
- 安倍兄弟の父
- 声 - 鈴村健一
- 妖精呼ばわりされる。
- 大阪弁。軽く見られているが妖怪退治は有能。
- 家の敷地内に神社があり、神主を勤める。実は祀神が無い事は信者(氏子)たちには内緒。
- 入道蓮華(にゅうどう れんか)
- 声 - 小清水亜美
- 入道の母。故人。
- 秋分の日の裏学園祭で死者として地下に登場。
- 死者の学園祭に迷い込んだ晴明を制服キャバクラに誘う。
- 地下に来た晴明・玉緒・暗に息子を宜しくと託し、エレベーターに乗せて見送る。
生徒の父兄[編集]
- 前田の母
- 乙姫。
- 家庭訪問で登場。他の妖怪たちの父兄に比べればまともなほう。気配りが出来る大人。
- 人間を見るのは大昔に亀に乗った漁師が丹後から来て以来(前田の壱年時の担任は酒呑童子の神酒)。
- ポチ
- ホオジロザメ。
- 前田家のペットで潜水具ごと晴明を食べそうになる。人語(妖怪語)が判る。
- 大田の妹
- 巨大な幼児。やはり晴明を食べそうになる。幼いのでまだ喋れない。
- 蓮浄の母
- 巨大な蜘蛛。家には大きな巣が張り巡らされている。
- 目が悪いので、やはり晴明を食べそうになる。
- 等身大の人間体にもなれる。
- 蓮浄の父
- 極小の蜘蛛。妻が張った巣の近くにいる。
- 同じく人間体になれる。
- 柳田の母
- 一反シルク。四角くない。やや太り気味。
- 発明一家。家を犯罪組織の研究所みたいに改造。火気厳禁。
- 柳田の父
- 一反ナイロン。
- ムー大陸を知らずに滅ぼしてしまった伝説を持つ。
- 柳田の兄
- 一反紙。堅物。他の家族のように伸縮が出来ない。
- 入道の父
- 妖怪省庁の大臣。使用人を多数召し抱えている。
- 和服の着用が多い。家にはテレビカメラも備えて、企業並みの警備システムを構築。学園も監視している。
- 晴明を「常軌を逸脱した言動が多すぎる」と嫌い、息子を退学させようとする。
- 厳格な物言いで入道に拳骨制裁などスパルタ教育パパ。明治生まれで百歳を超える。
- 泥田の母
- 声 - 中根久美子
- 体育祭の回想に登場。夏休みに本体が出てきた。
- 姉に比べ、成績がよろしくない泥田は駄目息子だとよく叱る。
- 夏休みには帰省した座敷のほか、入道も家に呼ぶ。泥田と反対の目が髪で隠れている。
- 息子の級友に冷麺やじゃじゃ麺などをご馳走する。
- 泥田の姉
- 声 - 佐藤榛夏
- 同じく体育祭の回想に登場。女としては長身。着られなくなった服を幼馴染みの座敷にあげている。
- 座敷の民宿は隣だが、間に広大な田圃がある。
- 座敷の父たち(松尾、虎竹、生梅)
- 声 - 高塚智人(松尾)、小松昌平(虎竹)、宮地海人(生梅)
- 三人の人間で民宿「座敷荘」を経営している。紅子を養女にしているが三人とも妻はいない。
- 松は板前をしている。なのに娘の紅子は料理がまるで駄目。竹は髪が長く中性的な容姿。梅は小柄。血縁でないので似ていない。
- 狸塚の父
- 声 - 小西克幸
- 愛媛県松山にある狸組合の長。
- 狸原という部下をこき使う。せっかち。ずらり揃った組員に出迎えや見送りをさせる。
- 京都出張では、神酒の実家が経営している店で芸妓と遊ぶ(神酒は狸塚が壱年の時の担任)。
- 狸塚の母
- 声 - 瀬戸麻沙美
- 任侠の姐御みたいな雰囲気。やきもち焼き。得物(刀剣)が使える。
- 狸塚ビーンズ
- 声 - 東山奈央
- 狸塚の末っ子。マセた幼女。晴明にキスをする。
- 狸塚の弟妹たち
