職員室
ナビゲーションに移動
検索に移動
職員室(しょくいんしつ)とは、学校の設備の一つ。教務室(きょうむしつ)という呼び方をするところもある。
概要[編集]
学校教職員が執務を行う部屋。授業で使用する教材の準備、テストの採点、クラス担任を受け持つ教師であれば学級通信の作成などを行う他、特別教室の鍵の管理なども行っている。
防災コントロール設備があり、火災報知器が押された場所或いは煙感知センサーが反応した場所が一目で分かるようになっている他、不審者が侵入した際に使用する防犯用具や監視カメラのモニターが置かれている所もある。空調設備が各教室に整備された学校では空調の中央制御盤も置かれ、各教室の温度設定を一括管理している。
災害時の情報収集用として地上波テレビ放送が視聴できるようになっている他、一般家庭にも置かれている防災行政無線の受信機も設置されている。
学校によっては校舎玄関から入った来訪者は必ず職員室前を通るように動線が組まれている所もある。
児童・生徒が職員室に入るのは主に提出物の引き渡しと特別教室の鍵の貸渡し、説諭を受ける時など。中学校以上では定期考査期間開始1~2週間前になると試験問題の流出を防ぐため職員室へ生徒が立ち入ることは禁止される。