- 声 - 小市眞琴(豆子)、白石ゆきね(豆尾)、萱間円佳(豆太)、佐山鈴(豆代)
- 小柄でゾロゾロいる。晴明のセーラー服好きを知っている。豆子は7女、豆尾は8男、豆太は14男、豆代は14女である。
- 狢の母
- ふわふわした喋り方をする。所作がスローテンポ。狢の料理上手は母による指導の賜物。一緒に母子クッキングするのが好き。
- 狢が髪をチリチリにした事で反抗期かと思う。息子を「やっくん」と呼ぶ。
- 富士の家族
- 門のある近代的な雪女邸宅に住む。両親は若い娘のように見える美人。
- 母と妹は妖力オーラが凄まじく、うっかり直視した小古曽をノックダウンさせる。中学生の妹は既に高検に合格しているのでデートや遊びで都市部へよく行く。「SAGURU 投げキッスして!」などと書かれた自作のうちわ持参で小古曽のライブにも行く。夜行学園祭にも演劇部のキャバクラ劇を観に来ている。
- 授業参観には父がコンサバお嬢様の女子大生スタイルで、ブランド物のハンドバッグに膝上タイトスカート(ジュペセレール)とヒールがあるエナメルの長靴(ボクイールヴェルニ)で来る。挨拶は腰のあたりで右手をひらひらさせる。
- 女声に丁寧な言葉遣いで雨明に自分より年下の女性だと思われた。おしゃれで着道楽。ゴージャスな毛皮のコートと光沢革のロングブーツで雪の女王(デンマーク)や雪娘(ロシア)に会いに海外によく行く。
- 小泉の母
- 茶髪の元ヤンキーママ。パートで遊園地の案内所で働いている。高所から首を伸ばして迷子やその保護者を見つけるのが上手い。
- ギャルとお嬢さまで正反対だが、子供同士が仲の良い富士父とはウマが合い、コスメの話題など女子トークで盛り上がる。「お嬢」と呼ぶ。富士父からは「若奥様」(ヤンママの丁寧語)と呼ばれる。
- 富士母の事は「お嬢の嫁」と呼ぶ。首が伸びるのですらりとした長身の雪女一家にも位負けせず、元ヤンだけにガン見は得意で雪女の妖力オーラに耐えられる。
- 富士妹の事は「お嬢の娘」、富士の事は「冬也さん」(富士父の口真似)と呼ぶ。都心の歓楽街で絡んできたヤンキーの「根性焼き」が全く効かず、相手の煙草やライターを火種とした大火にタイマン相手を引きずり込む大技を使う富士妹に旦那共々一目置いている。
- 藤平の親[10]
- 性別不明の大蛇。
- 親子とも家族ぐるみで仲良しのろくろ首・雪女一家とは対照的に、肉食の動物妖怪(爬虫類と鋏角類)ライバルである女郎蜘蛛一家が嫌い。授業参観でバトルに発展してしまう。
- また、大昔に四国の狸に化かされ退治されかけたので[11]豆狸家族を敵視している。
- 未成年の禁酒は人間が勝手に決めたくだらないルールだと思っている。反面、人間界で煙草が規制されだしたのは良い傾向と考える。
- 小古曽の姉
- 天祠鬼。
- 男性アイドルのマニア。
- 弟をイケてると思いアイドルのオーディションに勝手に出してしまい、小古曽を合格させる。
- 小田原の子供
- 提灯小僧。
- 夏休みの自由研究の回に登場。近現代の紐を手で引くタイプのランプの個体もいる。
- 村雨の母
- 直立する茶トラの大猫。
- 男子寮での電話の場面で登場。期末試験の点数がまた悪かったら小遣いを減らすと玉緒に発破かける。
教師の家族[編集]
- 秦中荊棘(はたなか いばら)
- 声 - 田中有紀
- 茨木童子。
- 腕を斬られても再生する女鬼。力持ち。
- 元は学園の女教師。『生徒はじ』で既に退職。先生をやっていたので秦中・神酒家にあって普通人。
- 飯綱の妻。凛太郎の姉(五女)。
- 妊娠して実家に帰省。次子(四人目)は鬼が生まれると診断されている。
- 秦中咲鬼(はたなか さき)
- 声 - 潘めぐみ
- 飯綱と荊棘の長女。凛太郎の姪。
- 母親似の怪力鬼。
- 夏休みは母が帰省したなか父と遊ぶ。弟壱号、弟弐号と呼ぶ。
- 結婚したい男性は年収一千万以上の幼いのにしっかりというかチャッカリしている。
- 秦中加前(はたなか かまえ)
- 声 - 田村睦心
- 同じく長男で凛太郎の甥。鎌鼬。
- やはり父の飯綱に遊んでもらう。ビデオゲームのRPGごっこが好き。
- 秦中太一(はたなか たいち)
- 声 - 藤咲野々花
- 同じく鎌鼬の幼児。
- 太や一の字が名前に付くが次男。まだ人間体になるのは難しく、また上手く喋れない。
- 神酒の母
- 声 - 榊原良子
- 巨大な酒呑童子。陰陽師・晴明(せいめい)により部屋に封印されていた。
- 角が三つある。凛太郎曰く「家族で一番の問題児」。
- 神酒虎子(みき とらこ)
- 声 - 鳥越まあや
- 神酒の姉(長女)
- 帰省した神酒に妓楼の仕事を手伝わせる。凛太郎は実家は(甥や姪の)教育に良くないと考えている。
- 秦中の父
- 親バカならぬ爺馬鹿の祖父。孫の扱いが悪いと幼稚園にも怒鳴り込む。
神佛・聖獣[編集]
- 白虎(びゃっこ)
- 秋(光)を司る聖獣。
- 京都への修学旅行の際に登場。
- 麻呂眉を描いた中性的な顔、前近代の中国人道士のような服装。主人公を憎んでいる。
- 雷を発生させる。堕落神の尾形兄弟を圧倒する威力でレベルが段違い。
- 玄武(げんぶ)
- 冬(水)を司る聖獣。
- 同じく修学旅行で登場。スキンヘッドで大蛇を首に巻いている。見た目はともかく、四神のうちで唯一の常識人。
- 大量の水を出現させ、水圧で圧殺する。元々深海に棲む前田と、水を弾き返し凍らせてしまう富士には通用しない。
- 青龍(せいりゅう)
- 春(木)を司る聖獣。
- 片眼鏡を掛けている。修学旅行では京都の不味い店を紹介する。
- 植物を自在に操れる。蔓も枝も切ってしまう秦中や、操る植物を無力化するマリリンにはすこぶる相性が悪い。
- 朱雀(すざく)/烏丸蘭丸(からすま らんまる)
- 声 - 森久保祥太郎
- 烏天狗。
- 夏(炎)を司る聖獣から妖怪に堕とされた。
- 色々な悪だくみをする「烏天狗団」の隊長。
- 覗きや空き巣が得意。理事長の家や清明の寮に屡々侵入して、中にある変な物を失敬する。
- 学園祭では「脱出ゲーム」で時間切れ失格。セーラー服姿を罰ゲームで晴明に写真撮影された。
- 火焔噴射を冷気で消火し、煮えたぎる溶岩流も雪氷で凍結してしまう雪女の富士は天敵。
- 烏丸梵丸(からすま ぼんまる)
- 声 - 加藤渉
- 同じく烏天狗。
- 「烏天狗団」の副隊長。晴明の動向を探り、窃盗や誘拐など悪事を企む。
- 空を飛べる。
- 茶髪で縁なし眼鏡を掛ける。 顎に無精ひげが残っている事があり晴明の教え子たちから「キモおやじ」と悪口を言われる。
- 水道料金の節約のためユニットバスに三人で入り、湯を少なく遣う
- 恵比寿 夷三郎(えびす いざぶろう)
- 声 - 木村良平
- 福の神。
- 妖神交流で臨時教師として来校。
- 佐野や尾形兄弟ら堕落神の様子調査も兼ね、参組の副担任になる。
- 一房だけ垂らした髪をおさげに編んでいる。
- 昔まだ幼い佐野を連れ京都に来ていたとき、高校生だった神酒と秦中を見て「妖怪どもめ」と吐き捨て不愉快な様子だった。
- 佐野より低身長(170cm)なのを気にしている。
土着妖怪[編集]
- 主(ぬし)
- 声 - 観世智顕
- 人面魚。
- 放置されたプールに棲む。
- 河童
- 人面魚の手下たち。緑色でずんぐりむっくり。
- 体育祭では大きなうちわで応援する。
- ムニエル斎藤
- やはり人面魚だったが柳田の飼育下で人間体に進化を遂げた。
- 学校から独立し、今は教育評論家。晴明も後学の為に著作を読んでいる。
- 夏休みの最後の日に宿題をやろうとする泥田をマンドラゴラと実況し、批判的なコメントをする。
- 朱の盤(しゅのばん)[12]
- 逢う人間を驚かせ魂を奪う。
- 見越し入道[13]
- 古い家屋の内外に出現し、やはり人間を驚かす。目が合うたびに大きくなる、女性個体もいる。
- 人面岩
- 「烏天狗団」が召喚した岩妖怪。
- 刺のある球体で転がりながら相手を刺し潰す。
- 黒セーラー服
- 謎の怪異。林間学校の階段や化粧室に出現した。おかっぱ頭の女子だが顔がよく見えない。
- 清明にしか見えない。村雨は足音のみ感知した。
- 座敷童子(ビルディング童子)
- 声 - 小山内怜央
- 都市部に居る座敷童子。百貨店に赤い着物で出現。目のくりっとした幼女。
- 火事から晴明に助けられる。
- 本田言葉(ほんだ けとば)
- 声 - 菊池通武
- 本幽霊。
- 古本屋に出現。呪いの自作を晴明に読ませて、実現化させる。
- 獅子舞
- 声 - 虎島貴明
- 京都の妖怪横丁に出現。神酒の実家に招かれた清明を食べようとした。
- 一ツ目
- 声 - 天海由梨奈
- 同じく京都に出現。
- 羅生鬼
- 声 - 谷江玲音(兼役)
- 下に同じ。
- テケテケ[14]
- 声 - 福島潤
- 上半身しかなく、高速で屋根の上や空中を移動できる怪異。
- 薮入りで帰省する丁稚小僧のような帽子を被り、深緑に唐草模様の風呂敷を背負っている。学園内のループ通路を使い日本本土へ乗り込んだ。
- 蔵にある貴重なモノを盗み出そうとする。
- 火車/魍魎(かしゃ)[15]
- 声 - 神戸光歩
- 妖怪列車の回に登場。
- 猫が回す二輪車。
- 列車に人間や堕落神を引き込み魂を奪う。純粋な妖怪の鎌鼬らには用がなく列車外に放り出す。
- 影
- 妖怪列車の車内販売(売り子)。黒い女性の影で火車が操る。食堂車の乗客や運転手、巨大な手の車掌も実体が無い。
- 蜃(しん)
- 蜃気楼。
- 二枚貝の怪異。宿直当番の回に登場。
- 幻覚の中に人間を取り込んで悲鳴を喰らう。晴明の繰り出す退魔の術で焼かれそうになり逃亡。
- 小豆洗い
- 同じく教師宿直回に登場。食堂の米・小麦・麺を全て小豆に替えてしまう。
学園周囲・特殊キャラ[編集]
- 山崎 誠(やまざき まこと)
- 声 - 前野智昭
- ドッペルゲンガーのお巡り。
- ミイラのように顔や足に包帯を巻いている。
- 明先生や彼が面倒を見てる孤児たちと親しい。片や暗とは意見が合わない。
- 生徒たちや教師に化けられる。化けた妖怪の能力もコピーできる。ただし、自分が会ったことのない人間や妖怪(ネッシーなど)には化けられない。
- 「烏天狗団」の起こした事件やテケテケ騒動では真面目に出動している。
- 小さいおじさん
- 声 - 柳原哲也
- 物語を一旦止め、妖怪の説明などを読者(視聴者)にする。
- マンドラゴラ
- 声 - 島袋美由利、森永千才(マシュマロ)、遠野ひかる(のり子)、木村太飛(カズ夫)
- 大根に似た丸っこい妖怪。
- マシュマロは体育祭でリタイヤした神酒のかわりに、実況のピンチヒッターを務める。
- マンドラ警察官1、2
- 声 - 金田朋子、森楓
- 赤い一反木綿が駆動するリアカー(島のパトカー)に乗る。
- CHIMIもうりょう’z(ちみもうりょうず)
- 小古曽が参加している男性アイドルの四人組ユニット。
- 天探女(SAGURU)の他、リーダーの魚人(SUUSHI)、三ツ目小僧(YOSHITO)、独眼鬼(KUNI YOSHI)。
- 隠している本性は順に「ビビり」「ネガティブ」「非科学的」「ボーイズラブ」
その他[編集]
- 隊長
- 声 - 川上晃二
- 消防隊長。
- 山本
- 声 - 野関貴広
- 消防隊員。
- 不良
- 声 - 彼方環
- アニメ第1話登場。
- 女子高生
- 声 - 森なな子
- アニメ第4話登場。
- オバチャン
- 声 - 斉藤貴美子
- アニメ第4話登場。
- ナンパ男1、2
- 声 - 森永彩斗、野関貴広
- アニメ第5話登場。
- アナウンサー
- 声 - 大木咲絵子
- アニメ第9話登場。
- 中学生
- 声 - 森永彩斗
- アニメ第9話登場。
- 美女
- 声 - 仁見紗綾
- アニメ第12話登場。
- 店員
- 声 - 福積沙耶
- アニメ第12話登場。
- 記者
- 声 - 粕谷雄太
- アニメ第14話登場。
- 月刊誌『オカルトパラダイス』の取材編集者。
- 岩手県にある座敷の実家(民宿)が妖怪が出るスポットと聞き取材に来る。
- 後日、清明の写真を「妖怪にやられた姿」として特集記事で載せる。
- 科学者
- 声 - 坂田将吾
- アニメ第14話登場。
- 記者に同伴した妖怪を信じないヒョロガリの学者。
- 度の強い眼鏡をかけ、「~だがね」と名古屋弁のような口調で話す。
- 従者A、B
- 声 - 森久保祥太郎、福山潤
- アニメ第15話登場。
- 神酒の隣人(中国人) / 隣のおじいさん
- 声 - 藤原聖侑
- アニメ第16話登場。
- 捕獲した秦中太一(神酒の甥。鎌鼬の幼体)を煮て喰おうとする。
- アナウンス
- 声 - 森永彩斗
- アニメ第19話登場。
用語一覧[編集]
- 百鬼学園(ひゃっきがくえん)
- 妖怪の学校。東京湾からはるか南の孤島「百鬼学園島」にある。六階建てで体育館やプールなどもある。主人公が勤めるのは男女共学の高校。
- 教職員寮・男子寮・女子寮がある。
- 日本本土にワープで行き来できる隠し通路があり、実家からの通学・通勤者、授業参観に来る父兄たちが使っている。
- 妖怪
- 動物妖怪・無機物妖怪(化け茶釜のような人工的な道具などが変異したものと鬼火のような自然発生した物の二種類がある)・人型妖怪・その他(植物・架空生命体など有機物で人獣魚禽の体型でない。参組では麻桶毛が該当)に分類される。
- 神
- 高天原に住み、下界(人間界および妖怪世界)に降りてくる事がある。晴明たち陰陽師らの退魔術は神にも効く場合がある。
- 妖神交流という方針があり、神が不定期に妖怪学校で臨時教職員を務める。神か妖怪かは見た目では判らない。
- ほかに悪魔という種族があり、作中でデーモン学園という高校が存在している。
単行本[編集]
スクウェア・エニックス〈Gファンタジーコミックス〉より発売。
巻数 | 初版発行日 | ISBN | 備考 | サブタイトル | ||
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2015年5月22日(2015年5月22日発売) | ISBN 978-4-7575-4661-5 |
|
テレビアニメ[編集]
2024年10月より放送。
各話リスト[編集]
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 |
---|---|---|---|---|---|---|
第1話 | ようこそ百鬼学園へ! | 赤尾でこ | 小野勝巳 | コークン | 古矢好二、阿形大輔、青野厚司、熊谷勝弘 柳瀬譲二、李文龍、孫一銘 |
濱口漠 |
第2話 | 身体測定は命がけ!? | 小坂春女 | 相馬満、熊谷勝弘、斎藤美香、青野厚司 阿形大輔、渡部桂太、伊藤真奈美 |
相馬満 | ||
第3話 | 大混乱!神酒先生の妖怪学!! | 相馬満 | 殿勝秀樹 | Lee Jaeho、Jo Sohyeon Yoo Hyosang、Son Seona Jeong Uyeong |
愛媛須田子 | |
第4話 | 晴明に取材!? 妖怪テレビがやってきた! |
永井千晶 | 小野勝巳 | 前園文夫 | AN YEONGYU JO SOHYEON SON SEONA MIN HYUNSUK AN HYUJEUNG |
愛媛須田子 郷敏治 渡部裕子 |
第5話 | そうだ、先生の実家行こう。 | 赤尾でこ | 齊藤啓也 | コークン | Cho Sohyeon Son Seonah Jeon Byeong-jun Park Shin-jun | |
第6話 | 妖怪学校体育祭!!〜開会〜 | 山﨑立士 | 西山祐樹 | 小林雅、吉岡敏幸、リコー、李文龍、孫一銘 | 柳瀬譲二 | |
第7話 | 妖怪学校体育祭!!〜決着〜 | 齊藤啓也 | 高山秀樹 | Yoo Hyosang Jo Sohyeon Jeong Uyeong 伊藤真奈美 | ||
第8話 | 雨明と桃山さんと裸祭 | 吉田伸 | 筑紫大介 | 青野厚司 阿形大輔、小林雅 澤井真紀 早川ナオミ 古矢好二、瀬戸良兼 | ||
第9話 | 助けて晴明君!動物妖怪誘拐事件!! | 永井千晶 | 小坂春女 | コークン | AN YEONGYU SON SEONA MIN HYUNSU KAN HYUJEUNG 伊藤真奈美、小林雅 |
柳瀬譲二 愛媛須田子 |
第10話 | 恐怖の林間学校 | 望月清一郎 | 山﨑立士 | 高山秀樹 | Kim Igyeon Jo Sohyeon Park Eunyoug Song Geunsik |
郷敏治 |
第11話 | 地獄の三者面談! | 赤尾でこ | 齊藤啓也 | 神谷マキ | Jeon Byeong-jun Park Shin-jun Kim Ikyeon Son Seonah | |
第12話 | 東京晴明大捜索!! | 吉田伸 | 髙田昌豊 | 古矢好二、澤井真紀 早川ナオミ 瀬戸良兼、李文龍 孫一銘 |
熊谷勝弘 | |
第13話 | 呪いの古本 | 赤尾でこ | 島崎奈々子 | 西山祐樹 | 早川ナオミ、小林雅、吉岡敏幸 青野厚司、澤井真紀、阿形大輔 李文龍、孫一銘 |
柳瀬譲二 |
第14話 | 座敷さん家の民宿 | 望月清一郎 | 齊藤啓也 | 近藤伸隆 | AN YEONGYU SEUNG MYEONGGE SON SEONA MIN HYUNSUK AN HYUJEUNG |
愛媛須田子 |
第15話 | 安倍晴明と酒呑童子 | 吉田伸 | 山﨑立士 | 神谷マキ | 早川ナオミ、李文龍、孫一銘、郷敏治 愛媛須田子、伊藤真奈美 |
柳瀬譲二 |
第16話 | 百鬼学園島大追跡!! | 永井千晶 | 小坂春女 | 宮田亮 | IS form Goeun Bitna 權恩珠 金仙渼 金ジナ 道林秀 Bae JeongA 宋俊曄 李敏智 李昭賢 李睿潾 柳然晙 HEO jeong hwa 黃秀嬪 廣瀬督 |
尹秀斌 |
第17話 | 夏だ!海だ! あれ?もう八月三十一日だ… |
赤尾でこ | 石山タカ明 | 近藤伸隆 | 早川ナオミ 阿形大輔 吉岡敏幸 |
郷敏治 古矢好二 |
第18話 | 臨時教師の恵比寿先生 | 望月清一郎 | 齊藤啓也 | 高山秀樹 | Park Shin-jun、Choi Jeong-hwa Han Mi-ok、Park Joo-hyun Beak yeon-ju、Cho Hyeonji Kim Ikyeon、Park Eunyeong 伊藤真奈美、中尾香奈美、小林雅 |
愛媛須田子 |
第19話 | 妖怪電車にようこそ | 吉田伸 | 齊藤啓也 | 宮田亮 | Kim Kiyeop、An Hyojeong Yun Seongyu、An Yeongyu Park Shinjun、Choi Jeonghwa Han Miok、Beak Yeonju、本舘耐 |
柳瀬譲二 |
第20話 | 夜行文化祭 | 吉田伸 | もりたけし | 神谷マキ | SEUNG MYEONGGE、SON SEONA MIN HYUNSUK、AN HYUJEUNG 小林雅、伊藤真奈美 |
愛媛須田子 |
脚注[編集]
- ↑ トーヤ・アレクシス(カナダの歌手)他
- ↑ 「animate Times」(2024年10月22日 19:00)
- ↑ 「情報」が正規の教科になるのは2025年。
- ↑ アニメ2期・第18話。
- ↑ 作者公式twitter(現・X)でクラス3位の設定。カンニングも可能な(超視力と巨顔化)学級委員2人に次ぐ。
- ↑ Gファンタジーコミックス15巻・表紙など。
- ↑ アイヌ語ではbとpを区別しないため日本語では「コロボックル」表記もあり
- ↑ アニメ二期OP。
- ↑ 修学旅行下見回で神酒の発言(アニメ第11話)ほか。
- ↑ 蛇妖怪は洋の東西を問わず(『古事記』ほか)両性説がある。
- ↑ 日本昔話『たのきゅう』
- ↑ 「ゲゲゲの鬼太郎」の朱の盆に相当。古典文献では「ばん」が多い。
- ↑ 同様に「見上げ入道」に相当。
- ↑ 「地獄先生ぬ~べ~」では「てけてけ恠(かい)」
- ↑ 平清盛が遭遇した「火の車」とは全く別の妖怪。
外部リンク[編集]
- 妖怪学校の先生はじめました! | Gファンタジー | SQUARE ENIX
- 妖怪学校の先生はじめました! (@yohaji_official) - X(旧Twitter)
- 妖怪学校の生徒はじめました! - pixivコミック
- 妖怪学校の先生はじめました! - pixivコミック
- TVアニメ『妖怪学校の先生はじめました!』公式サイト
- TVアニメ『妖怪学校の先生はじめました!』公式 (@yohaji_anime) - X(旧Twitter)
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